アナログ停波まであと半年だった昨日のこと。

昨日、「特に書くことなし」と書いた地上デジタル放送完全移行半年前のことですが、なにやらいろいろやっていたようです。コメントもいただきましたので、今回はコメントまとめ記事です。手抜き（＾＾；）

・長崎県対馬市で一部のアナログ放送終了

長崎県対馬市における一部のアナログテレビ放送中継局の１月２４日先行停波について

アナログ先行停波と言えば石川県珠洲市で後追いは全くなしという感じでしたが、昨日長崎県の対馬市でも先行停波が行われたようです、ただし、すべての放送局ではないようですし、リンク先でもありますように市の政策としてすでにケーブルテレビが普及し、停波エリア対象世帯のすべてが加入済みなことを確認したうえで行われたとのことですから、モデル地区ではないようですね。長崎県の普及率は全国的にも低いと言うことなので、総務省にいい顔したかったんでしょうかねぇ、長崎県。それとものほほんとしてデジタル放送対応機を買わない県民へ「うちの県は全国でも早めにアナログ停波するかもよ」と脅して尻をたたきたかったんでしょうか？


・アナログ放送、沖縄全県で停波実験　１月末に民放３局
こちらは一時的な実験。沖縄といえば全国一の普及率の低さ(正直さ？)を誇る県なので、こっちは完全な県民尻たたき作戦。北陸のように普及率の高いところで先行停波すりゃいいのに、なんで低いところほど実験に熱心なんでしょうか。


・「完全デジタル化最終行動計画」及び「完全デジタル化に向けた最終国民運動」の公表
なんでしょうかね、総務省のページなんですけど、このスローガンだとあたしらも完全普及に協力しろ、と言っている感じなんですけど・・・。なんでわたしらの言葉に耳を傾けようとせず、悪くする方にばかり力を向ける総務省に協力してやらにゃならんのでしょうか。まぁそれはさておいて、注目すべきはリンク先の"資料"。21ページ目に直前放送のテロップ例が載ってますが、「アナログ放送終了まであと○日！」ってメッセージが一日ごとにカウントダウンしていくようです。一部放送局がやってるスポーツイベントの時みたいでうっとうしいことになりそうですね。なんだかんだ言って予定ほどの普及はまだ達していないので、如何にアナログしか持っていない人間をあせらせてデジタル機器を買わせるか、に重点を置いた作戦となっていきそうですね。ただ、工事を間に合わないままにしておけば衛星放送で東京の番組が見られる権利がもらえますし、その後ゆっくりと地上波を入れた方が有利だと思うんですよね。ギリギリになればまたいろいろ違うでしょうし、「ここまで移行してないのなら、いよいよとなるまで待ったら？」とわたしなら言いたいですね。自分勝手かもしれませんが、追い詰められた総務省やテレビ局の姿の方がみたいものです。