福島原発事故 今、進行中
「IAEA閣僚会議に対する日本国政府の報告書」
大気中に放出したセシウム137の量〔ベクレル〕の比較
大気中だけで広島原爆の168発分
セシウム137汚染の世界への拡がり
福島県の東半分を中心にして、宮城県と茨城県の南部・北部、さらに栃木県、群馬県の北半分、千葉県の北部、岩手県、新潟県、埼玉県と東京都の一部地域が、放射線管理区域にしなければならない汚染を受けた。
「日本は法治国家か?」
国民が法律を破ると国家は処罰する。
それなら、法律を守るのは、国家の最低の義務であろう。
日本では、一般人は1年間に1ミリシーベルト以上の被爆をしてはいけないし、させてはいけないという法律がある。
放射線管理区域から、1㎡あたり4万ベクレルを超えて、放射能で汚れたものを管理区域外に持ち出してはならないという法律もあった。
福島原発事故を起こした最大の犯罪者は政府であり、その政府は事故が起きたら、それをすぐに反故にした。
変ってしまった世界の中で
広範な地域で、人々が普通に生活場所が、放射線管理区域以上に汚れてしまった。それらの場所では、土地も食べ物も、がれきも下水の汚泥も、多くの物質が放射性物質と呼ぶべきものになった。放射能で汚れた世界で生きるしかない。
この事態を許した大人として、私たちはどう生きるのか?