さて、今回も、コメントでいただいた質問をもとに、色々考えていきたいと思います。
1) 無戒律な宗教は、人類の道しるべとして、役にたたないのではないでしょうか?
さて、最初にはっきりさせておかなければならないことがあります。
宗教とは一体何でしょうか?それは人間の宗教心を満足させるために、人間が造り出したものです。
真実なクリスチャンが信じているのは、この天地、宇宙、人間を造られた創造主なる神であって、人間が人間のために造った宗教の神ではないのです。
人間は、霊とたましいと肉体を持つように造られました。 しかし、アダムが罪を犯して以来、人間は霊的に死んでいます。すなわち神との交わりが絶たれてしまっているのです。 そのために人間は人間よりも偉大な力との交わりを求めます。 それが、人間にある宗教心です。
ところが、罪に支配されている人間は、その宗教心を満たすため、真の神を求める代わりに、悪霊と交わってしまったり、自分たちに都合の良い宗教を造るようになりました。
ですから、人間の造った宗教と真の神を信じるクリスチャンの信仰とは、全く関係ありません。
“彼らは神を知っていながら、神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その鈍い心は暗くなったのです。
彼らは、自分たちは知者であると主張しながら愚かになり、朽ちない神の栄光を、朽ちる人間や、鳥、獣、這うものに似たかたちと替えてしまいました。“ (ローマ 1: 21~23)
(Semakimo)