前回、ヤードポンド法の繰り上げ進数が複雑と書きました。同法の長さ、容積、質量の単位を
羅列すると、2進法を筆頭に、3、4、5、8、9、10、12、14、16、16.5、18、20、22、25、36、54、
64、80、1760、7000などがありました(以上wikipediaヤードポンド法より)。
私たちが身近に使うのはメートル法の10進法と、時間の12・60進法(秒以下は10進法、1週間
は7進法)です。10進法の元は人の指の本数、12進法は月齢にあるのは周知のとおりですが、
12進法と60進法をネット検索すると、10進法と同様人の指が元である・・と言う説がありました。
片手を開いて親指を除き、人差し指から小指まで4本の指の関節の数が12あります。古代の
人は数を数えるとき、現代人が携帯メールを打つような動作で、親指で指の関節を指して数え、
12になると片方の手の指を1本折る・・5本全部折ると12×5=60になる・・これが12進法と60進法
の元になった・と言う説です。言われて見れば尤も・・と思います。
欧米語の数詞は1から12までは特定の単語、13から19迄は13=thirteenと下位数からの足し算
になり、100まで規則通りの数詞ですが、フランス語の数詞は60まで。70は60+10、80は4×20、
90は4×20+10と単語として100までの数詞はは60が最高です。12進法と60進法は、人の指から
と言う前記の説は、フランスの人の説かも知れません。
レシピは今が旬の柚子がテーマです。毎年柚子を送ってくれる友がいて、今年も頂きました。
柚子の保存期間は意外に短く、冷蔵庫に入れても2週間ほど。そこで、ネット検索してみつけた
たのが冷凍保存法です。レシピはそれを参考にしました。白皮を捨てるのは勿体ないとジャムを
試作しました。これが大成功でおいしいジャムができました。タネは水に浸けると化粧水になり、
薄皮などの搾りかすは茶袋に詰めて柚子風呂に・・柚子を100%使い切るレシピです。
柚子をたくさんいただきました。さあ、何を作ろうか・・と考え先ずは新鮮なうちに果汁をしぼって、
ボトルに入れて冷蔵保存し、果皮んの外側・・黄色い皮は冷凍保存に、内側の白い皮でジャムを
作りました。果汁の搾り粕は茶袋に入れ柚子風呂にします。あとにはタネだけが残りました。
材 料 柚子 10こ 850g
作り方 柚子を水洗いし、布巾で水を拭きとる
柚子を横二つに切り分け果汁を絞る
果汁を入れる器に、網目の細かい
金網を置きその上に絞り落とす。
絞り方1.両手を合わせて指を組んだ中に
切り口を下にして柚子をはさみ押しつぶす。
2.片手で絞るやり方は、柚子の切り口を
外側にして、握りつぶすように絞る。
3.レモン絞り器などの器具を使って絞る。
柚子の果肉を取り出す
皮を傷つけないように果肉を取り出す。
スプーンを使うか指でとりだしてもよい。
柚子の皮を茹でて水にさらす
柚子皮を熱湯で1~1..5分茹でて冷水に
入れて24時間さらす・・この間4~5回
水を変えて、アク抜きする。
水から揚げて、白皮を取り除く
柚子皮をザルに揚げて、白い皮の部分を
スプーンで削り取る。白皮は同量の砂糖で
煮詰めてジャムを作る。
柚子皮の水分をとり冷凍保存する
皮を冷蔵庫内に1~2時間いれて乾かす。
乾いたら端からクルクル丸めてラップで包む。
面倒でも1こずつ包んでおくと使うときに便利。
タッパーかジップロックに入れ冷凍保存する。
搾り粕も捨てないでは茶袋に詰め、お風呂に
入れて柚子風呂を楽しむ。
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