掲載画像:Windows XPのノートパソコンにLinuxパソコンのデスクトップを表示させて遠隔操作している様子。
昨日の記事で自宅のパソコンを外出先から遠隔操作することを紹介したが、まだ問題がひとつ残っていた。
遠隔操作するためには家のパソコンをつけっぱなしにしなければならないのだ!
僕はデスクトップパソコンを4台使っていて、そのうちの1台は「とね辞典」というホームページのために電源を入れっぱなしにしている。残りの3台を遠隔操作するためには、電源を入れてから外出しなければならない。
電気代がもったいない!
最近のデスクトップパソコンにはWake On LANという機能がついている。ネットワークからMagic Packetという信号を受けると自動的にパソコンを起動してくれるのだ。通常、この機能は家庭内LANで使うものであるが、家の外からでも使うことはできないか??
そのためにはインターネットからの回線を家庭内のパソコンに分配するためのネットワーク・ルーターがWake On LANに対応していなければならない。しかし僕のルーターは古いタイプなのでそういった芸当はできないことがわかった。数ヶ月前このことがわかりWake On LANはあきらめていた。
でも、今日ひらめいたのである。既にホームページ用に稼動しているサーバー用パソコンはつけっぱなしであるから外からいつでも操作できる。
家のサーバー用パソコンを経由すれば他のパソコンを起動できるではないか!!
Windows XPの2台は難なく起動できた。残りのLinux (Fedora 7)も試行錯誤のあげく、サーバー用パソコンから起動できた。いったんパソコンが立ち上がれば遠隔操作で電源を落とすのは朝飯前である。
というわけで外出先からのパソコン遠隔操作のしくみは完成した。
国内はもとより世界中のインターネットカフェから家のどのパソコンでも使いたいときにだけ電源を入れて遠隔操作できるようになってしまった!
う~む、すばらしい!!
Wake On LANについては以下のようなページを参考にした。
http://www.forest.impress.co.jp/article/2003/04/23/okiniiri.html
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/715wol/wol.html
http://bb.watch.impress.co.jp/column/shimizu/2003/09/16/
http://bbs.fedora.jp/read.php?FID=8&TID=4112&p=2
と言うか、そんなことができるなんで思ってもみなかったですよ、私・・・。
でも、確かに電気代もったいないですよね。
遠隔操作だなんて、すごくカッコいいですね
もう、ただ驚くばかりですよ~。
コメントありがとうございます!
こんなしくみを作ったので家のパソコンでやればいいことを、わざわざ喫茶店に行って(遠隔操作で)するようになってしまいました。(笑)
自分で使うだけじゃなく、遠くに住んでいる友達のパソコンに自分のパソコンの画面を映してソフトの使い方などを教えることにも使えます。
> でも、確かに電気代もったいないですよね。
エアコンをつけずに扇風機だけでこの夏は乗り切ろうかと。。。
電気代を自分で払うようになってから、小まめにスイッチを切って歩くようになりました。(学生の頃はつけっぱなしで親にずいぶん注意されていましたよ。)
節約した電気代で他のものが買えますしね!
節約した電気代は、もれなく奥様のお化粧品代になりますのでご安心下さい。
そうなんです。月水金は在宅勤務なので、もっぱら週末にしか遠隔操作で遊べません。。。
> 節約した電気代は、もれなく
> 奥様のお化粧品代になりますのでご安心下さい。
確かに。。。使っているALBIONの化粧品は高いです。僕にはどうしてあんな水みたいのが1本7000~10000円もするのか理解できません!
それぞれ大切な役割があるんですよ~。動画変換など重たい処理をするときは3台ないと間に合わないんです。。。
さすがにこれ以上台数を増やせませんけど。(あと1台修理すれば使えるデスクトップが残っていますが、これはしばらく眠らせておきます。)