般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2023-07-23 | Weblog

 頭陀袋

 頭陀袋《ずだぶくろ》とはお遍路さんが肩から掛けている白い袋で、さんや袋ともいいます。私の頭陀袋は納経帳が入る大きな頭陀袋ではなく、小型の頭陀袋です。外側にポケット、中に仕切がありお経や数珠、線香、財布や携帯などを入れることができ、ポシェット代わりに、山登りにも便利に使っています。
 20年ほど前、最初にお遍路に行くときに買ったものです。先日、あらためてよく見ると全体が灰色になっていました。
ときどき、人から「年季が入っているね」とか「よく使われていますね」などと言われていましたが、遠回しに「汚れているね」と言われていたのかもしれません。
 初めて洗ってみました。最初洗剤をつけたブラシでこすればきれいになると思ったのですが、長年の汚れは簡単には落ちません。お湯に洗剤を入れたものに一晩つけて洗い、その後、漂白剤を溶かしたものにまた一晩入れてみました。
見違えるようにきれいになりました。



 よく使ったものです。
この間、ベルトの金具は錆が出てプラスチックのものに変え、D環に掛けるフックは擦り切れて取り換えました。袋の角はほころび、蓋のマジックファスナはもうその用をなさず、磁石式にしました。
取り換えたフックがまた擦り切れています。しかしあと十年は使えそうです。



 
※※※※※
“頭陀”(ずだ)とは、梵語のDhūta(ドゥータ、意味:払い落とす、棄捨)の漢訳音写であり、仏教の僧侶が行う修行(頭陀行、乞食の行)のことである。したがって、頭陀袋とは、本来この頭陀行を行う僧侶が、携行用に用いた袋のことであった。
―――――Wikipedia
※※※※※
また、人が亡くなったときに六文銭(六道銭)を入れた袋を首に掛け、葬りますが、この袋も頭陀袋といいます。



今日から二十四節季の大暑です。
いつもは親子連れでにぎわっている公園も閑散としていました。

(7/22)

この記事についてブログを書く
« 般若心経 | トップ | 般若心経 »

Weblog」カテゴリの最新記事