Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディの研磨作業

2018-09-09 21:46:17 | Ferrari 126C Turbo
本日の山陰はまた雨でした
まあ涼しくて良いのですけどね〜
雨が強過ぎていつもの収穫も出来ませんでした。
制作の途中で家内からイチジクの収穫の要請が有りました、イチジクのパフェの大量注文が有りましてね本日使用する量を遥に越えてしまったらしいです・・・仕方が無いので雨が小雨の時を狙って収穫に行って来ました。
意外と良いのが沢山有ってこれも自然の恵みですかね〜!

アトリエに戻って外を見ますと・・・何やら大きな物体が動いていました・・・???
なんと鷺が遊びに来ていました・・・近くで見ますとかなり大きいですね〜
普段は臆病なのか近づくとすぐに逃げてしまうのですが・・・向こうもこっちを観察しながら散歩しておりました。

そして本日は厨房のK子さんがお休みですのでお昼前からは厨房係です。
少し前にTVや本にご紹介を頂いたのでこの1週間位はず〜っと忙しい日々が続いています。
さすがにダブルでご紹介を頂きますと凄いです、本当に有り難い事ですね。
最後には私の昼食のご飯も無くなってしまう有様でした・・・。

そして午後からは制作を開始致しますが、ちょっとした探し物をしていましたら・・・
お宝を見つけてしまいました・・・そう言えば最近見てなかったですね。
これらは全てルックスマートジャパンの頃の初期型のフェラーリF40のモデルカーですね。
私がモデラーになった頃には既に完売しておりまして、入手は出来ませんでした。
ヤフオクやショップさんのセカンドハンドでコツコツ収集した物です。
凄い特殊なF40も有りますがこのノーマルのF40が一番好きなんですよね。


午後2時頃からはやっと制作に戻れました。
いよいよボディの研磨に移ります
まずはリアウイングの翼端板からですね
デカールが角の部分まで貼られていますのでこう言う場合は注意しないと下地を出してしまう事が有ります。

次はフロントノーズです
これは難易度は低いですがカーナンバーの2の下側の部分が丁度角の部分に有りますのでここは注意ですね。
オリベッティだったかな・・・このデカールの様に真中に有る物はまだ楽ですね(笑)
ただ今は2000番で研磨中です。

番手を上げて3000番のバフレックスです
まだ大丈夫そうですね〜
この先の事を考えますともう少し追い込んでおきたい所です。

調子が出て来た所で
次はアッパーカウルですね
まずは2000番で研ぎます
エアのアウトレットの部分に塗料が溜まっているのがよくわかります
この部分に恐れていてはウレタンは使えません、1500番に番手をおとしてこの部分だけ研磨しましょう。

そして再び2000番に戻して全体を研磨しましょう
アウトレットの部分などは2000番だけでは削れないので1500番とか1200番くらいまで落として研磨しても良いでしょう。
その後に再び2000番で全体を研いでおけば良いのです。

ここでシャーシに載せてみましょう
やはり心配なんですよね〜
塗料によるフィッティングの変化がね〜。
何度か途中で確認しますがやはり少しずつ変わってきます・・・その他日に調整します。

次に研いだのはフロントウイングです
このウイングは研いた洋白板ですがデカールを貼ってウレタンクリアーでコートしております
中研ぎをして再びクリアーを塗ります
つまり段が一度のクリアーでは取り切れていないという判断をしました
無理に研いてもデカールが削れますと困りますからね(笑)

再びリアウイングの翼端板を研磨しますがこれ以上研磨しても下地が出そうなので
再びクリアーを塗らなければならないか判断しなければいけなくなりました。
ウ〜ン難しい判断ですね。
クリアーは厚くしたくない・・・

色々考えましたがこれ以上は難しそうなので
少しクリアーを塗る事にしました
さらっと塗ったらもう平面が出ましたのでこれでやめておきます。

ついでにフロントウイングも塗っておきます
中研ぎをしていますので深く的簡単に平面が出ますね。
これなら仕上げで磨いてもそう時間はかからないかもしれません

次はアッパーカウルをラプロスの8000番で磨きます
少々艶が戻ってきているのがわかりますね〜
ここは丁寧な作業を要求されます

ラプロスの8000番で磨いたフロントノーズを3Mのハード1で磨きました
もうすでにピカピカですね〜

メインのカウルに行きたいところですが・・・
ここで残念な報告があります
リアウイングのステーを組みましたが
その構造に無理がありましてリベットがかなり目立ちます
他の方法を考えるためにこの部品を一旦アセトンに浸けて分解いたしました。


明日はこの作業の続きとメインのカウルの磨きを行います