被災地３県のみアナログ延期決定

ようやく組み立てた交換版H67マザーのパソコン、いくらやっても「インストールできるシステム ボリュームが見つかりません。」云々エラーが出て入れることが出来ず、困ってしまっていたのですが、昨日ようやく解決。SATAの拡張ボードを追加してそこにHDDをさしていたんですが、それをWindows7のインストーラーがRAIDと見なしていたせいでした。インストールの間だけケーブルを抜いてやれば無事解決、インストールも済みました。もちろんRAIDの設定なんかしてないんですけどね。ただ、なぜかもう一台オンボードSATAにつなげておいたHDDにインストールしようとすると通ったのは謎。何度そっちにインストールする誘惑と戦ったか・・・。しなくてよかった。


そんな個人的な話はただの前置き愚痴なのでほうっておきまして。一番の問題はタイトルにも取り上げた話です。

地デジ：３県の移行延期を発表　岩手、宮城、福島

当然と言えば当然の措置と思う反面、アナログの停波日はわざわざ法律で決めて区切った(と、少なくとも総務省と民放連は主張していた)もので、法律を改定しない以上総務省だろうと総務相だろうと勝手に決めていいものではありませんが、発表しちゃっていいのでしょうか？　衆議院の議案にもそういう法律が成立したとはもちろん審議とも書かれていないのですが。細部は決まっていないように書かれている以上、これから改定案は出すということで、不成立を阻むためにあらかじめ発表したということなのでしょう。

何度もいいますが、わたしがアナログ早期停波に反対なのは普及率があからさまに水増しないし机上の空論の数字に過ぎないことと、デジタル放送の利権とマスコミ権力構造を排除して欠陥を修正する時間稼ぎをするほうが良いと考えているからです。また、費用は別に追加費用などそもそもほとんどかかりませんから、税金からの補助などすべきではありませんし、どうしても補助をするのならキー局がやるべきです。ただし、受信システムの中継基地やアンテナの設置に税金から補助金を出すのはかまわないと思います。


ただ、こういう発表があったその日だからでしょうか。一部テレビ局は意地でも3県以外ではアナログ延期したくないらしく、1ヶ月と10日ぶりに一部チャンネル～地元の放送ではテレ朝系、さらに具体的に番組を言えばプロ野球阪神対巨人戦中継～のアナログ放送でレタボ上下の「デジサポに問い合わせろ」文字が復活しています。他のチャンネルでは今のところ見られないことから、それ以外の放送局は延期の可能性を否定できなくなっているのでしょうか。なにか先が見えなくなってきたようで、こういうとなんですがちょっと楽しみになってきてしまいました。