雪に挑み負けた
深山の影に迷う
女ひとり 立ち止まる
夕陽の襲来
語りかけてて欲しいときに
今頃は凍て寒かろう
ひとり歩む
潮騒に呼んでみたい
誰を待つの
惜しみ訪ねる日
これからが朝
静かなる朝が焼ける
あの頃の景色
散歩世代の自分が映る
陽射しを浴びて
紅葉を訪ねた日
ひそやかなる彩り
秋燃ゆる
竹内国雄 長野県松本市在住
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