来年の打ち合わせも兼ねて芦屋まで行ったついでに南京町まで。
華僑歴史博物館があるというので訪問しました。
一言では説明できない内容の展示でした。明治、辛亥革命、戦争。
どこにも、誰にも苦難があり今に続いていることに思い至る・・。
入り口に神戸港平和の碑があります。戦時下で徴用された中国人や朝鮮人、
連合国軍捕虜が港で過酷な労働の犠牲になったことが記されていました。
南京町は賑わっていました。
博物館のリーフレットには、華僑の生き方として落地生根という
言葉が書かれています。海を越え異国の地で生きる。家業を起こし
家庭を持ち土地の人や習慣に馴染みその土に帰す。
南京町を眺めながらインドネシアでアジアで生きるプラナカンの人々
のことを考えました。日本にも何か混血の文化があるのかも?
別の視点というのは案外自分をもっと知る鍵なのかもしれないネエ。