別コミックブログ、Ktooonz*Comixで連載中の『ペインレイン』のカテゴリーをブログに作りました。
登場順にキャラ紹介や思い入れを書いていきます。
人間は皆、何かしらの才能や個性を持って生まれてきます。
英語では才能を「ギフト」と呼び、神様からの贈り物という認識なのでしょう。
日本でも「天賦の才」とか「天職」とか言いますから、
持って生まれた才能は、天からの贈り物という同じ捉え方なのでしょう。
『ペインレイン』のメインキャラクターたちも、
個性豊かで、それぞれが才能という、贈り物を持って生まれて来ましたが、
どうも、それを中々良い形で生かせないというか、
悪事に利用したりされたり、運命なのか?目的の邪魔をされたり?
・・・簡単に上手くはいかないようです。
『レッド・ローズ』
ローズはキャラの中でも、ずば抜けて華々しい存在、
美貌と芸能の才能を持って生まれてきました。
明るい赤毛と薄い緑の瞳、キメ細やかな薄ピンクの肌が美しい女性です。
父はイタリア人、母はイタリア人とフランス人のハーフ、祖父母には北欧や他の血も入っています。
身体はやや小柄な方ですが、スタイルは良く、グラマーです。
レッド・ローズは芸名です。父親が彼女をローズと呼んでいたのが由来です。
本名は良くある女性の名前ですが、夫以外はその名を知らないし、
本人も含めて誰も使いません。
左胸に赤いバラの刺青をしています。18歳でパンキーと一緒に彫りました。
パンキーは背中にもっと大きなお揃いのバラをしょっています。
これは彼女の、夫との関係等に本当に傷ついた、黒歴史の象徴です。
現在28歳、大人のセクシーさが益々出てきました。
大変エネルギッシュ、気も強く、生活力があります。
歌手としての自分を生かし、バーを経営しています。
お店も順調のようです。
10歳で美しい母を無くし、16歳で最愛の父を無くしますが、
若い頃から馴染んで大好きだった、ショービジネスの世界に年齢を偽って飛び込みます。
生き生きと明るく、誰もが認める花のある美声の美少女、歌って踊れるローズは、瞬く間に売れっ子になり、
18歳で、当時28歳の自称実業家の華やかな男性、ウルフと恋愛、電撃結婚をしますが・・・
・・・何だかトンでもない事が起こってしまい・・・
・・・さらに夫とは色々あって・・・
3話現在は夫に浮気されまくって、ヒステリーを起こす毎日です。
ローズは誰からもチヤホヤされて育ちましたが、身元は固く、愛する男一筋、夫だけです。
真剣な愛がなければ、その美しい身体を許しません。その分、浮気も絶対に認めません。
そして、全くマトモじゃない夫婦喧嘩をしてきたローズです。
まだ夫は漫画に出てきませんが、
夫婦は「どこの芸能人カップル?」というくらいに華やかで派手、という設定です。
ローズは虚飾の世界を愛し、贅沢、宝石なども楽しむセンスがあります。
オシャレもメイクも美容院もエステ大好き。
夫も同じですが、服は仕立で、吊るしの服なんか好みません。
現在雇っているパンキーにも、自分と一緒に働く以上は、
センスの悪い服で現われる事など許しません。
(パンキーは服の事など良くわからないので、特に拘りなくローズの言う通りにしています)
感情は豊か。言いたい事はズバズバ行きます。
怒る時も凄まじいですが、相手の弱みを見たら、続けられないし、トドメもさしません。
言葉もキツいですが、ネチネチした意地悪はありません。
強く、本来優しい女性です。(夫婦喧嘩は抜かす)
誰もが一見して認める魅力溢れる美女なのですが、
プラトニックを保ちながらも、時に夫以上に絆の深いパンキーだけは、
出会った10代の時からずっと、ローズを「ブス」だと言い続けます。
彼女の虚飾虚栄の部分を、パンキーが女性の醜さとして見ているのもあるのですが、
果たして彼が本当に本気で彼女をブスだと思っているのか、はっきりとはわからない処です。
チャーミングながらも、自分勝手で、何でもやりたいようにするローズですが、
苦労も多いし、子供の頃から辛い事の多かった人生を送っていますので、
人の苦しみや悲しみを感じ取ったら即座、既存の善悪や自分の利害を超えて、
目の前の人間を受け入れる事のできる、心の器を持っています。(夫婦喧嘩等は抜かす)
二人は憶えていないどころか、意識にすら上らなかった事なのですが、
心がボロボロに壊れているパンキーが生きていけたのは、
ローズという少女の、美しい心が、彼の全てを受け入れてくれたからです。
画像は、ローズ、ブレイン、パンキー、バニー『ペインレイン』より