Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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Panther-X250分解

2018-06-15 22:57:05 | その他
本日の山陰は晴れたり曇ったり・・・お昼頃には雨がパラパラと落ちてきました。
本日は畑でオクラの苗を植えておきました
全体の3/4位は植えましたが・・・まだ終わりませんでした。
他にもカボチャも何本か植えてきました・・・驚いた事にカボチャはすでに花が咲きかけていました!

まあその辺りの顛末は畑ブログでその内に・・・

先日いただいたリューターですがミニクーパーが完成いたしましたので本日発送しました。

一つ区切りがつきましたので机の上を片付けまして新しいリューターを設置してみました。
如何でしょう?今までのものよりも幅が狭くて高さが高いですね〜
机の上の必要な面積が少なくて済みますから良いですね。
しかも回転数がデジタルで設定できます、これはフットスイッチを使ってもハンドピースのスイッチや本体のスイッチを使っても同様でした。
デジタルで表示出来て回転数を指定できますから低回転で磨くような操作はかなり良いです、低回転でトルクがあるのも特筆すべき事ですね
今までのものなら回転を上げないとトルクが出なかったし、フットスイッチを踏みますと本体の回転数の設定に関わらず最高回転まで上がってしまいます。
古いリューターではその癖低回転ではトルクが少なくて回転が不安定になります
この建機の分解でもアルミのシャフトをかしめた部分を分解する場合に使って見ましたが実にスムーズに回転が上がりますし回り出し反動も少ないです。
さすがに高価なリューターですね〜頂いたものだから褒めるわけではありませんよ・・・今までのブログを読んでいただいてもわかりますが決して提灯記事は書きませんからね・・・それでは誰の参考にもなりません。
リューターは寿命の長い器具なので買う場合は出来るだけ良いものを(高価な国産品を)買われる方が良いかもしれませんね。
特に細かなビットでは回転数が遅いとは先のスピードが足らずに切れが悪くなります。
また回転数が遅いとビットが削る対象物に引っ掛かってビットが走ってしまう(特にメタルキットの場合ですね)ことがあります、このナカニシのリューターならそれが少ないかもしれません。
ビットが走った部分を修正するのは結構手間がかかりますからね。
またナカニシのリューターは修理も効きますから万が一壊れても安心ですね。
3〜4万の中間グレードのリューターを使い捨てするよりもずっと経済的で確実な仕事ができますから・・・


そして新しい仕事を始めなければなりませんね〜
修理も随分たまっていまして本日は見積もりをしながら新しい仕事をしています・・・

新しい仕事とはこちらです

コベルコのPanther-X250と言います
建機ミニカーの塗り替えですね〜
最近この手の仕事もいくつかご相談が来ています・・・他にしてくれるところがないのでしょうか?
シャーシの部分を分解いたしますが塗らなければならない部分と塗らなくて良い部分と分けて分解いたします。

シャーシ部分で塗らなければならないのはこちらの部品です
実車の写真やサンプルのミニカーを見ながら部品を分けてゆきましょう〜。

今度は上側のブームやキャビンの部分を分解いたします
この建機は部品点数が多くてなかなか厄介ですね〜
こんなに部品点数があるとは思わなかったです・・・(笑)

今回分解で一番困ったのがキャビンのガラスです
構造的には裏からはめてあるだけなんですが・・・なぜか外れません
無理な力を入れれば脆い透明のプラスチック部品が壊れてしまいそうですし・・・
どこかが接着されているような感覚なんですが・・・
よく見ますとドアにミラーがついていましてそれが瞬間接着剤で止められているみたいなんです・・・
その接着剤がミラーの足を通じてガラスまで回っているのでした。
ナイフの刃を差し込んでその接着剤を外しましたら簡単にガラスが外れました!
塗り直しの場合分解から作業がスタートするのですがこの分解という作業が一番難しいですね。

このモデルは珍しくブームの一番太い部分が2分割になっていました
今まで塗り直したものは一体だったんですが・・・何か理由がありそうですね〜

ブームのワイヤーの巻き取り機です
実車は油圧とかですが・・・ミニカーは手巻きです
この部分も分解して塗り直しになります
一体で塗るとワイヤーの表現である糸まで塗ってしまいますから・・・丁寧な仕上げを考えれば分解して塗りますよ

車体がバラバラになりました
下の皿に入れてある部品はお材がダイキャスト製なので明日はこれに塗装の剥離剤をつけて剥離いたします。

分解時に写真を撮りながら分解しましたので時間がかかりました
何しろキットではなく完成品なので塗り直してから組み立てをしますがインストがないので分解時の写真が唯一の資料なんです
明日は塗装の剥離と見積もりをご紹介いたしましょう。

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