4月から朝日新聞で沢木耕太郎の連載「春に散る」が始まりました。
「壇」を読んでから沢木耕太郎の本を続けて読んでいます。
凍(とう)
あらすじ・内容
美しき氷壁に挑む。「最強」山野井夫妻を待つ魔の高峰。胸を打つ人間の絆、奇跡の登山行。
講談社ノンフィクション賞受賞。解説:池澤夏樹
最強のクライマーとの呼び声も高い山野井泰史。世界的名声を得ながら、
ストイックなほど厳しい登山を続けている彼が選んだのは、ヒマラヤの難峰ギャチュンカンだった。
だが彼は、妻とともにその美しい氷壁に挑み始めたとき、二人を待ち受ける壮絶な闘いの結末を知るはずもなかった――。
絶望的状況下、究極の選択。鮮かに浮かび上がる奇跡の登山行と人間の絆、ノンフィクションの極北。(資料より)
登山の事何も知らない私でも山に登ったような気になりました。
実話だけに迫りくるものを感じました。
「テロルの決算」 大宅壮一ノンフィクション賞をとった本です。
一人のテロリストの少年が社会党委員長浅沼稲次郎を刺殺する話です。
私には社会党、共産党、右翼、日米安保など政治に関する知識も無いので
理解出来ない部分が沢山ありました。
ただ純粋な愛国心のある少年が起こした事件なのでは?という思いがします。
沢木耕太郎さんの本はノンフィクションが多く、どれも読み応えがありました。