Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

ヘルメットとグローブの制作

2018-09-21 21:42:16 | Ferrari 126C Turbo
本日の山陰は曇り時々雨ですね

今朝は朝一番で秋の交通安全運動の一斉行動日でしたので安全協会の皆さんと一緒に市内の国道交差点でプラカードを持って交通安全をPRしてきました。
少し遅くなってから出勤しまして雨の降る前にオクラとイチジクそして茄子とトマトなどを収穫しました。
まだもう少し時間が有りましたのでガレージの前の先日刈り忘れていた芝を刈っておきました。
これでガレージの前は幾分綺麗になったかな〜!?
芝刈りが終わった時点で空模様が怪しくなってきまして・・・中に入ろうか迷っていましたが。
この夏の干ばつで枯れてしまったコニファーを植え替えておけば灌水しなくても助かるかな〜と思いまして急遽植え替えを行ないました。
今度はコニファーではなく仲間では有りますがゴールドクレストにしておきました
少し色は違いますが枯れやすいけど育ちが早いし安価である事が最大の条件でした(笑)
まあ壁の代わりなので・・・まあ良いでしょう。

雨の前に畑を見回っておりましたら先日植えたラッキョウが元気良く目を伸ばしておりました
もうこんなに大きく育っています。

このラッキョウですが9月初め頃に植えますと9月20日過ぎのお彼岸頃に花が咲きます
中心の芽がす〜っと伸びまして薄紫色の花なんですね〜
彼岸花みたいですよね〜
花が終わりますと来年の6月まで何度か肥料をやります、まあこの辺りはいい加減な物で玉ネジと同じタイミングでやっています。
同じ様な作業は同時にしておいた方が楽ですからね。
そして6月にはまたおいしいラッキョウが収穫出来ると思います。


今日はメイクアップさんから荷物が届きました・・・
少し小さい箱なので何となくホッとしています(笑)
中には新色で追加された1/43NSX-Rが入っていました。
皆さんはNSX-Rと言いますと恐らくチャンピオンシップホワイトの物を連想されると思いますが、私はこのインディイエローパールなんですね
15年以上前に島根県益田市に住んでいた時にランボルギーニカウンタックに乗っていましたがその時に知り合いが買ったのがこのカラーのNSXでしてね〜その華やかな印象が忘れられないのです。
勿論カウンタックを買う時に候補の一つに有ったのがNSX-Rだったのですが、時期が悪く既にRは無かったのです。
その時の最高モデルは3.2LのエンジンのタイプSゼロでした
この車はRと同様の足回りを持った車だったのですがRと付いていなかったので買わなかったのです。
Rが有れば絶対に買っていた・・・多分チャンピオンシップホワイトだったと思います。
その後友人がこのイエローの物を買っていましたのでその印象が強くなっているのです。
実はその後にもう一度NSX-Rを買うチャンスが有りました。
あれはノーブルP4に乗っている時でしたがNSX-Rと交換するお話が有りまして元色はレッドでしたが塗り替えでインディイエローパールになっていました。エンジンルームやフロントのトランクスペース!?はレッドのままでしたのでどっかの板金屋さんで塗り替えたものだったと思います、ホンダに出したら全部綺麗に塗り替えてくれると思います・・・そんな車だったのですが、グレードは勿論タイプRです。
エンジンのフィーリングやサスペンション/ハンドリングは素晴らしい物でした。
2日間だけ交換して乗せて頂きましたがなかなか素晴らしい車だった事を記憶しておりますが・・・このお話は流れてしまいました。
まあノーブルP4なんて勢いで乗らないと乗れない車ですからね〜
誰にでも合う車ではないのです。
そんな思い出深いモデルが届きました!
あ!このミニカーは私の個人的趣味の物では無くお店の売り物ですので新品状態で貴方からの注文をお待ちしております(笑)

ヘルメットの制作を開始しております
本日はヘルメットの塗装ですが、昨日はサフまで終わっていますので今日は下地のホワイトからの塗装です。
少し暗いオレンジ色を塗りますが下地の塗装は大切ですのでここは手を抜かずホワイトを塗っておきましょう。

次はグローブです
グローブはビルヌーブの場合ツートンの物を使っていたみたいです
手の平側はホワイト、甲の側はレッドの物の様ですね。
メーカーはよくわかりませんがシンプソンだったのかもしれません
ホワイトならヘルメットと同じで良いと思うでしょ?
違うのです、下地のヘルメットはホワイトで塗っています。
しかしながらグローブは革製なのでホワイトでも少し色が違います、少しアイボリーっぽい感じに見えるのです。
少し汚れているのかもしれません。
なので少しクリームを混ぜてアイボリーっぽくしておきました
画像で見る限り同じ様に見えますが・・・エアブラシはいちいち洗って塗料を入れ直します。
細かい手間はかかりますが手抜きは一切有りません。

レッドの方も瓶から出したそのままを使う事は有りません、写真を見て自分か感じた色に調色します。
今回はレッドとブラウンを少し混ぜて鮮やかさを少し殺しております。
皮と言うかバックスキンの様な・・・明らかにボディの赤とは違う色目にしてみました。
これはマスキングして塗れませんので筆塗りです。

ヘルメットにデカールを貼ってみました
上側の黒い部分は球面になりますから必ずタッチアップが必要になると思いサイドを先に優先して貼ってみました
曲面への追従性はいつものマークソフターを使う限り何ら問題が無い様に見えます。

上側を貼って赤い矢印の様な模様が表現出来ました
上側のブラックは少しタッチアップしております
ついでに下側の黒い縁取りの部分も塗っています。
そしてデカールを落ち着かせるのとさらにデカールを貼る下地を作る為にラッカークリアーを軽く塗っています。
少しずつでは有りますがビルヌーブのヘルメットに近くなってきましたね〜。

レーシンググローブにもクリアーを塗ってからデカールを貼りました
あまりにも文字が小さいのでよく読めませんが・・・
デカールの下地にクリアーを塗ったのはデカールの密着を良くするためですね〜、もちろん皮ですと表現としてはつや消しとなりますからね

ヘルメットのデカールを貼りますがその前にデカールの位置を確認しておきたいですね
何しろインストには何も指示がないのですから・・・
126CはイタリアGPの予選の時に走っただけですから・・・下の写真がその時とは限りませんが。
ヘルメット中央上部にマルボロのマークが追加されるのはこの時だけのような気がします・・・

貼ってからデカールを抑えるためにラッカークリアーを軽く塗っておきました
明日はこれが硬化しましたらウレタンクリアーでクリアーコートします。


明日はほぼ完成しそうですね〜
次は何をしようかな〜!?

展示ベースへの取り付けとヘルメット制作準備

2018-09-20 22:27:08 | Ferrari 126C Turbo
本日の山陰は朝のうち曇りでしたが出勤してしばらくしますと雨が降り出しまして雨模様になってしまいました。
一時的には結構強く降っていましたので私のPCには2通の大雨に注意する様にと言うメールが届いていました。

それでも朝一でオクラとイチジクは僅かながら収穫しておきましたのでなんとなく少し安心した感じですね。
秋野菜の苗を作る為に種も蒔きたいところですが・・・それは雨のために時間がなくて無理でした。
ガレージの前の芝も刈るのを忘れておりましたのでそれもやらなければならなかったのに・・・

雨が降っては外仕事はできませんので早めに中に入って仕事を始めましょう
本日最初の仕事は忘れていたフロントノーズのエンブレムを取り付けておきました
このエンブレムですが0.1mmのアルミ板にデカールを貼ったものをクリアーコートして貼っていますが少しだけ立体感が出て気に入っているのですが・・・ノーズが細くてこのエンブレムの立体感が少しオーバーすぎる感じがしますね
エンブレムのデカール自体も少しだけ小さい様な気がします。
小さいと相対的にアルミ板の厚みが目立ってしまう結果になるのです。
エンブレムの後ろに小さな穴があるのですがこれは何の為に有るのかわからないのですが126Cの画像には黒い点となって写っていますのでキットのそのままの位置に残しておきました。

これで心置きなくカウルスタンドの足についている滑り止めのゴムを作ることができます
素材は外径が1.4mmのアルミパイプでして一つずつリューターにくわえて僅かにテーパーに削っています。
画像には削ったものと削っていないものが混在していますが削っている物が正規のものです
この滑り止めはスタンドの足に貫通していてスタンドの高さを調整して接着した後展示ベースに密着する様に接着します。


ここで今日は神戸付近からお客様がお見えになりました。
ご同業の方なのですが仕事をしながらも情報交換をさせていただきました。
お帰りはすっかり暗くなってからでしたが無事にお帰りになられたでしょうか!?
本日は遠路はるばるお越しくださいまして誠にありがとうございました。
十分なおもてなしができたかどうかは少し心配ですが・・・また機会がありましたら今度は奥様と同伴で遊びにお越しください。

お客様と話をしながらも制作の手は止めず・・・いつものパターンであります。

ウレタンサフを塗って少しグレーを入れたフラットブラックで塗りますと・・・
もうゴムの滑り止めにしか見えません(笑)


そうこうしていますと・・・突然携帯に電話が・・・。
それも番号が表示されないもの・・・この表示の仕方は海外からスカイプでかけてくる息子の電話と同じ・・・
そういえば数日前にメイクアップのU社長に126Cの展示ベースへの取り付け方についてお問い合わせをしておいたのでした。
展示の仕方について確認が取れましたので展示ベースに取り付ける作業を進めましょう。
展示の仕方や付属部品のヘルメット・グローブについてはおまかせいただきましたので、何とか作って見ます
今までに作ったことはないのですが・・・任せられると作らないわけにはゆかないのです。
出来が満足していただけなかったら納品前に削除していただければいいのですから・・・できるだけのことをしておきましょう。

最初にした作業は持ち手をつけることですね
ヘルメットってなかなか持ち手が難しいですよね
穴を開けますと完成後に埋めてしまわないとひっくり返して見ます穴が見えてしまいますからね。
なのでプラモデルのランナーをライターで温めておきましてヘルメットの内側に差し込んで整形し持ち手をつけました
塗装後に少し力を入れて引っ張りますと外れる・・・予定です。

困ったのはここからです
ドライバーのビルヌーブのヘルメットのデカールはキットに付属しています
このブルーの部分がそうなんですが・・・
色が違うみたいなんです。

どう見てもブルーではなくブラック
最初は色が違うのでブルーの部分はヘルメットのデカールとは思えなかったのです形状を考えますとこれはヘルメットのブラックの部分のデカールですよね。
イタリアGPの時だけ色の違うものを使っていたのかとも考えたのですがK村さんに送っていただいた画像を見ましてもブルーじゃなくてブラックなんですよね〜

サイドの細い線などはどう考えてもデカールがないと塗れなさそうなので・・・
キットのデカールをスキャンして作り直します
この形状で良いかそれもとりあえず作り直して貼って見ないとわからないのです

とりあえずトレースしてデータを作って見ました右側はヘルメトの穴の部分にかかるのであえて長めにしておきます
と言うかピッタリにする自信がなかったので長めにしました、短いよりも長い方が使いやすいですからね。

続いてヘルメット上側のデカールですね
このデカールは球面に貼りますので2分割になっています・・・これでも綺麗に貼れるかどうかは不明です

そして印刷して見ましたのが上のデカールです
細いラインは一体化してしまって子持ちのラインは見えなくなっていますので少し間隔を広めにとってやり直ししておきます
その後に印刷したのが下側のものです
一応子持ちのラインは印刷できていますが少し線ではなく点になっている部分がありますがこれはプリンターの特性によるもの・・・限界でしょうか?
まあ一応このデカールをキープしておきますが後で傾きを変えて印刷することで点にならず線にできないか試して見ます
角度が違う部分はきちんと線になっていますので綺麗に印刷できる方法があるのだろうと思うのです

キープするデカールにマイクロスケールの保護剤を塗っておきます
このデカールはとりあえずキープしたものです

グローブの色はインストには書かれておらず何色にするのか迷いますが・・・
ビルヌーブのグローブはオレンジ色に近い赤と少しアイボリーというかクリーム系のホワイトのツートンカラーみたいですね。

展示ベースの上の配置を決めましてカウルスタンドを接着しました
カウルスタンドは接着だけでは強度が足らないので展示ベースに穴を開けてスタンドの足を差し込んで接着しています。

ヘルメットはバリを削ってサフを入れています

明日はホワイトを塗ってからオレンジを塗って上手くいけばデカールを再挑戦しまして貼って見たいですね

ミラー・エアバルブ取り付けカウルスタンドを作りかけています

2018-09-19 21:41:04 | Ferrari 126C Turbo
本日は定休日の2日目でした
天気は上々で涼しくて天気が良い・・・
こんな日は348Zagatoを散歩させてやります
と言っても隣町のホームセンターまで往復40数キロのドライブをしました
348はステアリングにパワーステアリングが付いていませんので多少腕が辛いですが・・・(笑)

お昼前にアトリエに戻りまして仕事をしていましたら窓の外に何やら・・・
カマキリのお母さんでした。
お腹が大きいのでまだ卵を産んでいないのでしょうね。
カマキリと言いますと獰猛で嫌われる感じがありますが害虫を食べてくれるわけですからそんなに嫌わなくてもいいのでは無いかと思います(笑)
それにしてもガラスの表面には一見何も凹凸がなくて足が引っかかるところは無いのですが器用に足をかけて登ってゆきました。
人間の目には見えなくても足をかけるところがあるんですね〜

頑張って子孫を残して欲しいですね〜。

午後からは仕事です
今日はミラーを付けたいのでまずは鏡の磨きからです
エッチングで準備してありますので少し楽ができます。

まず左側のミラーをつけてみました
ボディ面が斜めの部分につけますので少し斜め上を向いてしまいますがこれは実車がこうだから仕方がないですね。
まあ水平か下向きなら後ろが見えにくいでしょうね。
斜め上を向いていますと後ろが少し見やすと思います。
この後右側もつけておきました・・・何か両手で万歳している様なミラーですね。

リアカウルも載せて見ました
少しずれていますがこの後修正しておきました
座りがあまり良くないのでお客さんの所で上手く載ってくれるでしょうかね〜?

修正後はこんな感じです
これなら何も問題ないでしょう
なかなか格好がいいですね〜!

ついでにフロントノーズを取り付けて見ました
ウ〜ン126CKと似ているけどサイドのラインがちょっと違いますね
後半部分に行くに従って上側に跳ね上がっていましてなかなかの迫力です

まだ細かな部品がついていませんのでどんどん取り付けます
次はエアバルブです
リアは内側の水平な部分に穴が開いていましてそこに取り付ける様になっています
実車はどこについているのか決定的な写真はないのですが・・・
ここにありますとセンターロックを緩めてタイヤを交換する時に邪魔になると思うのですがね〜。

フロントのホイールは斜めの部分に取り付けておきました
と言うのもフロント側は取り付け位置の指定がなくて穴もないので不自然にならない様にリムの斜めの部分に接着しました。

これで車体の方は大体完成ですが
ショップさんのご希望ではカウルを車体とは別に展示できる様にして欲しいらしいのでカウルスタンドを作っておきます。
と言っても使うか使わないかまだわからないですが・・・
とりあえず先行して作っておきましょう。
素材は洋白線の0.8mmです

ハンダ付けをして組み立てます・・・
ここで注意するポイントが・・・実物はよく知らないのですが上側は四角いほうが載せやすいのではないかと・・・実際は丸いパイプで滑り止めのゴムとか巻いてありそうですが・・・
今回は足の部分はパイプで作りまして上側は角線を使って見ましょう・・・

カウルを載せて見ました
なかなか格好がいいじゃないかと・・・
雰囲気はなんとなく良さそうです
高さが少し高く感じますが氏の部分をいくらか展示ベースに差し込んで接着しますのでそのぶん少し低くなりますので丁度いいのではないかと思います。


明日はこのカウルスタンドの足の先についている滑り止めのゴムを作るところからですね〜
長かったお休み(2日間ですが)も終わりました
・・・なんとなく少し疲れた様な気がします(お休みに車に乗って遊んで疲れていたのではどうかな〜と思いますが)

ラジエターのサブタンクとスクリーンの取付け

2018-09-18 21:34:24 | Ferrari 126C Turbo
本日の山陰は遠くに積乱雲は見えますが穏やかに晴れて暑い天気になりました。
昨日帰宅する時は湿度が高い所に気温が下がったらしく薄く霧が出ていましてなかなか珍しい風景でしたね。
今日は晴れてはいましたが湿度が高いので蒸し暑く感じましたね〜

この所の週末は3連休が続く方も多いですよね、私の所は全く関係無いですが・・・(笑)
所で皆さん先日は敬老の日でしたが何かされましたか?
私の所は父親は他界しておりますが母は元気でして毎日夕食を作ってくれています。
まあ敬老という事では無いのかもしれませんが(本人に敬老と言いますと気分を害します・・笑)昼食で母を交えて外食をしました。
市内の仕出し屋さんで数年前に食堂を始められた所が有りまして今年の夏には町内の役で寄付をお願いしにいった時に近日中に家族でお邪魔しますと言っておきましたので・・・(笑)
では無く私が同業者として興味を持っていた事も事実なのですが・・・
私は炭水化物を減らしていますのでタンパク質をメインにした注文をお願い致しました、今ではご飯の量が少なくてもお腹が減ったりしなくなりましたね。
まあ母も喜んでくれたのでまあ正解です、母方の祖母も先日亡くなったばかりなので家族としての義務を果たした感じでしょうか(爆)

その外食の前に・・・
先日の芝刈りが途中になっていましたので中庭の芝を刈ってしまいました。
数日のあいだ時間が空いてしまいましたがそれでも気温が比較的低かったせいか芝の伸びはたいした事が無く中庭が綺麗になりました。
最初に刈った部分が伸びてしまった場合最初から全部刈らないと綺麗にならないのは経験済なので少し焦りながらヒヤヒヤしていましたが・・・なんとか結果オーライとなりました。
下は本日のアトリエの中庭と遠くの入道雲(積乱雲)というやつですね。
空は高いけど雲は夏という初秋の空です〜。
何となくゆったりとした休日ですね。

さて昨日は入手したキットのご紹介でお茶を濁してしまいましたが・・・実は余り良い写真が無かったんですね。
自宅に戻ってから気が付いたので撮り直しもダメでしてね・・・でした。
写真を撮りながら制作をしているのですが何故かわからないですが全部ピンボケでした・・・汗!

さて本日はきちんと写真を確認しておきました
最初の仕事はラジエターのサブタンクです
キットではメタル製の部品がゴロッと入っていますが・・・
部品だけを見ますと何かのタンクらしいことはわかりますが何かよくわかりません、勿論126Cのこの部分の写真は無いので126CKの写真から判断をしなければなりません。
CKの写真ではこのタンクはアルミ製でタンクの上にはラジエターキャップの様な蓋(イタリア製の物に多い4つの飛び出しが有るタイプでアルファロメオなどの部品に多いです)が付いています日本製の物は飛び出しが2ヶ所になっている物が多いですかね〜。
そしてキャップの根元には白いホースが出ていますのでこれは間違いなくラジエターのサブタンクですね。
圧力をかけているのでこのタイプの蓋になっているのです、ホースはその圧力を逃がす為の物です。
キットの部品にはこのホースを付ける部分もラジエターキャップも付いていないので・・・
1.0mmの穴を開けて外径1.0mmのパイプを差し込んで接着します。
そのアルミパイプの側面に0.4mmの穴を開けまして白いコードを差し込んで接着しまして圧力を抜く時のホースに見立てています。
下の写真では穴を開けた所までなので穴は見えていますね。

サブタンクですが車体に仮組しています
このタンクは取り付け用のピンが付いていますのでこのメッシュの部分に引っ掛かってしまって付かないとか・・・色々な検討をしないと巧く組立てられません。

サブタンクを取付けました
キャップの付く部分の左側から白いホースを下側にたらしておきます
このホースは恐らくエンジンの左側からサーキットのコースの部分に放出されていると思います。
今回はこのホースを白いコードにしましたが実際には透明なホースが使われる事が多い様ですが透明なホースは入手出来る物は系が太い事、また中に金属線が無い物が良いのですがそれでは形状が不自然な物になってしまいます。
なかなか難しい物ですね〜と言う事で白い金属線入りのコードになりました。

次はこのタンクにキャップを付けておきました
CKではこのキャップは金色の亜鉛メッキを施した物になっているみたいなので在庫の中(以前大量にエッチングを作って置きました)から指の掛が4ヶ所有るタイプでクロームメッキをかけていない真鍮製の物を選んで付けておきました
形状だけでなく素材感にもこだわります・・・!!
この後ガソリンタンクのブリーザーにも同様のコードでブリーザーパイプを取付けておきました
このパイプのエンジンの前側辺りから下の方に抜いてある様ですね。

次はフロントスクリーンですね
バキュームの下側は既に削ってボディに合わせてありますが上側の部分は強度維持の為に残してありました
いよいよその部分を削ってスクリーンを完成させましょう

次はスクリーンの塗装です
クリアーに少しクリアーブルーを入れて明るめにしまして塗っています
この場合のクリアーブルーはクレオスを使いませんガイヤを使います。
クレオスのクリアーブルーは半透明で質感が良く無いのです、細かな事ですがその積み重ねが1/43の世界なんですね。
そのままで塗りますと実車よりも濃い感じになってしまいます。
濃いからと言ってシンナーで薄めますとクリアーの艶が引けたり角の部分に溜まりやすくなってしまう場合が有りますからクリアーを入れて明るさを調整し塗りやすい硬さになるまでシンナーを入れて調整しています。
あとは自分の考える濃さになるまで何度か塗り重ねればいい訳ですね。
この場合裏側はマスキングしておきましょう
クリアーブルーのミストがかかりますと不透明に感じられる事も有ります。
また裏側をマスキングしているマスキングテープは余分をカットしておいて下さい
マスキングテープに付いたクリアーブルーがウインドウスクリーンの裏面に付いてしまって汚い仕上がりになる事が有ります。

裏のマスキングテープを剥がす時はスクリーンが弱々しいので気をつけて下さいね
マスキングテープを剥がしますと綺麗なクリアーブルーになります

ウインドスクリーンを仮留めします
キットではピンを使って取付ける様になっていますが最初からピンで止めますとなかなかピッタリ決まらないのです
そこで一旦クリアーボンドで仮留めしておきましてピンで留める方法をとっています・・・いずれにしてもこの方法は大変難易度が高いですね。
同じメイクアップのモデラーである吹貝さんはいつもインセクトピンで止めていらっしゃいますが、凄いですね。
吹貝さんがやっておられると簡単そうなんですが自分で同じ事をするのはかなり難しいですね〜さすが吹貝さんですね。

ピンで留めてみました
キットの中で一番細い物を使っていますがそれでも少し大きいみたいですね。
この部分はもう少し研究が必要ですね〜。


明日はミラーの組立てと取り付けですね
中庭の仕事はもう無いし126Cも目鼻がついてきました
特製の展示ベースにセットして納品なんですが方法を打ち合わせしなければなりませんが・・・。

Le Phoenix 1/43 Alpine Berlinette A110-1600S

2018-09-17 22:09:18 | 最近手に入れたキットのご紹介
本日の山陰は・・・午前中は雨午後からは曇りの予報でしたが、雨は一向に降り止まず・・・夕方まで雨が降っていました。
強い雨では無いのですが芝刈りを中止に追い込むには十分な雨でした。

先日のTVや雑誌でのご紹介を頂いてから毎日かなり忙しくて、今日もたくさんのお客様にお越しいただきました。
自分の実力とは全く関係ない数になりますから大変有り難いことですね
そんな事で本業の進行が遅れておりましてね〜
本日は本意ではないのですが購入したキットのご紹介に変更いたします。

本日は忙しすぎまして制作時間が取れなかったので最近入手したキットの話題をお届けしましょう
私が最近キットを購入するのはヤフオクが圧倒的に多いのですが1/43キットの出品が最近少なくなってきたような気がします。
もう欲しい人のところに収まってしまったのかな?とも思います。
または私があらかたキットの欲しいものを買い尽くしたという事なのかもしれません
最近入手するものは今まですでに購入して複数台めなんていう事も珍しくなくなってきました。
今日ご紹介するものもそんな複数所有するキットの一つです
あまり珍しいものではなかったのですが・・・某ショップのセカンドハンドで見つけてしまいましてね少々高価でしたが買ってしまいました。
本日のキットはLe Phoenix 1/43 Alpine Berlinette A110-1600Sです

中身はメタル製のボディ、メタル製の室内パーツ、エッチング、少々の挽物パーツとデカール・バキュームパーツとインストくらいですね
もう古いキットですが今でもフェニックスのキットは人気がありますね
1万円を下回るキットはあまりありませんね。

ボディはなかなか良い感じですね
ルフ氏の造形はどんな車でも堂々とした車になってしまうので不思議です
実際はかなり小さな車なんですけどね

一番上の箱のラベルに筋彫り加工と書いてありますが実際に少し掘ってありますね
まあこれくらいは自分が作る場合もしますし、もし直すなら埋めてやり直すわけですから全く問題はありません。

裏板はこんな感じ
ボディとの間位少し隙間が大きいのはご愛嬌ですね
車高の調整がやりやすいようにシャフトの固定が考えられているのはルフ氏ならではでしょうか。

ホイールやバンパーのメッキパーツ等が入っています
ホイールのインナーは真鍮製ですね

こちらが大きめのメタルパーツです
内装やシートが入っています、その造形は十分ですね。

シートはバケットシートが入っているものしか見たことがないのでノーマルシートはどんな形状なのか知らないのですが・・・
これがそれらしいですね。
ルフ氏の造形で多いのはこの左右が繋がったシートですね
私の場合は切ってバラバラに取り付ける場合が多いのですけどね

サイドウインドウの窓枠やステアリングのスポーク、エンジンルームのアウトレットなどはエッチングで準備されています
まさに適材適所でしょう

バキュームはまだ黄ばみの無い物が付属しておりますが古い物で有る事を考えますと驚異的かもしれません
デカールはロードカー用のものですね




普通のキットはここまでなんですが
今回のキットは中古品なのです
中古品には何が有るか分からないですよね
なんと純正のディティールアップキットが入っていました
デカールとメタルパーツそして専用のインストが付属しています

デカールに何か油のような物が染みています・・・使えるのかな?

専用のラリーホイールや専用のバンパーそして補助灯が入っています

こちらが元のキットに入っているホイールです
デザインが違いますよね〜

インストはこんな風に部品を取りつけろと・・・
ノーマルの部品と違う部分だけ説明してありますね

デカールの貼り位置はこんな感じ・・・だそうです


実は昔メイクアップにこのディティールアップパーツだけいくつか残っていたので買った記憶があるんですよね〜
今どこにあるのかな?
時間があったら探して見ましょうかね〜。