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世界を驚かせたオランダ人といえば、ショッキング・ブルー。70年に「VENUS」が全世界を駆け巡ってから、当時英語圏以外のアーティストは全米進出はあまりなかったが、ショッキング・ブルーの成功は、オランダからアース・アンド・ファイアー、ゴールデン・イヤリング、ドイツからボニーM、アラベスク等々、欧州他国からはアバなどの全米進出のパイオニアとなったのかもしれない。ロビー・レーベン、コーネリア・ベーク、クラース・バルに紅一点のマリスカ・ベレスを加え本国では68年に「LONG LONESOME ROAD(明日に向う道)/SEND ME A POSTCARD」でデビュー。「ビーナス」の他にも「NEVER MARRY A RAILRADMAN(悲しき鉄道員)」「BLOSSOM LADY(悲しき恋心)」などはアメリカ経由でなくオランダから日本に直輸入?され日本では大ヒットしている。