Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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修理のお見積もり

2017-03-08 20:44:48 | その他
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今日は定休日の2日目です。
昨年から火曜/水曜とお休みを頂く様になってから(家内が病気になってからとも言います・・・笑・・・今だから笑っていますが当時は大変だったですよ)体は随分楽になりましたね。
ただし毎日仕事はしていますが・・・(笑)ストレスはほぼ無いです(爆)

さて昨日の仕事からご紹介をしておきましょう。
普通修理というのは壊れた部分を直す事なのですが、送って頂いた物を点検して見積もりに入れさせて頂く事も有ります。
今回は丁度良いのでちょちょご紹介してみましょう。
送って頂いたのはケーニッヒのテスタロッサで1000HPという物ですね、フェラーリの版権が無くなってから随分になりますがそろそろこれらのモデルにも経年劣化の波が来ている様ですね。

中を開けてみますと何ら問題が無い様に見えますが・・・

お客様が発見されたのはその特徴的なリアウインドウの浮きですね。
接着代は最低限しかないので仕方が無いのかもしれませんがやはり見てしまうと気になる事は間違いないですね。

修理は出来るはずなので何ら心配は無いのです、修理の見積もりをして送る事になっていますので他の部分も点検しておく事にします。
せっかく送料を掛けて修理するのですから出来る限り修理しておきたいのはお客様も私も同じ事です・・・。
よく見ますとフロントウインドウの上側中央に接着の浮きを発見しました。
室内側が見えてしまっています、特にパカパカしている訳では無いですが・・・内装がブラックだったら気が付かないかもしれませんね。

右のサイドウインドウは問題無い様子ですね。
この接着の剥離ですがボディが経年劣化で収縮するのですがウインドウのエッチングは金属なので収縮しないのです・・・まあ当たり前と言えば当たり前ですが・・・寸法が変わってくる事によって接着が剥離してしまう様です。

左側は?
こちらもパカパカしている訳ではないですが・・・
メイクアップの商品の場合ウインドウとモールの厚み分接着代の部分が掘り下げてありますのでこの写真の様にウインドとモールの稹の部分が見えてしまう事は有りませんからこの様に厚みの部分が見えてしまっていますとウインドウが外れそうになっている事が多いですね。
上側の写真と比べますと一目瞭然ですね。


このテスタロッサの場合はウインドウ3枚を脱着して修理をする見積もりをお送り致しました、お客様にご検討頂きフロントとリアの2枚だけにされるのか全部外してと言われるのかわかりませんがご検討頂いた上で修理をさせて頂きます。
ちょっと離れますと左のサイドウインドウは一見した限りではこんな感じにしか見えないからそのままでも良いと言われればそうなんですよね〜。

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