本日の山陰は曇りで気温は低めかな・・・
曇りと言っても雨が降りそうな感じでは無く比較的明るい空でしたね。
皆さん今日からまた仕事が始まった事と思いますが・・・如何でしたか?
久しぶりに仕事をされる方が多いと思いますが自然にいつものペースに戻して下さいね。
私の方は昨日から本格的に仕事を始めていますが、やっぱりいつも仕事をしていた方が楽しいですね。
今の仕事は嫌いな仕事ではないから嫌だな〜と言う感じが無いのでしょうね。
もう二日目にしていつものペースに戻った様な気がします・・・
今から考えますとサラリーマンの時は大変だった様な気がします、我慢する事が多過ぎましたね(笑)
60歳で定年したら新しい事に取り組んでみるのも良いのかもしれません、少し頑張ったらもう15年くらいは今度は自分の好きな仕事で働けるかもしれませんから・・・。
さてその仕事です。
昨日まででカウルの内側の大きめのパーツや心配していた部分は何とか山を越えた様な気がします。
まだ配管や配線が多少有りますがまあそれらはカウルに干渉する様な物では有りませんので大丈夫でしょう。
今日はコクピットのカウルを磨く所からですね。
2000番のペーパーから研磨作業を開始致します。
クリアーの厚みを削ってゆきますが下地が出ない様に気をつけるのはいつものお約束ですね。
この後ペーパーを細かくしてゆきまして最後はコンパウンドです。
一応ペーパーはいつもの様にバフレックスの3000番ラプロスの8000番で研磨します。
コンパウンドは3Mのハード1から3Mウルトラフィニッシュで仕上げですね!
磨きますとピカピカになります。
カウルが綺麗になった所で配線や配管などの細かなディティールを追加してゆきます
最初は昨日塗ったロールバーの部分に取付けられたボンベを取付けます
まあ取付けは接着剤で接着しますけどもそれだけでは雰囲気が良く無いですよね、実車がどうやって取付けられているのかわからないのです、実車でボンベをロールバーに取付けるのに接着剤という事は無いでしょうから。
ここで取り出したのがいつものワインキャップです錫の薄板だったと思いますがこれを細くカットしましてベルトの様にして接着します。
実車も金属のベルトの様な物で固定している様な写真が有りますからこれで間違いないのではないかと思います。
樹脂などですと車がクラッシュした時にドライバーの後頭部に飛んで来る恐れが有りますからね・・・ヘルメットはかぶっていますがトムプライスさんの事故の様な事が有るといけませんからここは金属でしょう。
次はラジエターキャップを取付けましょう。
なんでラジエターキャップがエンジンの上に有るのか不思議かもしれませんね。
ラジエターキャップはラジエターの上側に有る物と思っていませんか?
実はそれは間違いでして・・・
エンジンとラジエターの内で高い方に付けるのが原則ですね。
ここから水を入れたりエアーを抜きますので一番高い所に有るのが普通なのです。
国産車の場合はラジエターの方が高い位置に有るので大体はそちらに取付けられています。
312Tの場合はこんな部分ですね。
ラジエターキャップは部品が無かったので当方が作ったエッチング製の部品にクロームメッキを施したものを使いました。
2本の爪の物と4本の爪の物が存在しますが実車は2本なので同じ形状の物を選択しておきます。
爪の位置も実車の写真と同じく前後の向きになる様に接着しておきましょう。
変な所にこだわるのですね・・・(笑)
このラジエターキャップが付いている部分は冷却水のサブタンクになっていまして2本の配管が付けられています。
1本はサブタンクのドレインでしてラジエターキャップから溢れた物を下に逃がす(捨てるとも言いますね)もの、もう1本はエンジン後部の空気が溜まりそうな冷却水の通路からエアーを逃がす物らしいです。
と言うのもこちらの配管には圧が逃げない様にエアロクイップ(?)のジョイントが使われています。
その配管を作ります太さは0.3mmのハンダ線が素材ですね。
ジョイントの袋ナットの部分はアルミパイプの外形が0.6mmの物をカットして使っています。
下の写真でアルミパイプの細切りが通してあるのがわかりますかね??(親指の爪から右に5mmくらいの所です)
かなり細かな部分なのでわかり難いかも・・・
ホースは白、袋ナットの部分はクリアーレッド、ジョイントの部分はクリアーブルーですね。
この配色のジョイントはレースマニアの方なら良くご覧になるのではないかと思います。
元々は航空機用の配管のジョイントと聞いています、信頼性が高いんですよね。
ホースを取付けますとこんな感じになります
普通配管は金属色か黒い物が多いのですが白い配管もなかなか良いですね。
どうかしますと単調な質感になってしまう事が多いのですが実車は結構色々な材質の物で出来ています。
次はこんな色の配管ですよ。
あまり見た事が無いと思われるかもしれませんが・・・
実車ではこんな部分に使われています
恐らく右のリアに有るエンジンオイルのタンクの圧力を逃がすものでブローバイホースと言われる物ですね。
エンジンのクランクケースやエンジンオイルに溜まるガスを逃がす物で耐圧では無いと思いますが耐油性のホースが使われます。
実際には掃除機のホースの様にコイル状の補強が緑色で全体に緑に見えると思いますが・・・さすがにそれを1/43で作りますとオーバースケールですからね〜。
このホースを1/43で配管してみますと・・・
こんな感じになります
黒いサスペンションのマウントの上側はカウルが乗ってきますので下側を通しています、確か実車もこの様な部分を通していますね。
ここでショップさんから連絡が来ました・・・
先ほどのリアサスペンションのマウントですが中央部分にこんな穴が空いているのでそれを作って下さいとお客様から連絡が有ったらしい・・・。
確かに上の写真を見ますと穴の位置が違いますね〜
そう思って予備のキットを見てみますと・・・穴の位置が違うのですよね。
まあ実車写真と見比べたら確かに違うのです・・・と言うかキットの穴は意識して付けた穴(凹み?)かどうかよくわからないくらいの穴なのです。
まあ下の写真をご覧になったらご理解を頂けるかも・・・(笑)
まあせっかくオーダーをして頂いている作品ですからね何とかするのはプロのお勤めですよね。
もう取付けている部品に穴を開け、また余分な部分の穴も埋めてごちゃごちゃしているエンジンルームの部品にマスキングをして塗り直すのはなかなか大変ですね。
まず配置を決める為にマスキングテープをカットした物を貼ってポンチを打ちます。
そして0.4mmの穴を開けてみました・・・
ちょっと穴が小さいみたいなので0.5mmに拡大します
下の写真は0.5mm塗装と色を考えますともう少し大きな方が良いかな・・・
結局0.6mmの穴にしてみました。
元有った穴はポリパテで塞ぎます
本当は瞬間接着剤系のパテで埋めますと仕事が速いし楽かもしれませんが・・・まだ耐久性は?なので私は使っていません。
ポリパテは実車でもう何十年と使われていますので耐久性の方は問題無いと判断しております。
次は左のオイルクーラーからオイルタンクまでの配管を取り付けておきましょう
多分オイルクーラーからタンクへの戻りの物でしょう。
タンクとのつなぎ目はアルミ管で作ったジョイントを入れておきました。
ただ刺しておくだけではちょっと寂しいでしょう。
さてパテを研ぎます
こんなに狭い場所のパテを研ぐのはなかなか難しいですね
パテの粉も掃除しないといけませんしね〜
下地が出ますとサフも塗らなければなりませんし・・・なるべくサフは塗りたく無いですね。
パテは何とか綺麗に研げましたので・・・
次は補修塗装です
実車と同じく余分な部分に塗料が飛ばない様にマスキングが綺麗な仕上がりのカギになりますね〜
補修塗装完了です。
如何でしょうか??
初めからこの穴だった様に見えますかね?
本来この穴の周囲には穴の周囲の強度を出す為のカエリの部分が有ります
しかしながらそれを再現しますとカウルがこの部分に乗ってしまうので干渉するのです。
穴の周囲の盛り上がった部分は省略します。
まあカウルの厚みまでは1/43にならないですからね〜。
今日は随分制作が進んだ様な気がします、もういつものペースに戻りましたね〜。
これなら今夜は美味しいお酒を頂く事が出来そうです・・・また飲むのか??って言う話も有りますが(笑)
明日は定休日ですが明日あたり完成〜!!と言いたいですね(笑)
曇りと言っても雨が降りそうな感じでは無く比較的明るい空でしたね。
皆さん今日からまた仕事が始まった事と思いますが・・・如何でしたか?
久しぶりに仕事をされる方が多いと思いますが自然にいつものペースに戻して下さいね。
私の方は昨日から本格的に仕事を始めていますが、やっぱりいつも仕事をしていた方が楽しいですね。
今の仕事は嫌いな仕事ではないから嫌だな〜と言う感じが無いのでしょうね。
もう二日目にしていつものペースに戻った様な気がします・・・
今から考えますとサラリーマンの時は大変だった様な気がします、我慢する事が多過ぎましたね(笑)
60歳で定年したら新しい事に取り組んでみるのも良いのかもしれません、少し頑張ったらもう15年くらいは今度は自分の好きな仕事で働けるかもしれませんから・・・。
さてその仕事です。
昨日まででカウルの内側の大きめのパーツや心配していた部分は何とか山を越えた様な気がします。
まだ配管や配線が多少有りますがまあそれらはカウルに干渉する様な物では有りませんので大丈夫でしょう。
今日はコクピットのカウルを磨く所からですね。
2000番のペーパーから研磨作業を開始致します。
クリアーの厚みを削ってゆきますが下地が出ない様に気をつけるのはいつものお約束ですね。
この後ペーパーを細かくしてゆきまして最後はコンパウンドです。
一応ペーパーはいつもの様にバフレックスの3000番ラプロスの8000番で研磨します。
コンパウンドは3Mのハード1から3Mウルトラフィニッシュで仕上げですね!
磨きますとピカピカになります。
カウルが綺麗になった所で配線や配管などの細かなディティールを追加してゆきます
最初は昨日塗ったロールバーの部分に取付けられたボンベを取付けます
まあ取付けは接着剤で接着しますけどもそれだけでは雰囲気が良く無いですよね、実車がどうやって取付けられているのかわからないのです、実車でボンベをロールバーに取付けるのに接着剤という事は無いでしょうから。
ここで取り出したのがいつものワインキャップです錫の薄板だったと思いますがこれを細くカットしましてベルトの様にして接着します。
実車も金属のベルトの様な物で固定している様な写真が有りますからこれで間違いないのではないかと思います。
樹脂などですと車がクラッシュした時にドライバーの後頭部に飛んで来る恐れが有りますからね・・・ヘルメットはかぶっていますがトムプライスさんの事故の様な事が有るといけませんからここは金属でしょう。
次はラジエターキャップを取付けましょう。
なんでラジエターキャップがエンジンの上に有るのか不思議かもしれませんね。
ラジエターキャップはラジエターの上側に有る物と思っていませんか?
実はそれは間違いでして・・・
エンジンとラジエターの内で高い方に付けるのが原則ですね。
ここから水を入れたりエアーを抜きますので一番高い所に有るのが普通なのです。
国産車の場合はラジエターの方が高い位置に有るので大体はそちらに取付けられています。
312Tの場合はこんな部分ですね。
ラジエターキャップは部品が無かったので当方が作ったエッチング製の部品にクロームメッキを施したものを使いました。
2本の爪の物と4本の爪の物が存在しますが実車は2本なので同じ形状の物を選択しておきます。
爪の位置も実車の写真と同じく前後の向きになる様に接着しておきましょう。
変な所にこだわるのですね・・・(笑)
このラジエターキャップが付いている部分は冷却水のサブタンクになっていまして2本の配管が付けられています。
1本はサブタンクのドレインでしてラジエターキャップから溢れた物を下に逃がす(捨てるとも言いますね)もの、もう1本はエンジン後部の空気が溜まりそうな冷却水の通路からエアーを逃がす物らしいです。
と言うのもこちらの配管には圧が逃げない様にエアロクイップ(?)のジョイントが使われています。
その配管を作ります太さは0.3mmのハンダ線が素材ですね。
ジョイントの袋ナットの部分はアルミパイプの外形が0.6mmの物をカットして使っています。
下の写真でアルミパイプの細切りが通してあるのがわかりますかね??(親指の爪から右に5mmくらいの所です)
かなり細かな部分なのでわかり難いかも・・・
ホースは白、袋ナットの部分はクリアーレッド、ジョイントの部分はクリアーブルーですね。
この配色のジョイントはレースマニアの方なら良くご覧になるのではないかと思います。
元々は航空機用の配管のジョイントと聞いています、信頼性が高いんですよね。
ホースを取付けますとこんな感じになります
普通配管は金属色か黒い物が多いのですが白い配管もなかなか良いですね。
どうかしますと単調な質感になってしまう事が多いのですが実車は結構色々な材質の物で出来ています。
次はこんな色の配管ですよ。
あまり見た事が無いと思われるかもしれませんが・・・
実車ではこんな部分に使われています
恐らく右のリアに有るエンジンオイルのタンクの圧力を逃がすものでブローバイホースと言われる物ですね。
エンジンのクランクケースやエンジンオイルに溜まるガスを逃がす物で耐圧では無いと思いますが耐油性のホースが使われます。
実際には掃除機のホースの様にコイル状の補強が緑色で全体に緑に見えると思いますが・・・さすがにそれを1/43で作りますとオーバースケールですからね〜。
このホースを1/43で配管してみますと・・・
こんな感じになります
黒いサスペンションのマウントの上側はカウルが乗ってきますので下側を通しています、確か実車もこの様な部分を通していますね。
ここでショップさんから連絡が来ました・・・
先ほどのリアサスペンションのマウントですが中央部分にこんな穴が空いているのでそれを作って下さいとお客様から連絡が有ったらしい・・・。
確かに上の写真を見ますと穴の位置が違いますね〜
そう思って予備のキットを見てみますと・・・穴の位置が違うのですよね。
まあ実車写真と見比べたら確かに違うのです・・・と言うかキットの穴は意識して付けた穴(凹み?)かどうかよくわからないくらいの穴なのです。
まあ下の写真をご覧になったらご理解を頂けるかも・・・(笑)
まあせっかくオーダーをして頂いている作品ですからね何とかするのはプロのお勤めですよね。
もう取付けている部品に穴を開け、また余分な部分の穴も埋めてごちゃごちゃしているエンジンルームの部品にマスキングをして塗り直すのはなかなか大変ですね。
まず配置を決める為にマスキングテープをカットした物を貼ってポンチを打ちます。
そして0.4mmの穴を開けてみました・・・
ちょっと穴が小さいみたいなので0.5mmに拡大します
下の写真は0.5mm塗装と色を考えますともう少し大きな方が良いかな・・・
結局0.6mmの穴にしてみました。
元有った穴はポリパテで塞ぎます
本当は瞬間接着剤系のパテで埋めますと仕事が速いし楽かもしれませんが・・・まだ耐久性は?なので私は使っていません。
ポリパテは実車でもう何十年と使われていますので耐久性の方は問題無いと判断しております。
次は左のオイルクーラーからオイルタンクまでの配管を取り付けておきましょう
多分オイルクーラーからタンクへの戻りの物でしょう。
タンクとのつなぎ目はアルミ管で作ったジョイントを入れておきました。
ただ刺しておくだけではちょっと寂しいでしょう。
さてパテを研ぎます
こんなに狭い場所のパテを研ぐのはなかなか難しいですね
パテの粉も掃除しないといけませんしね〜
下地が出ますとサフも塗らなければなりませんし・・・なるべくサフは塗りたく無いですね。
パテは何とか綺麗に研げましたので・・・
次は補修塗装です
実車と同じく余分な部分に塗料が飛ばない様にマスキングが綺麗な仕上がりのカギになりますね〜
補修塗装完了です。
如何でしょうか??
初めからこの穴だった様に見えますかね?
本来この穴の周囲には穴の周囲の強度を出す為のカエリの部分が有ります
しかしながらそれを再現しますとカウルがこの部分に乗ってしまうので干渉するのです。
穴の周囲の盛り上がった部分は省略します。
まあカウルの厚みまでは1/43にならないですからね〜。
今日は随分制作が進んだ様な気がします、もういつものペースに戻りましたね〜。
これなら今夜は美味しいお酒を頂く事が出来そうです・・・また飲むのか??って言う話も有りますが(笑)
明日は定休日ですが明日あたり完成〜!!と言いたいですね(笑)