庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

「秋曇(あきぐもり)」と「すすき梅雨」

2015-09-06 15:23:05 | 日記・エッセイ・コラム

今日も、朝からどんよりとした曇空が続いている、「男(女)心と秋の空」と言うように、
秋の空模様は変わりやすいものだと言われていますが・・・ 

予報では、まだしばらくは曇りや雨の日が続いて、スッキリしない空模様が続きそうです。

秋の曇空は「秋曇(あきぐもり)」といい、今日のようにうっとうしい秋曇りの日のことを
秋陰(しゅういん)」と言うそうです。

秋雲の空がいっそう低く垂れ込めると、やがて雨が降り出して、秋の長雨となります。

しとしとといつまでも降り続く、秋の長雨のことを「秋霖(しゅうりん)」といいますが、
今朝のTVの天気予報では、ちょうど秋のすすきの穂が出る頃の長雨なので、
すすき梅雨」とも言うといっていました。。

すすき梅雨」という言葉は、今回初めて知りましたが、同じように、春の菜の花が咲く
頃の長雨を「菜種梅雨」と呼び、さざんかの咲く11月頃に降る長雨は、「さざんか梅雨
といいます。

それぞれの季節を感じさせる、風情があって味わい深い言葉だと思います。。。

秋風にゆれる、すすきの穂。
 

秋の野、すすきの他にセイタカアワダチソウの黄色い花も見える。。
 


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