毒舌の日々

なかなか人前で言えないことをぶちまけます。

『消された「種子法」』 山田正彦・岩月浩二・浅野正富・田井勝 著 

2020-06-09 23:22:31 | 日記
『消された「種子法」』 山田正彦・岩月浩二・浅野正富・田井勝:著 TPP交渉差止違憲訴訟の会・弁護団:編
¥1,000+税 かもがわ出版 2019/11/30発行
ISBN978-4-7803-1057-3

種子法問題も安倍政権への怒りのタネの一つ。
勉強のために類書を探してて辿り着いた本。

2017年2月、種子法廃止法案を閣議決定して国会提出。
同3月5時間の審議を経て衆議院を通過、4月参議院で5時間の審議、2時間の参考人質疑で可決、成立。
10時間プラスアルファ程度で国民の食の根源を成す種子法を廃止。
その結果どうなるかというと、国が保護してきたお米などが、民間に開放される。解放といえば聞こえがいいけど、多国籍企業が販売するF1種により農家が支配され圧迫されるということ。それは国民の食事にストレートに反映する。

やーだー。
ぶっちゃけ、読みやすい本ではないです。
100頁くらいしかない、薄っぺらい本なんだけどね。

F1種の単一栽培に反対する理由として、この本をおススメ。
『世界からバナナがなくなるまえに』(ロブ・ダン著)青土社
『タネの未来 僕が15歳でタネの会社を起業したわけ』(小林宙・著)家の光協会


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