本日の山陰も良い天気で屋外が気持ちが良いですね。
お昼頃には気温が上がってきまして少し暑い感じかな〜。
オクラを収穫してから畑の周囲の草刈りをしておきます、今年は雨が定期的に降りますので草が凄く生えますね。
いつになっても草刈りが終わらないのです・・・。
最後にイチジクを収穫して早めに中に入りました(笑)
厨房係も今日はS百合さんがヘルプで来てくれたので楽ができました。
で・・・本業ですね。
1/12スケールのFerrari126C2ですね。
かなり大きめですがまあ1/12と言いますと日本ではビッグスケールのカーモデルとしてはまあ普通なのかもしれません。
お客様は県内の方でクラッシュさせてしまわれたらしいです・・・
まあ模型ですから怪我をされたわけではありません(笑)
破損箇所は右のフロントサスペンションに強い力がかかったらしくアッパーアームの塗料が剥げています。
アッパーアームは壊れているわけでは無いのですが塗装が剥げてしまうところをみますとよっぽど強い力がかかってしまったんでしょうね。
ステアリング系のタイロッドも折れています。
不思議なのは・・・ロールバーも壊れていますので箱ごとひっくり返ってしまったのでしょうか?
ロールバーの部品はバラバラになってしまったらしいですが・・・
ロールバーのつく部分には接着剤の跡があります・・・
お客さまに聞いたら自分は触ってないと言われていますので壊れたのをお買いになられたのかもしれませんね。
これから見積もりです・・・
と言っても接着剤の跡を剥がさないと見積もりができないのです・・・と言うのもこの接着剤が瞬間接着剤なのかそれとも他の接着剤なのかで修理の値段が変わってきます。
瞬間接着剤ならその部分を研磨してウレタンクリアーの補修塗装が必要になりますのでその作業が加算されることになります。
それ以外ならまだ綺麗にクリーニングする方法がありますからね。
使われていた接着剤は恐らく2種類でエナメルシンナーで溶けるものとラッカーシンナーでしか溶けないものでした。
でも見積もり前にクリーニングできたのは幸いですね。
ボディのあちこちにも接着剤が付いていましたが綺麗になりました。
修理をするには形状の確認や寸法の確認をしなければなりません。
特にロールバーは付いていた現物を送っていただいてないので何か他の資料を探さないといけません・・・
今回探し出したのは・・・
プロターの1/12Ferrari126C2です。
これならスケールは同じですし以前に一度作っていますので多少は頭の中に残っています
無くなっているロールバーの部分を見てみますと・・・
キルスイッチもロールバーについているんですね〜。
このキットから太さとか長さ・・・取り付け角度などを推測します。
インストはこんな感じになっています。
ロールバーには2枚のデカールが貼られる様になっています・・・キルスイッチの形状も正しいかどうかは別としてこれでほぼわかりますね。
ロールバーは太さが2.5mmほどなので持ち合わせの素材にありませんでした。
お客様にご連絡をしまして、かかる費用を説明させていただきOKが出ましたので素材を発注しました。
見積もりではロールバーは洋白の素材を使いまして塗装はクリアーの塗装のみ・・・という予定です。
先にタイロッドを修理しておきましょう
折れたタイロッドの中心に0.5mmの穴を開けます。
本来ならタイロッドを一旦外したほうが正確な修理ができるのですが・・・
アップライト側もステアリングギアボックス側も瞬間接着剤で接着されていまして外れないのです。
多少接着部分に段はありますが・・・仕方がないかな〜??と思ったり。
タイロッドにペーパーをかけてならしています。
タイロッドが外れたらもっと綺麗になんとかできるのですが・・・この状態ではなかなか難しいかな〜。
でも・・・
なんとかするのが私の仕事ですね。
マスキングしましてアッパーアームの塗装をしましてね。
タイロッドも塗ってみました・・・
如何でしょうね〜。
言われなかったらタイロッドが折れたのはわからないんじゃないかな〜。
続いてメイクアップのF40LM &アルファロメオティーポ33の修理&ケースの交換です。
F40LMはこれから修理ですからね・・・まだリア付近は外しただけで手付かずです(笑)
ティーポ33は昨日修理をしていましたのでこれで完成ですね。
続きは明日ですね。
修理は時間がかかりますからね〜。
多分・・・水曜くらいまでは修理になるかもしれませんね。
しかしながら・・・修理の中にも勉強になる部分は多々ありませからね〜、手を動かすことで損になる事は全くありません。