Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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パテの研磨と再塗装

2020-03-06 15:00:48 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
今日はとても良い天気だった山陰です。
青い空が広がって暖かな日が射しています、気温は少し低めなので自転車で走るにはちょっと風が冷たいですね。

今日は何も予定が無いので少しずつですが仕事を進めています。

昨日パテを盛ったので今日はそれを研いでいます。
大量に厚く盛っていますから削るのもなかなか大変ですよ
荒めのペーパーを木片に貼り付けておいてザクザクと研ぎます。
入り角の部分とかはこの木片ではきちんと研げませんから小さな木片に付けてその部分だけを削ってゆきましょう。
削っているのはボディサイドですね〜
ドアの部分がなかなかうまく揃わないですね〜

膨大な時間を費やしてやっと左右ともこの状態まで整形出来ました
さてここで質問です
私はどこまで削ってゆくのでしょうか?
つまり削りを終わるタイミングは?という事ですね
昔は全体の凹凸が無くなるまで削っていましたが・・・
今は削る面の左右(基準になる部分)を線で結んでその線からはみ出している部分を削っています。
下地が凹凸がなくなるまで削りますと削り過ぎでもう一度パテを盛らなければなりませんので仕事が多くなるのです
上記の答え方ですとちょっとわかり難いかも・・・次のパテを当てる為のガイドを作るつもりで削っているというのが正しい表現かな〜??

ボンネットの左右の縁の部分は少しボディよりも下がっていますのでボンネットにはパテが少し残ります、一方ボディの方はボンネットの為の開口部分の縁が高いのでここをガイドにして削った時に金属地が出てしまっています。

ボンネットのパテをザックリと削ってみましたが下塗りのエポキシ系の塗料の半分くらいの面積が無くなってしまいました。
でもパテの層の下側にはしっかりエポキシ系の塗量が有りますから後々ウレタン塗料と反応する事は少ないのではないかと思います

一見同じ写真に見えますが・・・もう少し目の細かな400番程度のペーパーで仕上げています
さすがにエポキシ系の塗料ですね〜硬いですわ!!

後の方も面出ししました
トランクの面とボディの面は比較的綺麗に揃っていましたがトランクパネルの下側の部分は高さが違っていましたのでこの修正で良くなりましたね〜。

先ほどまで削っていたのは目の粗いポリパテです
ポリパテにも種類が有りまして使う用途や目的が違います。
次はポリパテの気泡を埋める為に目の細かなポリパテを使いましょう。
このお抹茶色の物がそれですね〜。

先ほどのお抹茶色のパテですが研ぎますとほとんど無くなってしまいます(笑)
意味が有るのか?と思われるかもしれませんが細かな気泡の部分に入り込んでしっかりと穴を塞いでいます
但し写真には写り込んでいませんが・・・
このパテを買って使う様になってから仕上げが楽になった気がしますよ。
前は2度も3度も同じパテを擦り込んでは削り擦り込んでは削りを繰り返して気泡を埋めていましたからね〜
パテのキメが細かいのでペーパー傷にも入り込んでくれますからこれはかなり細かいですね。

ボディの面出しが終わったのでもう一度エポキシ系の塗量を塗りました
これ以降は下地が出ない様にして仕上げなければなりません。
下地が出たらその度にその部分だけ補修をしなければなりませんね(笑)


この後はウレタンサフを塗って中研ぎを入れたらボディカラーですね。
この頃も塗り替えのご相談や修理のご相談、修理の方法や材料等のお尋ね、はたまた弟子入りのご相談なども頂いております(笑)

この中で弟子入りのご相談は特別には承っておりませんが、私が脱サラをして独立開業した時の制作のノウハウや独立開業まで考え方とかのお話などはさせて頂いております。
あくまでも私の場合は・・・と言う事なので参考されるされないはご自分でご判断をお願い致します。

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