昨日、一枚のハガキが来ました!
いつもハガキを頂く京都のTさんでした。
Tさんはバイクでツーリングをされる方でして、確か夏前には四国の岬を回る旅に出ていらっしゃった時も暑中見舞いとしてハガキを頂きました。
今回は関東方面にお出掛けになった様です。
何でも例の豪雨に遭われて旅行が少し長くなった様ですね・・・まあ自然には勝てませんからね~。
余り無理をされません様に・・・
さて本日はアトランティックのエンジンが一段落(エンジンの右側の補機類だけですけどね・・・笑)しましたので新しいカテゴリーを追加しました。
今回の突然のカテゴリー追加の様に見えますが実はそうでもありませんこのご依頼を頂いたのは3年程前になります。
ず~ッと長い間お待たせ致しましたが少し前にABCの同車種のキットが入手出来ましたのでこのミニカーの修理を始める事にいたしました。
また丁度当方もお願いしなければならない理由もありましてこのタイミングでの製作となりました。
理由ですがまだ業務上の秘密事項が多いので書けません・・・ご了承ください。
いずれわかるんじゃないかと思います・・・(笑)
その時には「この事か!」と思って頂けるかもしれません・・・
さて本日の本題ですね。
本日追加したカテゴリーはOsca Dromos Zagatoでございます。
この名前を聞かれて車のイメージが浮かぶ方は相当に好きな方でしょうね。
私も形は知っていましたが・・・まさかご依頼を頂くとは思いもしませんでした。
しかもこの車をお持ちの方から・・・です。
この車のエンジンはスバルの水平対抗型の2.5Lでノンターボつまり今の86やBRZと同じ様なものをミッドシップに搭載しています。まあ詳細は検索サイトで調べて頂ければわかりますもしも面倒な方はコチラをのぞいて見て頂ければ良いのかな。
元々このミニカーは成約記念品として配られたもの(?)らしく・・・作られたのは1999年頃でしょうかね~。
当初はこれを修理と言うか塗り直しだったと思いますが・・・3年も前なのでよく覚えていませんが今回の打ち合わせで私にまかすから・・・と全権委任を頂きました。
これをベースに作り直す事にいたします。
ウインドウは黒く内側から塗られていまして恐らくはダッシュボード等は存在しないのじゃないかと思います。
透かして見ますとヘッドレストらしくものはありますから巧くいけばシートは付いているかもしれません・・・。
キャビンの部分が少し小さい様な気もしますね~。
そしてコチラがABC製のキットです。
全体として良く出来ている様に見えますがボンネットのライト内側の谷のラインが外側過ぎる事ちょっと顔つきも違う様な気がします。
構成は1/43としては極一般的な構成でして違和感があるとすれば緑のレジンですね(笑)
ちょっと顔つきが尖っている様な・・・ウ~ン!
ホイールはプラスチックの金型整形でしょうか?いつも見ているホイールが雰囲気がちょっと違いますね。
どちらをベースにするか・・・どちらも一長一短が有りまして迷うところです・・・。
お客様からお預かりした完成品のミニカーを分解致します。
裏を見ますとこの完成品の元になったのはヨウモデリのキットの様ですね。
ヨウモデリのキットはホイールを支えるシャフトが無いと思っていましたがこの完成品ではプラ製のシャフトが使ってありますね。
ボディとシャーシを分解致しました。
やっぱりダッシュボードは付いていなかったですね・・・
内側は瞬間接着剤で白化していますね~、余り条件が良く無いですね
コクピット内はこんな感じですね、白化して黒い内装に付くカビみたいに見えるのは何故でしょう??
嫌なものを見てしまいました・・・
この完成品はどこで作られたのかわかりません、ヨウモデリから完成品として出たのかキットを購入して誰かが組み立てたのかわかりませんがプラの丸棒で作られたシャフトがホイールの裏で切られて瞬間接着剤で付けられています。
この完成品は左後ろのタイヤが外れていましたがこの構造なら無理は無い訳です。
もしこの完成品がOscaのオフィシャルな物なら完成品として出た確率が高いでしょうね~。
まあ今となってはよくわからないというのが本当のところでしょう。
でもこれは無いよね~
良く見ますと右のピラーの上側の部分で一部ピラーが折れています。
瞬間接着剤で補修したのかな??
またまた良く見たら反対側も折れていますね~。
リアの部分はこんな感じですがオレが正しい表現かどうかは不明です。
そしてボディから全ての部品を外しまして部品箱で保管します。
もちろん使うかどうかはその時点での判断になります
真横から見ますとホイールベースが短い様な気がします
と言うか全体に短くて寸詰まりな印象ですね~。
ここに寸法が書いて有ります。
全長が4090mm全幅が1760mmですね・・・
スケール換算で全長が約9.5cm程全幅が4cmくらいになりますかね~
ABC製は全長はピッタリ9.5mmです
全幅はABCでは4.3mm・・・
ヨウモデリでは4cm程で良い感じですね~。
Fウインドウの前端にステンレス定規を置きますとヨウモデリはウインド自体が少し前になってしまいます。
つまりヨウモデリではフロントのボンネットが少々長いと言う事になります。
後ろ側のウインドウに合わせてスケールを置きますとヨウモデリはリアウインドウに少しかかりますが、ヨウモデリは前側はまだ余裕が有りますね。
ルーフの前後長も比較してみましょう。
後ろ側に合わせてスケールを載せますとヨウモデリは少し短いですね~。
実はこの車Tipoの2000年6月号に載っています。
偶然にもこの本を持っていまして・・・2年くらい前にヤフオクで買いました・・・確かこの作品のご依頼を頂いたので探して買っておきました。
大きさは違いますが真横からの画像が有りましたので比較してみますと先ほど前後の配置のバランスはリアウインドウの部分を除いてABC製がバランスが良いですね。
でも全体の雰囲気はまずまずだったのでヨウモデリの完成品を使って作ってみようと思っています。
実際の作業は明日の定休日から進めてゆこうと思っています・・・当分の間休日と言っていられない状況ですね・・・。
いつもハガキを頂く京都のTさんでした。
Tさんはバイクでツーリングをされる方でして、確か夏前には四国の岬を回る旅に出ていらっしゃった時も暑中見舞いとしてハガキを頂きました。
今回は関東方面にお出掛けになった様です。
何でも例の豪雨に遭われて旅行が少し長くなった様ですね・・・まあ自然には勝てませんからね~。
余り無理をされません様に・・・
さて本日はアトランティックのエンジンが一段落(エンジンの右側の補機類だけですけどね・・・笑)しましたので新しいカテゴリーを追加しました。
今回の突然のカテゴリー追加の様に見えますが実はそうでもありませんこのご依頼を頂いたのは3年程前になります。
ず~ッと長い間お待たせ致しましたが少し前にABCの同車種のキットが入手出来ましたのでこのミニカーの修理を始める事にいたしました。
また丁度当方もお願いしなければならない理由もありましてこのタイミングでの製作となりました。
理由ですがまだ業務上の秘密事項が多いので書けません・・・ご了承ください。
いずれわかるんじゃないかと思います・・・(笑)
その時には「この事か!」と思って頂けるかもしれません・・・
さて本日の本題ですね。
本日追加したカテゴリーはOsca Dromos Zagatoでございます。
この名前を聞かれて車のイメージが浮かぶ方は相当に好きな方でしょうね。
私も形は知っていましたが・・・まさかご依頼を頂くとは思いもしませんでした。
しかもこの車をお持ちの方から・・・です。
この車のエンジンはスバルの水平対抗型の2.5Lでノンターボつまり今の86やBRZと同じ様なものをミッドシップに搭載しています。まあ詳細は検索サイトで調べて頂ければわかりますもしも面倒な方はコチラをのぞいて見て頂ければ良いのかな。
元々このミニカーは成約記念品として配られたもの(?)らしく・・・作られたのは1999年頃でしょうかね~。
当初はこれを修理と言うか塗り直しだったと思いますが・・・3年も前なのでよく覚えていませんが今回の打ち合わせで私にまかすから・・・と全権委任を頂きました。
これをベースに作り直す事にいたします。
ウインドウは黒く内側から塗られていまして恐らくはダッシュボード等は存在しないのじゃないかと思います。
透かして見ますとヘッドレストらしくものはありますから巧くいけばシートは付いているかもしれません・・・。
キャビンの部分が少し小さい様な気もしますね~。
そしてコチラがABC製のキットです。
全体として良く出来ている様に見えますがボンネットのライト内側の谷のラインが外側過ぎる事ちょっと顔つきも違う様な気がします。
構成は1/43としては極一般的な構成でして違和感があるとすれば緑のレジンですね(笑)
ちょっと顔つきが尖っている様な・・・ウ~ン!
ホイールはプラスチックの金型整形でしょうか?いつも見ているホイールが雰囲気がちょっと違いますね。
どちらをベースにするか・・・どちらも一長一短が有りまして迷うところです・・・。
お客様からお預かりした完成品のミニカーを分解致します。
裏を見ますとこの完成品の元になったのはヨウモデリのキットの様ですね。
ヨウモデリのキットはホイールを支えるシャフトが無いと思っていましたがこの完成品ではプラ製のシャフトが使ってありますね。
ボディとシャーシを分解致しました。
やっぱりダッシュボードは付いていなかったですね・・・
内側は瞬間接着剤で白化していますね~、余り条件が良く無いですね
コクピット内はこんな感じですね、白化して黒い内装に付くカビみたいに見えるのは何故でしょう??
嫌なものを見てしまいました・・・
この完成品はどこで作られたのかわかりません、ヨウモデリから完成品として出たのかキットを購入して誰かが組み立てたのかわかりませんがプラの丸棒で作られたシャフトがホイールの裏で切られて瞬間接着剤で付けられています。
この完成品は左後ろのタイヤが外れていましたがこの構造なら無理は無い訳です。
もしこの完成品がOscaのオフィシャルな物なら完成品として出た確率が高いでしょうね~。
まあ今となってはよくわからないというのが本当のところでしょう。
でもこれは無いよね~
良く見ますと右のピラーの上側の部分で一部ピラーが折れています。
瞬間接着剤で補修したのかな??
またまた良く見たら反対側も折れていますね~。
リアの部分はこんな感じですがオレが正しい表現かどうかは不明です。
そしてボディから全ての部品を外しまして部品箱で保管します。
もちろん使うかどうかはその時点での判断になります
真横から見ますとホイールベースが短い様な気がします
と言うか全体に短くて寸詰まりな印象ですね~。
ここに寸法が書いて有ります。
全長が4090mm全幅が1760mmですね・・・
スケール換算で全長が約9.5cm程全幅が4cmくらいになりますかね~
ABC製は全長はピッタリ9.5mmです
全幅はABCでは4.3mm・・・
ヨウモデリでは4cm程で良い感じですね~。
Fウインドウの前端にステンレス定規を置きますとヨウモデリはウインド自体が少し前になってしまいます。
つまりヨウモデリではフロントのボンネットが少々長いと言う事になります。
後ろ側のウインドウに合わせてスケールを置きますとヨウモデリはリアウインドウに少しかかりますが、ヨウモデリは前側はまだ余裕が有りますね。
ルーフの前後長も比較してみましょう。
後ろ側に合わせてスケールを載せますとヨウモデリは少し短いですね~。
実はこの車Tipoの2000年6月号に載っています。
偶然にもこの本を持っていまして・・・2年くらい前にヤフオクで買いました・・・確かこの作品のご依頼を頂いたので探して買っておきました。
大きさは違いますが真横からの画像が有りましたので比較してみますと先ほど前後の配置のバランスはリアウインドウの部分を除いてABC製がバランスが良いですね。
でも全体の雰囲気はまずまずだったのでヨウモデリの完成品を使って作ってみようと思っています。
実際の作業は明日の定休日から進めてゆこうと思っています・・・当分の間休日と言っていられない状況ですね・・・。