とりあえず、今日も日記から。
予定通り、今日は秋葉原を一日ブラブラしてきたんですが、今回は事前に「欲しい!」と思うターゲットが特に無かったので、それほど気合を入れて言ったわけではなかったのです。しいて言うなら、最近メインPCの1156版Corei3、グラフィック機能内蔵機が機能的にちょっぴり他より見劣りするんで、1155と変えてしまおうか、と考えたのですが、H67/Z68のMicroATXマザー、PCIx2付で、という条件で探していたのですが、どうもピンとくるものが無く、まぁ今のでもいいかと、さっさとあきらめました。買ったときは、Intelがこうもあっさりと1156を切るとは思っても見なかったんですけどねぇ。多分CPU構造が違いすぎて1156にSandyBridge相当の能力のCPUを載せることは出来ないのでしょうが、せめてグラフィック機能内蔵でかつクアッドコアのCorei5が1156に欲しいと思うのですが、やる気はないのでしょうか。
あとは、まぁまさに適当。
ヨドバシカメラによった時は少し驚かされました、丸テーブルは全部購入者との交渉中で、周りでは携帯電話で「テレビ買って帰るから」のような連絡をとっている人たちが何人も見受けられました。エコポイントの駆け込み需要の時ほどではありませんが、その様子は圧倒させられます。これはアナログ終了の駆け込み需要が始まっていると見たほうがよいのでしょうか? それとも日ごろからこんなもの?
買わないけど露天商とか眺めながら街を徘徊していると、アングラ系の商品ばかり扱っている店の某衛星チューナーのポップに当ブログの名前を捩ったものが使われていたのはちょっとビビりました。う~ん、出来れば勘弁してくれないかなぁ。その某チューナー、わたし持っているわけじゃないし。
結局今回のおみやげは、せっかくBDが使えるようになったのだからもう一台くらい買おうか、と安いバルクのBDドライブに、地方じゃ売っていない64bitOS対応のパラレルATA付シリアルATA増設ボードに、あとこまごました物、流行り(?)のUSB扇風機とか。パラレルATAは、手持ちのリーフリのDVDドライブを使うのにあったほうが便利なんですよ。リーフリと言えば、某大型店の店員に「リーフリのDVDプレイヤーが欲しい」と詰め寄っていた親子がいたのが印象的でした。
最後まで買うべきか否か、で迷ったのがHauppaugeのColossus。例のアナログパススルー付HDMI/コンポーネントその他のH.264キャプチャーボード、文字で書くとよく分からないけど、アレ。パッケージに書かれているボードの写真の真ん中に光るVixisの文字に妙に引かれるものはあったんだけど、MHD264あるし、断腸の思いで振り切りました。いま、一番面白いのはHDキャプチャーの分野でしょうね。安定性以外に機能の差が出せないチューナーはちょっと先が見えてこないし、エンコードはQSVが脱CPUエンコードの流れを止めてしまいかねない危ない位置にいます。レコーダーは市場の活性化の道すら見えてきていないし・・・。と、いうわけで一番製品の特徴が出ているPCAV市場って、HDキャプチャーだと思います。よく見るとズラリとそろっているし。惜しむらくは商品展開が単発のメーカーが多いところと、キャプの目的や使い道で今後ひと悶着ありそうなところですか。踏み込まないでおきますけど、せめてこの市場だけは衰えないで欲しいものです。
秋葉原とは全く別のことで。
APPLEが次のiOSに機能として搭載すると発表したせいで、クラウドコンピューティングにまた注目が集まっているようですが、大丈夫なんですかねぇ、本当に。
わたしは専門家ではないので大雑把な解釈しか出来ませんが、プログラムやデータをローカルなHDDではなくて巨大なサーバーにおき、インターネット経由であたかもローカルHDDにおいてあるかのような形でアクセスしながらソフトを実行したりデータを参照したりする、という感じで概ねあっているんじゃないか、と思っています。GoogleがノートPCないしネットブック向けに展開しようとしているChromeOSのアプリは基本クラウドコンピューティングによる提供となるとか。だんだんPCとネットワークがクラウド一色になってきているようにすら見え、近未来のPCは全てクラウド処理で、なんて感じになるような気配すら漂わせますけど、本当にそれでいいんでしょうか? クラウドになるということは、プログラムやデータをサーバーに握られてしまうということでもあるんですよ。たとえば作成したデータをクラウドにしか置けないOSやソフトが出来たとしたら、先日SCEIが受けたようなハッキングによる情報流出が起こった場合、その被害はあまりに膨大なものとなってしまいます。ネット上のセキュリティーに絶対はありませんから、とてもプライベートなデータをクラウドには置けません。もちろん「じゃぁ自前のPCにデータを置いたとしても、個人向けの貧弱なセキュリティのPCに置いたって本気のハッキングを防ぐことが出来るわけがない。責任もって管理するクラウドサーバーに任せた方がいいんじゃ」という意見も出るでしょうが、クラッカーもどうせハッキングするなら得られる情報がたかが知れている個人PCより一度穴を開ければ膨大な情報を得られるサーバーの方を狙うでしょう。個人PCのセキュリティは、他者の作ったスクリプトを機械的に使うだけでは簡単にはアクセスできないくらいあれば、ある程度目的は達せられると思っています。
プログラムをクラウドに任せるのも問題でしょう。アプリケーションは必ず最新版を使えばいいというものではありません。新しい機能を入れようとして返って安定性を失ったり、便利な機能がなくなったりしてしまうこともしばしばあるわけで、そのためにわざわざ旧版のアプリを使い続けている、なんて人は珍しくないでしょう。わたしもやってます。ですが、クラウドによるアプリ実行は強制的に最新版にならざるをえないのではないか、と思うわけです。アプリの実行権を、半ばソフトメーカー側に握られてしまうことにならないでしょうか。その気になれば、古いアプリそのものをサーバーから消してしまい、ユーザーに対して有料アップデートを強制したり、ソフトメーカーの解散で気に入っていたアプリが消滅する可能性だってあり得ます。わたしには、PCにとっては利点より欠点の方が多いのではないか、という懸念がぬぐえません。PCでクラウド化して便利だと思っているのは、据え置き型で使うときのアンチウィルスソフトくらいです。また、クラウドコンピューティングによるアプリ実行は、誰かに監視されている可能性をぬぐえませんから、業者や談合組織に都合の悪いアプリは簡単に削除させられるかも知れません。
以上の理由から、クラウドコンピューティングの浸透はPCでは最小限度にしていただきたいものです。せいぜいタブレットやネットブック止まりで、かつクラウド・ローカルをユーザーが自由に選択できるものでないと、これからのPCの先行きが不安になってしまうのですが、どうでしょうか。
予定通り、今日は秋葉原を一日ブラブラしてきたんですが、今回は事前に「欲しい!」と思うターゲットが特に無かったので、それほど気合を入れて言ったわけではなかったのです。しいて言うなら、最近メインPCの1156版Corei3、グラフィック機能内蔵機が機能的にちょっぴり他より見劣りするんで、1155と変えてしまおうか、と考えたのですが、H67/Z68のMicroATXマザー、PCIx2付で、という条件で探していたのですが、どうもピンとくるものが無く、まぁ今のでもいいかと、さっさとあきらめました。買ったときは、Intelがこうもあっさりと1156を切るとは思っても見なかったんですけどねぇ。多分CPU構造が違いすぎて1156にSandyBridge相当の能力のCPUを載せることは出来ないのでしょうが、せめてグラフィック機能内蔵でかつクアッドコアのCorei5が1156に欲しいと思うのですが、やる気はないのでしょうか。
あとは、まぁまさに適当。
ヨドバシカメラによった時は少し驚かされました、丸テーブルは全部購入者との交渉中で、周りでは携帯電話で「テレビ買って帰るから」のような連絡をとっている人たちが何人も見受けられました。エコポイントの駆け込み需要の時ほどではありませんが、その様子は圧倒させられます。これはアナログ終了の駆け込み需要が始まっていると見たほうがよいのでしょうか? それとも日ごろからこんなもの?
買わないけど露天商とか眺めながら街を徘徊していると、アングラ系の商品ばかり扱っている店の某衛星チューナーのポップに当ブログの名前を捩ったものが使われていたのはちょっとビビりました。う~ん、出来れば勘弁してくれないかなぁ。その某チューナー、わたし持っているわけじゃないし。
結局今回のおみやげは、せっかくBDが使えるようになったのだからもう一台くらい買おうか、と安いバルクのBDドライブに、地方じゃ売っていない64bitOS対応のパラレルATA付シリアルATA増設ボードに、あとこまごました物、流行り(?)のUSB扇風機とか。パラレルATAは、手持ちのリーフリのDVDドライブを使うのにあったほうが便利なんですよ。リーフリと言えば、某大型店の店員に「リーフリのDVDプレイヤーが欲しい」と詰め寄っていた親子がいたのが印象的でした。
最後まで買うべきか否か、で迷ったのがHauppaugeのColossus。例のアナログパススルー付HDMI/コンポーネントその他のH.264キャプチャーボード、文字で書くとよく分からないけど、アレ。パッケージに書かれているボードの写真の真ん中に光るVixisの文字に妙に引かれるものはあったんだけど、MHD264あるし、断腸の思いで振り切りました。いま、一番面白いのはHDキャプチャーの分野でしょうね。安定性以外に機能の差が出せないチューナーはちょっと先が見えてこないし、エンコードはQSVが脱CPUエンコードの流れを止めてしまいかねない危ない位置にいます。レコーダーは市場の活性化の道すら見えてきていないし・・・。と、いうわけで一番製品の特徴が出ているPCAV市場って、HDキャプチャーだと思います。よく見るとズラリとそろっているし。惜しむらくは商品展開が単発のメーカーが多いところと、キャプの目的や使い道で今後ひと悶着ありそうなところですか。踏み込まないでおきますけど、せめてこの市場だけは衰えないで欲しいものです。
秋葉原とは全く別のことで。
APPLEが次のiOSに機能として搭載すると発表したせいで、クラウドコンピューティングにまた注目が集まっているようですが、大丈夫なんですかねぇ、本当に。
わたしは専門家ではないので大雑把な解釈しか出来ませんが、プログラムやデータをローカルなHDDではなくて巨大なサーバーにおき、インターネット経由であたかもローカルHDDにおいてあるかのような形でアクセスしながらソフトを実行したりデータを参照したりする、という感じで概ねあっているんじゃないか、と思っています。GoogleがノートPCないしネットブック向けに展開しようとしているChromeOSのアプリは基本クラウドコンピューティングによる提供となるとか。だんだんPCとネットワークがクラウド一色になってきているようにすら見え、近未来のPCは全てクラウド処理で、なんて感じになるような気配すら漂わせますけど、本当にそれでいいんでしょうか? クラウドになるということは、プログラムやデータをサーバーに握られてしまうということでもあるんですよ。たとえば作成したデータをクラウドにしか置けないOSやソフトが出来たとしたら、先日SCEIが受けたようなハッキングによる情報流出が起こった場合、その被害はあまりに膨大なものとなってしまいます。ネット上のセキュリティーに絶対はありませんから、とてもプライベートなデータをクラウドには置けません。もちろん「じゃぁ自前のPCにデータを置いたとしても、個人向けの貧弱なセキュリティのPCに置いたって本気のハッキングを防ぐことが出来るわけがない。責任もって管理するクラウドサーバーに任せた方がいいんじゃ」という意見も出るでしょうが、クラッカーもどうせハッキングするなら得られる情報がたかが知れている個人PCより一度穴を開ければ膨大な情報を得られるサーバーの方を狙うでしょう。個人PCのセキュリティは、他者の作ったスクリプトを機械的に使うだけでは簡単にはアクセスできないくらいあれば、ある程度目的は達せられると思っています。
プログラムをクラウドに任せるのも問題でしょう。アプリケーションは必ず最新版を使えばいいというものではありません。新しい機能を入れようとして返って安定性を失ったり、便利な機能がなくなったりしてしまうこともしばしばあるわけで、そのためにわざわざ旧版のアプリを使い続けている、なんて人は珍しくないでしょう。わたしもやってます。ですが、クラウドによるアプリ実行は強制的に最新版にならざるをえないのではないか、と思うわけです。アプリの実行権を、半ばソフトメーカー側に握られてしまうことにならないでしょうか。その気になれば、古いアプリそのものをサーバーから消してしまい、ユーザーに対して有料アップデートを強制したり、ソフトメーカーの解散で気に入っていたアプリが消滅する可能性だってあり得ます。わたしには、PCにとっては利点より欠点の方が多いのではないか、という懸念がぬぐえません。PCでクラウド化して便利だと思っているのは、据え置き型で使うときのアンチウィルスソフトくらいです。また、クラウドコンピューティングによるアプリ実行は、誰かに監視されている可能性をぬぐえませんから、業者や談合組織に都合の悪いアプリは簡単に削除させられるかも知れません。
以上の理由から、クラウドコンピューティングの浸透はPCでは最小限度にしていただきたいものです。せいぜいタブレットやネットブック止まりで、かつクラウド・ローカルをユーザーが自由に選択できるものでないと、これからのPCの先行きが不安になってしまうのですが、どうでしょうか。
通販扱ってる店なら特攻したいんでどこですか…と聞こうと思ったら通販復活してるとこありました。
昨日まで売り切れだったのに今日入荷したんですかね。
火曜は売り切れだったんで、なんとタイミングの悪い…
ではこれから特攻します~
事前に暗号化するなど考えましたが、やはりコンセプトが気持ち悪いので私は距離を置くことになりそうです。便利なんですけどね…
iOSのappはそれはよく改悪されるのでバックアップはこまめに~ 失礼しました
わたしが見たところ、少なくともソフマップとクレバリーにありました。昨日か今日入荷したんじゃないでしょうか。是非特攻してください。
>machさん
ですね。個人個人に対してはともかく、全体的な流れとしてアプリの実行状況を監視する、何かあった場合クラウド上のデータは提供される、くらいは当然と思わなければならないでしょうね。わたしも少し気持ち悪いです。そもそもPC用のHDDは3TBがとうとう1万円切りましたから、ローカルでも容量は大丈夫ですしね。
最近32インチクラスのテレビがダブって値段が安いとテレビの情報番組でも取り上げているからじゃないですかね?
クラウドはkrmmk3さんが言うようにアウトソーシングの一環もあるようです。物理的なものも外に置いてしまえという考え方ですね。
恐いとは言いながらもメールだってスケジュールだってどんどん外へ置いている中で、コストやリスクを秤にかけながら外に置くのが「今の流行」という事ではないでしょうか?
あとは計画停電などの影響も強くあるようですが。
ただ、ボードは用意できてもキャプ時の転送速度的な面で
環境を構築するのが面倒っすねぇ・・・
やはりRAID0や5は必須なんでしょうかねぇ・・
私ではどう考えを巡らせてもこれによって享受出来るメリットをただの一つも見いだせませんでした。正直、心から流行って欲しくない仕組みの内の一つです。今後管理の範囲が度を超して広がる可能性も高そうですし。
携帯端末ではネットワーク環境やバッテリー問題なども加わってきて、さらにダメダメ感がつのるのですが……まぁ、そんなことよりも大事なんでしょうね。メーカーにとって利用者に対する管理体制を確立するという事は。
現状の頑張っても数十GBン十万円/年程度の容量ではコストが掛かりすぎて、使い物になりません。
どうせ大したコピーを持っているわけじゃ無いので、ある日いきなり無くなっても後悔は無いと思う(ショックだろうけど)。
正直、バックアップを取るのが面倒で仕方ないので、クラウド上に安く置いておけるのであれば、そうしたいのですが、手持ちの6TB程のデータをクラウドに上げるには、容量的にも資金的にも、回線の太さ的にも厳しいのが辛い・・・
その辺りの問題がクリア出来ればとっとと移行するんだけどなぁ~
Windows向けアプリは有用なものからジョークソフトまで、また法的にグレーなものまで、自由に作れて使われていたのだと改めて思い直しました。
そういう面もありそうですね。またマスコミの情報操作に踊らされているなぁという気もしますが。
そういえば、メールは確実に一度外部サーバーに置かれてますね。中には個人情報をやり取りしたメールもありますし。昔はコードレス電話すら盗聴されやすくなるとして警戒する人もいたのに、いまやどれだけ盗聴されるか分からない携帯電話を誰も警戒しないで使っているのですから・・・。結局慣れさせられてしまって誰も何も言わなくなるのが先なのかも知れませんね。
>しろくまさん
ソフトタイプでHDキャプチャーでも、1080iなら単体HDDの速いのを使えば結構いけますよ。ただ、容量前半の高速部分を使っている間だけの話なので、長時間録画するならやはりRAIDの0か5があったほうがいいかも知れないです。1080pの時もですけどね。
>2011-06-12 04:08:20さん
一つもってことはないでしょうけど、デメリットの方が目立つようには見えますね、クラウド。ただ、商用サイトの記事では将来はクラウドが当然というものばかりで反対意見が全く見られないので少し不安にはなっています。
>たっくんさん
いまどき数十GBじゃたいしたことは出来ないですしね。どこからでもデータにアクセスできるという強みはありますけど、それほど重要なデータじゃないのならNASなどで簡易サーバーを自前で用意するという手もあります。
>2011-06-12 18:07:32さん
Androidは結構認証がザルという話もありますけど、Chromeはどうなるんでしょうね。Windowsほどやりたい放題でなくなるのは確かでしょうが。
個人作成で、かつ余計な検閲が入らないソフトがたくさんあるのがWindowsの一番いいところって思います。
抵抗を覚えるのは海外と比較すると
日本が圧倒的に多いようです。
なので日本企業は社内アプリのクラウドが、中々進まないようです。
今の何でもクラウド化してしまえな流れは単純に歴史を繰り返してるだけに見えます。
過去のメインフレームと実質的には同じ思想ですから。
しばらくすると集約モデルから情報分散型モデルへの流れになると考えています。