くまきち日記

名古屋に住んでいる、くまきちのたわごと。

ジュンギ君 時代劇スターの座に返り咲くか?

2016-01-17 01:42:39 | イ・ジュンギ














時代劇で笑って泣いて・・・『歩歩驚情:麗』で帰ってくるイ・ジュンギ、
‘時代劇スターの座’名声を取り戻すか



『アラン使道伝』(2012)、『朝鮮ガンマン』(2014)、『夜を歩く士』(2015)で苦さを見たイ・ジュンギが再び時代劇を選んだ。
今年下半期に放送予定の『歩歩驚情:麗』で帰ってくるイ・ジュンギは 今回の機会で再び‘時代劇スターの座’の名声を取り戻せるかどうか注目される。

『王の男』で時代劇の観客1000万時代を開いたイ・ジュンギは 以後8編のドラマと5編の映画を撮った。
その中で自身を起こさせた時代劇は毎回優先順位だった。なんと8作品中4編が時代劇なのだ。
最初の頃は上向きだった。『王の男』以後3年ぶりに選んだ『一枝梅』(2008)は平均視聴率21.4%(20回、ニールセンコリア・全国)を記録して
‘時代劇はイ・ジュンギ’という評価を受けた。

しかし除隊後 少しずつ彼の勢いがなくなっていった。復帰についてプレッシャーが大きかったのだろうか。彼は最も自信のある時代劇で帰ってきた。
イ・ジュンギは『アラン使道伝』を復帰作に選んだ理由について当時「時代劇は多様な試みができる。だから私が持っているすべてを注ぎ込むために選んだ」と語ったことがある。

だが『アラン使道伝』はKBS2TV『カクシタル』と『優しい男』に押されて同時間帯視聴率1位を維持できなかった。
『朝鮮ガンマン』もやはり同時間のドラマ MBC『運命のように君を愛してる』と薄氷の菖蒲を展開したが 視聴率は10%台に終わった。
直近の作品『夜を歩く士』は惨敗した。それでも‘時代劇スターの座’の名誉を取り戻すためなのか イ・ジュンギは未練を断ち切れずにいる。

イ・ジュンギが今年選んだ『歩歩驚情:麗』は中国の小説『歩歩驚情』を原作にしたドラマだ。現代女性が高麗時代にタイムスリップして起こる物語を入れる。

イ・ジュンギが劇中演じる役は太祖ワン・ゴンの4番目の息子であり 高麗の4代皇帝・光宗になるワン・ソだ。
ワン・ソは冷徹な人物だったが たった一人の女性ヘスだけは必ず守りたいという人物。イ・ジュンギは『歩歩驚情:麗』に出演する所感について
「台本の中で 皇子として感じるほかなかった苦悩と母性愛に対する渇望、友情とメローなど多彩な姿があるキャラクターの魅力が大きく届いた」と明かした。

彼が語ったように イ・ジュンギは今回のドラマでも多様な演技を見せると思われる。幸いイ・ジュンギの演技力はすでに定評がある。
演技の側面で大きな問題点はないと予想されるが どうすることもできない現在のテレビ業界の流れからすれば 今回の時代劇の選択は再び危機であるかもしれない。

憂慮される点はイ・ジュンギと共演する相手俳優だ。イ・ジュンギをはじめ 残りの皇子役にキャスティングされた俳優を見るとわかる。
カン・ハヌル、ホン・ジョンヒョン、EXOのベクヒョン、ナム・ジュヒョク、ジスまで 最近の‘流行’となった俳優たちが並んだ。
イ・ジュンギもやはり中国と韓国でトップスターだが 最近注目されているスターが大挙出演するため 注目度が分かれると予想される。
劇中 女心を揺さぶる皇子の間で イ・ジュンギが持ちこたえることができるかどうかに視線が集まる。

その上ヒロイン IUとの呼吸もイ・ジュンギが越えねばならない山だ。IUは今年23才でイ・ジュンギとなんと11才差だ。
時代劇が初めてのIUが上手に演技できるかどうかも疑問だ。さらにIUは制裁議論などで一度苦労したところだ。
変わりなかったり軽く叩くファンも多いが IUに背を向けたファンも少なくない。

それでも一つ期待される点は ドラマ『その冬、風が吹く』『大丈夫、愛だ』等を演出したキム・ギュソク監督との和だ。
絵のような風景と叙情的な感情ラインを上手にとらえる監督と これをディテールに表現するイ・ジュンギの力を『歩歩驚情:麗』で見せてくれる番だ。

‘時代劇スターの座’イ・ジュンギが時代劇でまた盛り上がることができるのかは今年下半期に決定される。『
歩歩驚情:麗』は20日にクランクインを迎え 100%事前制作されて下半期 電波に乗る予定だ。
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