07:39 from web 自律神経失調症 07:40 from web 自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう、英称:dysautonomia)とは、交感神経と副交感神経の2つから成り立つ自律神経のバランスが崩れた場合に起こる症状の総称のことである。 07:40 from web 日本心身医学会では「種々の自律神経系の不定愁訴を有し、しかも臨床検査では器質的病変が認められず、かつ顕著な精神障害のないもの」と暫定的に定義されている。 07:41 from web この病気は日本では広く認知されているもののDSMでは定義されていない。ICD-10 においては、G90 Disorders of autonomic nervous system [1][2]に分類され、特定の病名に帰着しないものを G90.9 としている。 07:42 from web この病気は昭和36年ごろに東邦大学の阿部達夫が定義したものであるが、現在も医学界では独立した病気として認めていない医師も多い。 07:42 from web 疾患名ではなく「神経症やうつ病に付随する各種症状を総称したもの」というのが一般的な国際的理解である。 07:43 from web この病気は実際にはうつ病やパニック障害、過敏性腸症候群や身体表現性障害などが原疾患として認められる場合が多く、原疾患が特定できない場合でもストレスが要因になっている可能性が高いため、適応障害と診断されることもある。また、癌などであっても似たような症状が表れることがある。 07:43 from web 原疾患を特定できない内科医が不定愁訴などの患者に対し納得させる目的でつける、と言う否定的な見解もあり、内科で自律神経失調症と診断された場合は心療内科・精神科などでカウンセリング・投薬治療を受けることを勧められている。 by ninomiyaseitai on Twitter