KTOOONZ BLOG

ktooonzのオシラセBLOGです。

携帯コミック『夢見るフランシー』キャラ紹介「袋男」

2013-02-18 14:17:34 | 『夢見るフランシー』キャラクター紹介

 

サイト『ヒトコト』で公開中のコミック、『夢見るフランシー』。 

http://sonydes.jp/blog/2012/12/ktooonz.html

ガラ版、スマホ版、共に次回が最終回です。

ネタバラシにはならない、簡単なキャラ別紹介、制作裏話などを連続公開していきます。

 

このコミックの主役はフランシーですが、非常識なくらいに純粋な彼女よりは、

周囲でああだこうだ騒いでいるお姉ちゃんたちの方が、個性と人間味が感じられて

感情移入しやすいかもしれませんね。

 

ですが、そのフランシーも、回を追うごとに、親しみが沸いてくれればいいなと願っています。

 

フランシーはダメンズ巡回者で、シングルマザーでもあります。

子供の父親、相手の男性は行方をくらませてしまいました。

お姉ちゃん達の警戒振りは並ではありませんが、

新しい恋人として現れたのは、予想を遥かに越えた、ダメ男とかのレベルですらない、

汚れた背広の、ずんぐりむっくりした、皮袋を被った男でした。

 

 

中村君 

 

袋の中身は中村君との事・・・

ひたすら想像力を膨らませる行動を取り続ける中村君です。

行動は限りなく怪しく、フランシーの話では優しい男性のようでもあります。

 

中村君の個人的事情で、二人は純愛状態が続いています。

 

名前は私の苗字から取りました、

他にも制作中の作品でもあるのですが、

汚れ役があると、中村とつけてしまう事が多いです。

彼が本当に汚れ役なのか?よくわからないところですが・・・

 

もし、長い連載だったら、フランシーと袋を被った中村君のプライバシー、

どんなお付き合いをしているのか、描いてみたかったです。

中村君はあまり喋りませんし、大人しい感じなので、フランシーは色々とリードしてきたのかも・・・

 

このコミックスは、警官の格好や、姉妹の家の外観とかは、

考証無視日本人が勝手に想像しましたイギリス風~になっていますが、

KTOOONZの漫画なので、人種、民俗とか文化とかがゴチャゴチャです。

中村君は昭和風の三畳間+板の間キッチンに猫と一緒に住んでいるようです。

BFがいきなり日本人で中村君だったり、そういう矛盾した世界も楽しんで描きました。

 

中村君についてはこれ以上語らない事にします。

 

 

漫画とは関係ない話ですが、

顔が見えない覆面姿とか、男性でも女性でも魅力が感じられる事が多いです。

現実でも絵の世界でもそういうの好きな人が沢山いるらしいですね。

最近PIXIVで知ったのですが、映画泥棒とかに萌えている人とかもいるようです。感覚はわかります。

仮面のヒーローと同じで、理想の想像力が膨らむのですよね。

 

私は現在、沢山の覆面さんが出てくるアニメを友人と一緒に制作中なのですが、

男も女も、覆面の人たちの顔を出すのを考えた末結局止めました。

アイマスクや化粧の人たちだけが素顔も見せる演出にしました。

内容がヒーローヒロインモノだったからもありますが、

顔を観せた途端、正義や悪の神秘も半分以上は失われてしまうのが感じられたからです。

 

因みに、益々漫画とは関係のない話になりますが、

すごい知り合いの方がいて、覆面左翼の集会に遊びに行って、

BLの妄想をしているそうです・・・腐女子もそこまで到達するとさすが!彼岸!という感じですね。

久しぶりに驚いた話でした。

あの人も・・・この人も…と、素晴らしい美形の同性愛者に思えるのだそうです。

「馬鹿じゃないの?」と友人に言われているようです。

多分中の人は、普通の結構歳のいったオッサンなんじゃないかと私は思うのですけど・・・

顔が見えないうちが花ですね。

 

私、こういう話を聞く時に、女性の美や可愛さへの感性の凄まじさを感じます。

オヤジとかも、もはや「可愛い」の部類にされたのだと思いますが、

既存の権威、政治的な抗争、何でも可愛いだとか美形だとか、性の世界、

それが何もかも包み込んでいきます。

最近、国家同士を擬人化して同性愛の話にしている女子もいるそうです。

私は女って凄いと思いました。

戦争しようが何だろうが、皆可愛くされて愛し合わされたりしてしまうのでしょうか。

 

「かわいーかわいー」って国際語になってきましたが、

どんなにおっかない世界を作ろうと、いつかは可愛い~で世界が呑みこまれるかもしれません。

 

・・・話戻って・・・

 

フランシーも中村君を可愛いと思っていることでしょう。

 

このシリーズは次回で終ります。

 

画像は、『夢見るフランシー』コミックより

(C)ソニー・デジタルエンタテインメント

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。