平成24年1月31日、衆議院予算委員会、参議院予算委員会が行われました。
予算委員会では、TPPを含む外交等に関する集中審議が行われ、衆議院では「阿部知子」、参議院では「福島みずほ」が質疑しました。
集中審議でのやりとりは次のとうり。
【衆議院予算会】
社民党・阿部知子(衆議院・比例南関東)
「TPPで輸出や投資が伸びるから楽園であるのように言うが(近年の統計では)、
輸出が伸びても勤労者の所得は下がっている。
(TPPで)輸出や海外投資が増えることが(政策の)第一なのか。」
古川元久・経済財政担当相
「被災地の復旧復興を第一にやっていかないといけない。
決して輸出や海外投資だけで成長しようと考えているわけでない。」
【参議院】
社民党・福島みずほ(参議院・比例)
「TPPで日本の米が標的になるのは明らか。
米を守ると言って下さい。
言えないのに、美しい日本の農村を守るなんてできない。」
野田首相
「現段階で交渉品目がどうなるかは予断を許さない状況。
守らなければいけないものは必ず守っていく。」