軽井沢に来て二日目は日曜日で平日割引じゃないからトンボの湯は止めにして浅科温泉穂の香乃湯に、それと女房のお目当てはちゃたまやのアイスとシュークリームにあるようなので。
この日はドンヨリとした曇り空ながら雨は降らずじまいでゴン太も一緒に、もう車には慣れきっていて暑くさえなければ全く問題なくなっていて、我々と一緒だとこうでなくちゃね。まずはJA御代田の直売所で朝採りのトウモロコシと枝豆だけは買っておかないと、夏場にこちらに来たときはこの鮮度が一番のご馳走だからねぇ。
そのあとは温泉に直行、9月になるとここの露天風呂も夏バージョンは終了していて、黒い遮光テントはもう撤去(冒頭写真の露天風呂のこの前の8月バージョンは中央にテントがあったのだが)されている。気温はやや低めだったから露天の湯加減はほどよく下がっていて、日差しが無くて涼しい風が半身浴に当ってくるから、時々体を沈めながら10日ぶりの温泉を楽しんじゃう。ここは日曜日でもそんなには混まないのがいいですな。この日は玄関前で近在の農家が農産物を直売していたが、その中に早くもリコボウ(ヌメリイグチ)があるので聞いたら、今年は2週間ほど早く出てきているそうだが、軽井沢の山荘周辺ではまだのようなのに。昨年同様にきのこの大豊作になるといいね。
帰りにはお決まりのちゃたまやに、ここは卵が売りだからアイスも笑顔のたまごといのちのたまごという2種類がお勧め、それにシュクリームやプリンが美味しいというが僕はケーキはまず食べないようにしているので。この周辺では御牧ケ原産の白いもという馬鈴薯が有名だそうだが、まだ食べたことが無かったのでこの日に初めて買ってみた。この味についてはまた追記で書きます。
<追記>
早速にも夕食でどんな味か賞味してみようということで、ポテトの味そのものをみるには塩茹でが一番とただ単純に調理して試してみた。女房曰く、普通よりも倍以上も茹で時間が掛ったそうだが、味は小さな新じゃがに似ているものの、食感はやや歯ごたえがあってそれなのにホクホクというこれまでにこういうじゃがいもはあったかなというもの、味が濃くてシッカリ食感のイモなんだね。これでポテトサラダやコロッケにしたらどういうものになるんだろうかと、これはまたの機会に試してみようかな。
その日にはこの夏場用にと持ってきていたワインの良さそうなのがまだ残っていたので、ポテトだけの食事じゃないからと開けてみた。ワインはポイヤックのシャトー・バタイエ1998年、その香りは女房と二人でニンマリするようなもので期待十分、で味の方はやや控えめでジンワリとやってくる感じでカルフォリニア産みたいにワーンとくるような華やかさが無いのだけが物足りない。あとでネットで見たら15年ぐらい以上熟成させた方がいいらしく、そのちょっと手前だったのがいけなかったのか、それともボルドーはあくまでもニューワールド系とは違うのか、最近の僕は特に安いチリ産などの濃すぎるぐらいの味わいに慣れ過ぎているからねぇ。
話変って、長雨が今日になってやっと止んで久しぶりの晴れ間が広がったが、大洪水の被害は大きかったようで、こういう変なコースをとる台風は要注意なことが多い気がする。今回は軽井沢はそんなでもなくてよかったが、数年前にこの辺りを北上した時は被害が多きくて、そのコースも異様だったものね。
それで天気が回復したからまさに白い花が咲いている蕎麦畑がある場所まで行って散歩したら、浅間山も午後からは全容を現して秋はこうでなくちゃと、この辺りはおひさまの場面に出る場所ほど広い面積で蕎麦畑が広がっているわけではないけど、それでも一面に白い花がという光景が楽しめる。昨年、一昨年と不作で蕎麦粉が高くなったから、今年は豊作になってもらわないとね。
それとゴン太はちょうど五ヶ月になってやんちゃ盛り、ちょっと抱いてやろうかとしてもすぐ何かを咬むのはまだ完全には歯が入れ替わっていないから、来月ぐらいになったら生え変わるかな。