二十数年前でしょうか、私は一時期城山三郎の経済小説にハマった時期があり彼の著書を読み漁っていました。城山が渋沢栄一を書いた著書「雄気堂々」を読んだのもこの頃です。
この本を読み大いに感動した私は、以来密かに渋沢栄一ファンを続けています。
渋沢の功績の割には、偉人としては若干マイナーな存在であったような気がしていました。しかしながら、最近は大河ドラマになったり、新しくなる一万円札の肖像画に決まったりと、渋沢ファンにとっては嬉しい限りです。
それにしても、幕末から明治にかけては政治にも経済にも立派な方々がたくさんいましたね。今日の繁栄も(高度経済成長が終わってからは落ち目ですがね。)当時築かれたものがベースになっていますが、私の含めて現代の勘違いした日本人がそれを食い潰してしまっているんでしょうかね。。
先人と先人が築き上げたものを、今一度勉強し理解することで、我々が今どう生きるべきかのヒントが得られるような気がします。
がんばらねばなりません。
少なくとも我々の子供、孫の世代が、今よりベターな社会で暮らせるように。
https://www.amazon.co.jp/雄気堂々%E3%80%88上〉-新潮文庫-城山-三郎/dp/4101133034