二宮整体院の概要
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二宮整体院
〒259-0124神奈川県中郡二宮町中里907-6
電話0463-73-4588
膠原病(エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮症)
市販薬を含む外用薬の使い方
8.皮膚潰瘍治療薬
アクトシン、ユーパスタ、カデックス、プロスタンディン、フィブラストスプレーなどがあり、褥瘡(じょくそう)、下腿皮膚潰瘍などの処置に用いられます。
膠原病(エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮症)
市販薬を含む外用薬の使い方
7.ビタミンD3外用薬
乾癬(かんせん)に対して用いられる新しい外用薬で、多く外用すると腎障害を起こすこともあります。皮膚科での処方が必要で、ステロイド外用薬のもつ局所副作用がなく、同等に効果を示します。
乾癬以外にも様々な皮膚疾患に効果を示すと報告されています。
膠原病(エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮症)
市販薬を含む外用薬の使い方
6.にきび治療薬
古典的なクンメルフェルド液(イオウカンフルローション)や、アクアチム(クリーム、ローション)、ダラシンTゲルなどがあり、市販されているものは、クレアラシルなど品数も多いのが特徴です。
しかし、レチノールなどさらに強力な欧米のにきび治療薬は、まだ安全性の問題などの点で日本ではやっと治験が修了したところです。
膿疱(のうほう)内ににきびダニが発生している場合は、抗生剤内服治療に抵抗性で、イオウ含有のクンメルフェルド液が著効します。
膠原病(エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮症)
市販薬を含む外用薬の使い方
5.脱毛・白斑(はくはん)治療薬
フロジン液という外用薬が古くから用いられており、男性型脱毛に対しては、近年、ロゲイン(R)(ミノキシジル)やプロペシア(R)が用いられています。
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市販薬を含む外用薬の使い方
4.抗菌・抗真菌・抗ウイルス外用薬
抗菌外用薬としては、ゲンタシン、テラマイ、クロマイなどがよく用いられ、感染のあるびらん・創に用いられます。
近年は、耐性菌が増え、むしろ水道水でよく洗浄することのほうが創の治療には良いとされます。
抗真菌外用薬は、マイコスポール、メンタックス、ラミシール、ニゾラール、エクセルダームなど数多く、一部は同じものが市販されて利用可能です(ラミシールなど)。
いわゆる水虫(足白癬〈そくはくせん〉)などの治療に用い、最近の薬は、1日1回の外用で十分効果が現れます。
ときに、接触皮膚炎を起こす(とくに市販ででまわっているもの)ことがあり、外用中悪化した場合は、中止し皮膚科に相談しなければなりません。
抗ウイルス外用薬は、アラセナA、ゾビラックスなどで、口唇ヘルペスなど単純ヘルペスに対し用いられます。
ヘルペスは、何回も再発することが多く、ムズムズと感じた病初期にすぐ外用を開始すると効果的です。
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市販薬を含む外用薬の使い方
3.ステロイド外用薬
薬効による5段階(I~V)の強弱の分類があり、「III 強力」(strong)クラス以下のものは、市販でも手に入ります(フルコート、ベトネベート、リドメックスなど)。
「IV 中等度」(medium)と「V 弱い」(weak)を1つにまとめてmildとする分類もあり、これらの分類は、薬効の強さを示すと同時に、様々なステロイド外用薬の副作用の出やすさにも関連します。
したがって経皮吸収がよく、口囲皮膚炎などの副作用の出やすい顔面頭部などでは、「中等度」(medium)以下のものを通常は用い、
他の部位でも2歳までは「中等度」まで、3~12歳は「強力」まで、13歳以上は「かなり強力」(very storng)までをアトピー性皮膚炎の中等症では目安にしているなど、きめこまやかなランクの選択が必要となります。
逆に、弱めのものをずるずると長く用いていくことも副作用を出す原因となるので、症状が強ければ、適宜「最強」(storngest)を用いる選択も必要となります。
ひどい接触皮膚炎や毛虫皮膚炎(茶毒蛾〈ちゃどくが〉)などには、当然「最強」を用いるべきといえます。
また剤型としてローションやテープなどもあり、ローションは頭皮など、テープは結節性痒疹(ようしん)やケロイドなどに用いられます。
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市販薬を含む外用薬の使い方
2.非ステロイド系外用薬
アンダームを筆頭にスタデルム、ベシカム、スルプロチン、コンベック、フェナゾール、ジルダザック、トパルジック、スレンダムなどがあります。
湿疹・皮膚炎、帯状疱疹(たいじょうほうしん)などに適応をもち、ステロイドではない外用薬として、ステロイドをこわがる患者さん、医師らに愛用されている傾向があります。
市販でも、ブフェキサマク外用薬(アンダームと同一)などとしてよく売れています。
しかし、効果は極めて弱く、長期に慢性の皮膚炎に外用し続けると、かぶれを起こす頻度も少なくないため、今後はあまり用いていくべき外用薬とはいえません。
ただ、ボルタレンゲルやインテバンクリームのように、痛みに対する外用薬は有用かもしれません。
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市販薬を含む外用薬の使い方
1.保湿外用薬
市販でも手に入る尿素含有軟膏(ケラチナミン(R)など)が一般的で、皮膚の乾燥にうるおいを与えます。
アトピー性皮膚炎のドライスキンや、老人性乾皮症(冬場の乾燥肌)に対して用います。
このほか、ヘパリン類似物質含有軟膏(ヒルドイド(R)など)やセラミド含有クリーム(キュレル(R):市販薬)など近年品数が増えてきています。
膠原病(エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮症)
病後の経過 / 生活上の注意
3)強皮症
全身性強皮症では寒さのため、手指の循環障害を起こしやすいので保温に注意します。
手指の小さな傷も放置しておくと、治りにくい潰瘍になるので、すぐに局所の処置を行う必要があります。
膠原病(エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮症)
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病後の経過 / 生活上の注意
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2)皮膚筋炎
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急性期には安静が大切です。
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低下した筋力は急性期を乗りきったあとであせらずに慣らしていって回復に努めます。
膠原病(エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮症)
病後の経過 / 生活上の注意
1)エリテマトーデス
全身性エリテマトーデスでは、直射日光にあたりすぎないようにすること、過労を避けることが大事です。
妊娠、出産も悪化の誘因となります。
しかし、病勢が落ち着いた状態であれば妊娠、出産は原則として可能です。
その際、ある種の自己抗体が胎児に対する危険因子としてあります。
すなわち、抗リン脂質抗体陽性は血栓をつくりやすいことと関係するため流産の危険が、抗SS-A抗体陽性は胎児に移行して新生児エリテマトーデス(環状の紅斑と心臓の伝導障害が主症状)の危険があります。
膠原病(エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮症)
標準治療例
5)限局性強皮症
副腎皮質ステロイド薬外用
・ダイアコート軟膏 1日2回
※「標準治療」は診療活動をする専門医により行われている一般標準的な治療法の解説です。
厚生労働省や学会で作成した「ガイドライン」そのものではありません。
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標準治療例
4)全身性強皮症
血行改善薬内服
・プロレナール(5μg) 1回2カプセル1日3回
・ユベラNS(100mg) 1回1カプセル1日3回
膠原病(エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮症)
標準治療例
3)皮膚筋炎
副腎皮質ステロイド薬内服
・プレドニン(初期量) 1日量体重1kgあたり1mg
・プレドニン(維持量) 1日量体重1kgあたり0.1~0.2mg
重症例で内服の効果が不十分の場合は――
・ステロイドパルス療法
・メチルプレドニゾロン 1,000mg点滴静注3日間を1クール
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標準治療例
2)皮膚限局性エリテマトーデス
副腎皮質ステロイド薬外用
・マイザー軟膏 1日2回