ブルワリーから宿まで歩き、家族と合流した。まだチェックインの時間には早くて、かみさんらは地下の浴場前にあるスペースで待機していた。まだチェックイン出来てないとなると、まだ正式な宿泊者じゃないから、飲み放題の生ビールは飲めないってことか。グッと我慢。
チェックインが済んで、一度部屋に入ってから出直すことにした。生ビールサーバーは浴場前にしかない。ただ、客室のフロア、エレベーター横にはパントリーがあって、ボトルビールや缶の酒類、ジュース類があり、こちらも飲み放題。だが、ここは断然、生ビールでしょ。
部屋に入り、荷物を入れた。
部屋の様子は前回来た時と同じだが、窓からの眺めがよくない。前回は山側で、辺りは鬱蒼としていたが、今回木々は一切なく、宿泊者用駐車場の目の前。これはアンラッキーだった。
再び浴場前に戻り、待望の生ビールを飲む。
たまんねーよ。
ここにはおつまみのスナックも用意されていて、駄菓子っぽいものが豊富に揃う。さて、喉を潤したし、一風呂浴びるか。といっても、目の前の大浴場ではなく、部屋に設備された内風呂に。この宿は内風呂にこそ、真価がある。
木桶の湯船がお湯を更に柔らかくし、心身をリラックスさせてくれる。前回は森の中の部屋だちなたから、更に森林浴的な静けさと静謐な空気が心に沁み入った。
どれ、どんなあんばいか。
木桶の風呂に格子窓から光が射し込み、美しい。昼下がり、ビールを飲んだ後に入る温泉。他人が入ってくる訳ことはなく、誰に気兼ねすることなく湯に浸かる。
いい時間だ。
世間は今頃、あくせくしている頃だろう。
幸せ、ここにあり。
まさに疲れた心と体のオーバーホール。日常のリセットである。
目を閉じていると瞑想状態に陥るよう。けれど、これが自分を取り戻す、最良の方法だ。
この後、夕飯まで、大浴場にも行き、また生ビールを2,3杯飲んで入浴。ただ、大浴場はさして見どころがない。
夕飯後、夜10時に夜鳴きそばが振る舞われる。ここは「ドーミーイン」と同じ共立グループが経営しているのだ。そこで、また生ビールを一杯。
自分の場合、夜鳴きそばが〆の一杯ではなく、ビールこそが〆なのだ。
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