本日の山陰も比較的穏やかでした、が昨夜というか早朝にはかなり強い風と共に雨も降りましたね。
1時間ほどだったでしょうか・・・安普請の我が家は揺れていました(笑)
目が覚めるくらい酷く風が吹き雨がバラバラと自宅の壁を打ち付けていました。
幸にして5時半くらいには風も収まりまして雨も止みましたが・・・春一番だったんでしょうかね〜!?
春先にはよくある事なのですがちょっと酷かったですね。
出勤時には道路も乾いてきていまして所々に水溜りが有るくらいでしたので今日は畑の玉ねぎの草取りを完了してしまいましょう。
昨日の写真の左側の部分・・・玉ねぎ畑の草取りを本日完了しました。
明日は施肥とイチジクの剪定ですね〜明後日は100%雨らしいので・・・明日まででなんとか終わらせたいです。
そして厨房係・・・今日は昨日の忙しさに懲りてS百合さんにヘルプをお願いしました。
S百合さんもせっかくのお休みなのでゆっくりしたいと思いますが・・・申し訳ないな〜。
お陰で私は早めの厨房係終了です・・・
さて今日はゴールデンアローですね。
前回はボディカラーを塗ったけどメタリックの塗装なので下地の凹凸がよく見えてしまい・・・もう一度ペーパーをかけたところまでご紹介をしていたはずです。
もう一度確認してボディカラーを塗っています。
幸いなことにボディカラーは多めに調色してありますから何度でも塗れます(笑)
タッチアップが発生しても多分大丈夫かな〜。
下の写真では少し赤みが強いゴールドになっていまして・・・多分照明の具合だと思います。
こちらの下の写真が比較的近いと思いますね。
少しシルバーっぽいゴールドです。
ボディカラーが入りますと次はデカールですね。
このモデルは元々完成品だったので未使用のデカールは付いてないのです。
なので作らなければなりませんでした、完成品のミニカーには確かテールエンドのフィンの部分に英国国旗が取り付けられていたと記憶していますが・・・それ以外にはデカールはなかったと思います。
しかし、Lさんから頂いた画像の中にドライバーの後ろ側に何やら文字が入っているのを確認しましたがこれがいつの写真なのかよくわかりません。
スピードトライヤルをした時の写真なら良いのですけどね・・・。
レストアされた博物館の実車写真には取り付けられていないのですが古いモノクロの写真にはこんな感じで写っているのです。
でもこの写真では何と書いてあるのかよくわからないですね。
で頼りはまたLさんでした。
Lさんにまたお願いして送っていただいたのがこちらです・・・こちらの写真には全体は写っていませんが白いヘルメットのドライバーが乗っている事から走行の前か後に撮られたものかと思われます。
この当時のカメラでは走行中の写真はフィルムの感度が悪かったはずなのでこんなに綺麗には写らなかったはずですから・・・。
面白いのは文字の周囲のボディ色が少し明るい長四角になっている事ですね。
メタリックカラーの上にデカールを貼りクリアーコートしますとデカールのニスがある部分はメタリック塗料が溶けず、周囲のニスがない部分はクリアーのシンナー分で塗料が溶けて色が変化する場合があります。
あの時の感じによく似ています(笑)
私たちがラッカーのメタリック塗料の上にデカールを貼る場合は一旦ラッカークリアーを全体に塗ってメタリック粒の移動をさせてからデカールを貼ってクリアーコーティングをしますとニスの部分が目立たなくなります。
今回はその必要が無いみたいなのでそのままクリアーですね。
一緒に送られてきた写真にはもっと鮮明な物もあります。
現在のロゴには無い字体ですね・・・これまで再現したいのではありますが・・・ただ、1/43に縮小しますとロゴの違いまではわからないかもしれませんね。
ただし私が一番ガッカリしたのがこの写真です・・・
わかりますかね〜??
サイドのタンクが写っていますが・・・
博物館で保管されている個体ではこの様にラジエターのようなフィンは内側の下側にしかついていませんでした。
現役当時のこのタンクにはほぼ全面フィンがついていたのですね〜。
サイドのタンクはせっかく塗りましたがやり直しですね〜。
まあ考えればわかる事なんですよね・・・
このタンクはエンジンの冷却水を入れておくためのタンクでして・・・
普通の車ではエンジンで出た熱を冷却水でラジエターに運び熱交換して再びエンジンの冷却に使います。
この場合ラジエターには走行風を当てないと冷やせませんからこれだけの大きなエンジンの冷却を行うためには大きなラジエターが必要になりますよね。
でもそれでは空気抵抗が大きくなるので左右のタンクに冷たい水を入れておいて走行時にはそのタンクの水だけでエンジンの冷却を行うのです。
幸にしてスピードトライアルをしている時間はそんなに長くありませんから左右のタンクの水で充分だったのでしょう。
でもなるべくタンクの水を冷やしたいのでタンクの周囲にフィンの付いた板を取り付けていたのだろうと思います。
ただこのフィンは薄くて大変痛みやすかったのでしょう・・・まして塩湖のような所で走らせたら金属が塩で腐食してしまいレストアした時にはボロボロになっていて再現できなかったのでは無いかと・・・
かろうじて傷みにくい内側の下側だけ残っていたんでしょうね。
そう思って資料を見回しますと・・・
移動する時にはこのフィンの部分に企業か何かのマークの入ったカバーが取り付けられています。
おそらくこのフィンを作っていた会社のロゴではないかと踏んでいるんですけどね(笑)
当時の写真ってこんな感じで質感がわからないので・・・まあ仕方がありません。
もう少し気をつけて見ておけばよかったですね・・・S井さんまたちょっと遅れます(笑)
いい加減なものはお渡しできませんので・・・。
明日はスカイラインかな〜!!