スギ花粉の飛散量が去年の数倍という報道でしたのでビクついて東京まで来ていますが、今のところ症状が出てないのでほっとしております。まだピークは来てないんでしょうか。このまま東京の花粉で発症しなければ、地元の花粉は杉が少なめなので楽に過ごせるんですが。果たしてどうなるか。
今日の話題と言えば、やっぱりiPad2の発表を上げずにはいられないでしょう。同時にiPadの値下げ、なんて話も飛び込んできてますし。
さらに薄く、より高速に――アップルが「iPad 2」を発表
うーん、何か違うんだよなぁ。広さそのままに薄さを追求し、CPUのパワーアップ。これってパソコンの発想ですよね?
iPadの売り上げが日本ではどうなっているのかはっきりしたことは聞いていないのですが、他国と比べたり当初の予想からすれば、それほどは売れていないのではないか、という空気は伝わってきます。持ち歩ける大きさでもなく、かと言ってPCやMacの代用品として使おうにも、併用しないとフルに活用することは出来ない。その中途半端な感じが、企業のプレゼン用とかならともかく日本の個人が歓迎する仕様にはなっていないように見えるのです。日本人が欲しがっていたのは、せいぜい7インチ、出来れば5インチ程度の画面で、コートのポケットやカバンで持ち歩けるサイズ。それこそ「2台目の携帯電話にスマートフォン」という最近の傾向に割り込んで「1台目の電話は通話専用、2台目はスマートフォンではなく、持ち歩ける3G搭載の小型スレートPC」。少なくともわたしはこういうのが理想ですし、各社の電子書籍リーダーも、GALAPAGOSの大型モデルを除いて日本製のものはみな5~7インチ程度の小型機であるところから見ると、そういうのを好む傾向は必ず日本人の中にあると思ってます。iPad2が広さの面ではiPadと変わらないところを見ると、世界的にはあの大きさは好評だったのでしょう。「他国はこれでいいと言ったんだから日本もこれを使え」というわけです。この辺世界全部で同じ機械は売ろうとするAPPLEの展開の弱点かと。最近「APPLEだけが製品とOSを一体として開発できるので柔軟な製品が出来る。OSと機器の開発が別の他社には真似が出来ない」みたいなAPPLE賞賛記事が多いけど、十分隙のある企業に見えるんですけどね、わたしには。
と、いうわけでiPad2はiPadを値下げさせるような製品でないほうが良かったな、と思ったkrmmk3です。
もうひとつ、東洋経済の記事でわたしら向けのがあったので少し紹介。
落日のブルーレイディスク、変容する記録メディア
正直ハードディスクをHDと略すのはやめて欲しかったし、そういう部分で必ずしもこっち方面で詳しい人が書いたわけじゃないんだろうな、とは思いますが、それを考慮に入れてもデータの部分は興味深いです。
まず驚かされたのは、なんと言っても「ハードディスク(HD)の中核となるディスク(円盤部)生産で世界トップシェアを争う昭和電工」の部分。あの昭和電工ですよ? 知っている人は知っている。小学校の時に社会科の教科書に載っていませんでした? 「四大公害裁判」のひとつ、阿賀野川水銀中毒(新潟水俣病)を起こした昭和電工です。いつの間にやら成長分野で大きなシェアを持つ世界的企業になっていたんですね。わたしが知らなかっただけかも知れませんが、住民に迷惑をかけた悪企業のイメージがあっただけに意外でした。
ちなみに今日も同事件に対する動き、国との和解があったみたいです。
新潟水俣病4次訴訟が和解=国と成立初ケース-新潟地裁
それはまぁおいておいて。
もうひとつ驚かされたのが、東洋経済記事の2ページ目。「10年(予測)の市場規模は世界全体で約1億枚に達し」とあるところです。「発売から4~5年で、年間数十億枚の世界市場を作り出した記録型CDやDVDに比べても亀の歩み」なんて書いてありますが、比べる相手が悪い。CD-Rは画期的なメディアでしたし、DVDメディアはCD-Rの発展とそれでは出来ないことを可能にした新分野の二つを持っていました。それに比べてBDメディアはDVDのただの容量増量に過ぎません。音楽→映像の時のような分野を開拓するために作られたものではないのです。それに加えて生地の中にあるHD(HDD)で終わってしまう人が増えたこと、ガードが硬すぎてCDやDVDのようなダビング用の需要にこたえられないこと、それにやっぱり記事では触れられていませんが、世界で一番録画保存が大好きな日本人に対してだけ録画に規制と制限が課せられることになり、消費が伸びるわけがないということ。日本では変わりにPT1/2に代表される草の根レベルのPC録画が独自の発展を遂げ、ますますBDが不要となっていること。さらに今年からはBDに入れた動画からアナログHD出力が出来なくなるレコーダーしか許されなくなり、ますます需要が減ります。これだけ悪条件がそろっていて、普及するわけがありません。にもかかわらず、10年度の売り上げは09年度の2倍以上の一億枚、CDやDVDの数十分の一にも達する市場を作り上げているのです。これは十分以上に驚異的な売り上げと感嘆するほうが正しいでしょう。おそらくその多くは日本で販売されたメディアでしょうから。これだけ虐げられ、不便な環境にあってなお数千万枚は売れたと推測される日本・・・どれだけ日本人って録画保存が大好きなんでしょうね?
今日の話題と言えば、やっぱりiPad2の発表を上げずにはいられないでしょう。同時にiPadの値下げ、なんて話も飛び込んできてますし。
さらに薄く、より高速に――アップルが「iPad 2」を発表
うーん、何か違うんだよなぁ。広さそのままに薄さを追求し、CPUのパワーアップ。これってパソコンの発想ですよね?
iPadの売り上げが日本ではどうなっているのかはっきりしたことは聞いていないのですが、他国と比べたり当初の予想からすれば、それほどは売れていないのではないか、という空気は伝わってきます。持ち歩ける大きさでもなく、かと言ってPCやMacの代用品として使おうにも、併用しないとフルに活用することは出来ない。その中途半端な感じが、企業のプレゼン用とかならともかく日本の個人が歓迎する仕様にはなっていないように見えるのです。日本人が欲しがっていたのは、せいぜい7インチ、出来れば5インチ程度の画面で、コートのポケットやカバンで持ち歩けるサイズ。それこそ「2台目の携帯電話にスマートフォン」という最近の傾向に割り込んで「1台目の電話は通話専用、2台目はスマートフォンではなく、持ち歩ける3G搭載の小型スレートPC」。少なくともわたしはこういうのが理想ですし、各社の電子書籍リーダーも、GALAPAGOSの大型モデルを除いて日本製のものはみな5~7インチ程度の小型機であるところから見ると、そういうのを好む傾向は必ず日本人の中にあると思ってます。iPad2が広さの面ではiPadと変わらないところを見ると、世界的にはあの大きさは好評だったのでしょう。「他国はこれでいいと言ったんだから日本もこれを使え」というわけです。この辺世界全部で同じ機械は売ろうとするAPPLEの展開の弱点かと。最近「APPLEだけが製品とOSを一体として開発できるので柔軟な製品が出来る。OSと機器の開発が別の他社には真似が出来ない」みたいなAPPLE賞賛記事が多いけど、十分隙のある企業に見えるんですけどね、わたしには。
と、いうわけでiPad2はiPadを値下げさせるような製品でないほうが良かったな、と思ったkrmmk3です。
もうひとつ、東洋経済の記事でわたしら向けのがあったので少し紹介。
落日のブルーレイディスク、変容する記録メディア
正直ハードディスクをHDと略すのはやめて欲しかったし、そういう部分で必ずしもこっち方面で詳しい人が書いたわけじゃないんだろうな、とは思いますが、それを考慮に入れてもデータの部分は興味深いです。
まず驚かされたのは、なんと言っても「ハードディスク(HD)の中核となるディスク(円盤部)生産で世界トップシェアを争う昭和電工」の部分。あの昭和電工ですよ? 知っている人は知っている。小学校の時に社会科の教科書に載っていませんでした? 「四大公害裁判」のひとつ、阿賀野川水銀中毒(新潟水俣病)を起こした昭和電工です。いつの間にやら成長分野で大きなシェアを持つ世界的企業になっていたんですね。わたしが知らなかっただけかも知れませんが、住民に迷惑をかけた悪企業のイメージがあっただけに意外でした。
ちなみに今日も同事件に対する動き、国との和解があったみたいです。
新潟水俣病4次訴訟が和解=国と成立初ケース-新潟地裁
それはまぁおいておいて。
もうひとつ驚かされたのが、東洋経済記事の2ページ目。「10年(予測)の市場規模は世界全体で約1億枚に達し」とあるところです。「発売から4~5年で、年間数十億枚の世界市場を作り出した記録型CDやDVDに比べても亀の歩み」なんて書いてありますが、比べる相手が悪い。CD-Rは画期的なメディアでしたし、DVDメディアはCD-Rの発展とそれでは出来ないことを可能にした新分野の二つを持っていました。それに比べてBDメディアはDVDのただの容量増量に過ぎません。音楽→映像の時のような分野を開拓するために作られたものではないのです。それに加えて生地の中にあるHD(HDD)で終わってしまう人が増えたこと、ガードが硬すぎてCDやDVDのようなダビング用の需要にこたえられないこと、それにやっぱり記事では触れられていませんが、世界で一番録画保存が大好きな日本人に対してだけ録画に規制と制限が課せられることになり、消費が伸びるわけがないということ。日本では変わりにPT1/2に代表される草の根レベルのPC録画が独自の発展を遂げ、ますますBDが不要となっていること。さらに今年からはBDに入れた動画からアナログHD出力が出来なくなるレコーダーしか許されなくなり、ますます需要が減ります。これだけ悪条件がそろっていて、普及するわけがありません。にもかかわらず、10年度の売り上げは09年度の2倍以上の一億枚、CDやDVDの数十分の一にも達する市場を作り上げているのです。これは十分以上に驚異的な売り上げと感嘆するほうが正しいでしょう。おそらくその多くは日本で販売されたメディアでしょうから。これだけ虐げられ、不便な環境にあってなお数千万枚は売れたと推測される日本・・・どれだけ日本人って録画保存が大好きなんでしょうね?
遅くなりましたが、ご心配をおかけしました。m(__)m
今後まだまだ入院手術が必要ですが、とりあえず無事退院しました。
しかしまだギブスガチガチで、リハビリまで行っていません。(^^;
さてi padって自分はあまり興味が無いのですが、もうi pad2発売ですか。
そういえば病院の看護士さん(女性の方)もi padが欲しいと言ってました。
今度外来で病院に行った時会えたら教えてあげます。
BDですが、結局RD-BZ700買いました。(^^;
地元の量販店で交渉したら54,800円になったので。
まぁ田舎なのでそんなに安くは無いのですが、RD-BR600がずばり価格で48,800円なのでまぁ良しかと。
また店頭在庫が後1台だったのも決め手になりました。
セッティングはボチボチやっていくつもりです。
PCの方は予定通り5月頃でしょうか。
この時、一緒にGV-D4VRも導入しようと企んでいます。
GB単価でHDDとDVDが僅差になっちゃいましたし。
昔のようにHDD容量がピンチになる度にDVDへムーブすることもなくなりました。面倒ですし(笑)
CDやDVD全盛の頃は50枚セットをまとめ買いしてたはずなのに…時代は変わりましたねぇ。
しかしこれだけ規制だ保護だと雁字搦めのBDをこれだけ買う人がいるとは…
日本人は訓練されすぎですね(駄目な意味で)
FriioだのPTxだの買ったこともあり確かに買わなくなった
去年の数倍の花粉を数年繰り返してるけど10年前の何倍飛んでるんだろう・・・
かつてCDやDVDが出てきた時は、3万程度で購入可能なHDDよりも容量が大きかったですが、BDに決まった時は、すでにHDDの方が桁違いに大きかったですからね。
少なくとも500GB以上、出来たら1TB位のサイズが欲しかったですね。
二層で50GBでは話にならないのではないかと。
ポイントが付くお店なら会計後に「今回のポイントでこちらの20枚組や50枚組はいかがですか?」とかって薦められればポイントで買う人は多い気もするし。
さすがにこれを個人で運用するのは金銭的に無理なので、結局RAID1で二重化してバックアップがわりにしています。
念のために、小容量で重要なデータ(メールとかお気に入りとか)は別途DVD-Rに焼いてますね。
記事に関係ないレスで恐縮ですが、RAID1は複数の理由でバックアップがわりにはなりませんよ。
一番わかりやすい例として、ウイルスや誤操作等でデータが消えたらそれだけでアウトです。
バックアップ用途なら単純にディスク間で定期的にデータコピーを行うか、差分バックアップを行う方をお勧めします。
本題:
HDDが安くなったというのも理由の一つではあるでしょうが、単純にBlu-rayが高いのが問題かと。
管理人さんも書かれているように容量増量に過ぎないものなのに、レコーダー類もメディア自体も高すぎ(約5倍!)です。
「画像が綺麗になるよ」だけでライト層に訴えるなら、せいぜい2倍が限度ではないでしょうか。
「音声→映像→ホログラム」くらいの変化があるなら5倍でも10倍でも売れるでしょうけど。
それとやはりダビング用途が一番の需要だと思うのですが、ダビング元になるもの自体がまだまだDVDクラスの世界なんですよね。
CD-RやDVD-Rと同列に比較するには、あまりにも状況が違うと思います。
まだ手術が必要とは、大変ですね。リハビリはとてもキツイと思いますが、がんばってください。
iPad2はiPadより少し軽くなるようなので、特に女の人にはそっちの方がいいと思います。薦めて置いてください。
>cimanydさん
HDDにササってコピーとるのに慣れるとCDやDVD焼くの面倒くさいですよね。DVD-RAMは遅くてもその点は楽ですけど。
全部のBDを日本人が買ったわけではないでしょうけど、それでもまだ多いことに違いはないでしょうね。
>年寄さん
TS録画しちゃうと、そのまんまHDD保存以外考え付かなくなってしまいますね。
毎年ごとに「例年」の数値が更新されているので、全体を見るとそう変わっていないように見えるのですが、減ってはいない、少なくとも(涙)。
>通りすがりさん
PCにCD-ROMが搭載されるようになったころは、340MBのHDDとか平気で使ってましたっけ。あれでよく使えたものですね、今となると。
BDは市販ソフトの映像収録から逆算して容量決めたようですから、あれ以上増やす気がそもそもなかったのでしょう。下手に容量増やして収録できる時間が増える方がイヤだったのかも。
>nekoさん
そういうディスクを開発したとかいう話ありませんでしたっけ? 全く使い道なさそうですが。
>kazuさん
エコポイントの時はテレビ買うので精一杯で、レコーダーまで手が回らなかった人が多かったような。レコがそれほど売れたという印象はありませんし。
>2011-03-04 11:46:28さん
多分バックアップでBDを使っている人っていないでしょうね。あまり耐久性もないという話ですし。
軽いデータなら、USBメモリとかの方が良くないですか?
>2011-03-04 17:33:17さん
つまり、その土地の要望にあわせない殿様商売が許されるのがAPPLEだと・・・。なんかイヤですね。
>きっちさん
高性能なDVDレコーダーが姿を消してしまったというのも一因でしょうね。VHSを3倍で録画していた人なら、AVCのDVD保存でも十分ですから。