Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組立てVer.13

2015-12-14 22:39:26 | Osca Dromos Zagato
今日は朝の内は雨が残っていましたがお昼頃になりますと雨もやんで晴れ間が出てきました、そして午後からは気温も上がってきまして15度くらいは有ったのかな~かなり暖かくなりました。
山陰でもこれで12月か??って言う感じの天気でしたね。
まあ天気が良いのは良い事なんですが通常の12月なら気温が低く寒いはずなのに・・・これは完全に異常気象です。

いくら暖かくて天気が良くても今日は本業が優先ですね、畑の仕事もしなければならない事は多々有りますが優先順位はこっちが先ですね。
本日朝一でやった事は店頭のショーケースに並べているアイドロンやヴィジョンのミニカーにデカールを貼りました。
今まではお客さんが決まってからデカールを貼れば良いと思っていましたが、毎日見るにつけタバコロゴが無いと何か様にならないと感じてきましてね~、遅ればせながら貼る事に致しました。
インターネットで画像検索をしまして貼る位置を確認し・・・ますがCamelのデカールを貼った物は何枚か見ましたがどの画像を見てもスリットの部分はデカールが浮いたままですね。
私が同じ様に貼ればお客様の元に行ってから剥がれやすくなりますね。
そこでスリットの処理をする事に致しました、まあ筋彫りの部分のデカールを切って落とし込むというのは余りにも当たり前の仕上がりですから・・・でもそこをやるならこのスリットの中に落とし込むのもやって欲しいじゃないですか・・・!?
右側の仕上がりはこんな感じ・・・

当然左側もね~。

何故皆さんこれをやらないのか・・・!?考えてみました。
これをやるには一度展示ベースからモデルカーを外して加工しないといけないからですね。
と言うのもそのままではデカールを切る為のデザインナイフが展示ベースに引っ掛かってしまうんです。
外すとボディを持たなければならなくなりますので展示ベースに戻した後にクリーニングが必要になりますからね、それじゃあ壊してしまう可能性も有りますし手間ばっかりかかりますからね。

今日も製作にかかりましょう。
今日最初の仕事はフロントフェンダーのウインカーの上側に付いてるエンブレムですね。
このエンブレムはボディをデザインした方の物ですね。
少しオーバースケールになるけど無しという訳にはいかないので・・0.5mmの洋白板を4枚(2台分ね!)重ねてハンダ付けしておいて同じ形状に削ります。

次はフロントフェンダーのウインカーですね。
コチラは0.2mmの洋白板を8枚重ねて一気に削ります。

エンブレムは表面を水滴型に削りたいので1枚ずつにバラしてから裏側に0.8mmの真鍮線をハンダ付けして表面を削りましょう。

ウインカーのベースになる洋白板は1枚ずつにしてから表側と裏側をペーパーで研磨して平面に直します。

ご紹介の順番があちこちしますがご容赦を・・・
水滴型のエンブレムは表面を削って水滴型にいたしました・・・わかりますかね~?

ウインカーのベースはマスキングテープに仮止めしておきまして表面に透明なエポキシ樹脂を盛っておきました。
余りたくさん盛りつけますと形状が不自然になりますから程々にね。

エポキシ樹脂が硬化するまでに時間が有りますから水滴型のエンブレムにバフをかけておきました。
ピカピカですね~。

早速ですが作った部品を取り付けてみました。
ウインカーはポキキシ樹脂が硬化したらクリアーオレンジを塗っておきます。
ウインカーはエンブレムよりも小さいのでバランス的には良いかな~と思います。

次はライトの反射板を作ります。
これはいつもの様にアルミ板をプレスして作っています、反射板ですから内側を綿棒で磨いておきましょう。

作ったライトの反射板も早速取り付け・・・取り付けておいた方がこの先楽ですからね。

この小型のライトですが良く見ますとプロジェクターの様なレンズが付いておりました。
見た感じはプロジェクターライトなんですが・・・ご依頼者の方には聞きそびれました。
次にお会いした時に聞いてみましょう。
ライトのバルブは今まではスチールボールを使っていましたが今回はガラスビーズを使ってみました、特にプロジェクターライトのレンズの様な表現には丁度良いのではないかと思います。
スチールボールよりも存在感は薄いかもしれませんが・・・

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