当たり前の話ですが、日本語のありがとうは英語のThank youですよね。この同じ意味の言葉の、私が感じた、ある種の違いのお話しをさせていただきます。
私は日本で育って教育も受けた日本人ですが、大人になってしばらく外国で暮らしていました。英語圏でしたので、20年弱の間、英語を(がんばって、、)使って暮らしていたのですが、要するに、私は人に感謝を伝える時にはありがとうではなく、Thank youを、長い間使ってきました。これまでも日本へは時折行き来しておりましたし、現在は日本で暮らしています。
さて、本題です。私が感じた違いとは。それは、ずばり頻度です。
向こうの人たちが1日にThank youと言う回数と日本人が1日にありがとうという言葉を発する回数。あくまでも私の意見ですが、圧倒的に前者の方が多いですね。
私は、外国かぶれと言われようが、そういう習慣が身についてしまっているので、、。私は、例えばこんな場面でありがとうと言ってしまいます。
スーパーやコンビニで。
吉野家でもラーメン屋でも、食堂で。(ごちそうさまでした、も加えます)
タクシーやバスをおりる時。(後ろのドアから降りる時も運転手に聞こえるように).
オフィスビルでトイレの清掃をされている方たちへ。
驚かれることもありますが、私が知る外国の人たちは、いちいちこういた場面でやたらとThank youを言ってるんですね。そこには、こっちはお金を払っているんだから、とかそういった感じは全くなく、要するに、私(たち)のために何かしてくれている方々に感謝するという意味なんだろうと思います。私もそんな感覚が身についてしまってんだですね。ただ、日本という国で日本語でありがとうございます、と外国と同じような感覚でどこでも言っているので若干驚かれることがあるのです。私は良い事だと思っているので、続けていきますが。
どうしてこんな話をしているかというと、日本の人って、結構何も言わない人多いですよね。お店とかでも。コンビニなんかでもなんでこんなに不愛想なんだろうっていうお客さんもいますし。自分が逆の立場だったら、感謝されたら悪い気はしないでしょうし、言われた人は今度逆の立場になったら同じことをしようと思うかもしれませんし。これこそコミュニケーションですよね。こういった何気ないコミュニケーションこそが大切で、ローカルコミュニティ、ひては社会全体を少しでも心地よいものにしていくのはないでしょうか?
もちろん、「私だって普段から当たり前のようにこういった感謝の言葉を口にしています」という方も多くいらっしゃるでしょう。私ももちろんそうですが、ぜひ継続していきたいですね。そして我々のコミュニティが少しでも明るく、元気なものになっていったら最高ですよね。