カープの現状に深い失望を禁じえない。
結論から申し上げれば、マーティ、あなたは即刻チームから離れて頂きたい。
確かに、あなたがこれまで行ってきた様々な改革については敬意を表する。特に投手陣の整備については見違えるほどの陣容になったのはまさしくマーティ、あなたの功績だ。
だが、今年こそは悲願のクライマックスシリーズ進出だ!と挑んだ今季、交流戦まではまずまずの成績だったにも関わらず、再開したリーグ戦から下降線を辿った。
熊猫が問題視している点はひとつ。
それは外国人助っ人フィリップス選手を獲得したことである。
慢性的な得点力不足に陥っていたとはいえ、何故フィリップス選手を獲得する必要があったのだろうか。
もっと、言えば何故シーズン途中でマクレーン選手を入団させる必要があっただろうか。
チームは今年、走る野球を掲げて出発したはずである。
事実、今季開幕カードとなる讀賣戦はその力を如何なく発揮し、前年の王者に対して2勝1分けと上々の滑り出しをみせていた。
新たなカープ野球に選手をはじめファンも高揚していた。
その象徴となっていたのがタイガースからFA制度の人的補償で獲得した赤松真人選手である。
足の早い選手が走者になって、相手チームにプレッシャーをかけ、その隙をついて様々な仕掛けを行い得点を奪う。今年のカープはそうして勝利をものにしてきた。
選手もファンもこれが広い新球場にアジャストするカープの新たな野球(元々走る野球を身上としていたが)と胸を躍らせた。
ペナントレースの序盤戦はベンチのムードもよく、チームは完全に生まれ変わったと多くのファンが思ったはずだ。
だが、マクレーン選手に続き、フィリップス選手の加入によってチームが目指す方向性は完全にわからなくなった。
共に細かい野球に対応できないのである。
天谷選手が故障離脱し、その補強として獲得したのがマクレーン選手というのはどうも合点がいかない。やはり、走れる選手でなければその代役は務まらないのではないか。
そして、マクレーン選手以上にフィリップス選手の獲得のほうが不可解だ。
どんな意図でチームはフィリップス選手を獲得したのだろうか。
3番フィリップス、4番栗原、5番マクレーンという布陣は、1発の怖さはあるが、実はそれほど相手チームに脅威を与えていない。むしろ、1発さえ気をつければ、それほど怖くないというのが本音ではないか。
相手チームが脅威に感じるのは1発よりも機動力ではないだろうか。
ちょっとしたミスや隙をつく野球のほうが脅威ではないだろうか。
シーズン中、カープの某コーチがこんなコメントを報道に対して行なった。
「ヤクルトもウチもタイプは同じ」。
どうして、それなのに順位がこうも違っているのだろうか。
それは、走る野球が徹底されていないからだ。
ともあれ、1発の破壊力に賭けたブラウン監督は、完全にシーズン当初に体現していたチームコンセプトを置き去りにした。走者がたまらず、足を使う攻撃の機会もなく、ただ漫然と打ち、そして得点できないという状況に陥った。
問題はこの先、どんな野球を目指すかだ。
ただ、漫然と打つ野球ならこの先、カープに明るい未来はない。
やはり、走る野球こそがカープの生きる道であるように思う。
ブラウンの変節にベンチのムードも停滞している。
シーズンの残りを沈滞ムードで戦うか、それとも再び走る野球を目指して戦うかである。
Good-Bye マーティ。
そして、ありがとう。
監督は小早川コーチが昇格し、後半戦を戦うべし。
※そういえば、過去にもこんなものを書きました。
◆広島カープ編
モザイクの一球 NO.0006 ~ボール犬、ミッキー君引退。でもホントに退団すべきはアンタですから~
◆FC東京編
モザイクの一球NO.0009 FC東京 原博実監督を解任せよ!~東京ダービー~
結論から申し上げれば、マーティ、あなたは即刻チームから離れて頂きたい。
確かに、あなたがこれまで行ってきた様々な改革については敬意を表する。特に投手陣の整備については見違えるほどの陣容になったのはまさしくマーティ、あなたの功績だ。
だが、今年こそは悲願のクライマックスシリーズ進出だ!と挑んだ今季、交流戦まではまずまずの成績だったにも関わらず、再開したリーグ戦から下降線を辿った。
熊猫が問題視している点はひとつ。
それは外国人助っ人フィリップス選手を獲得したことである。
慢性的な得点力不足に陥っていたとはいえ、何故フィリップス選手を獲得する必要があったのだろうか。
もっと、言えば何故シーズン途中でマクレーン選手を入団させる必要があっただろうか。
チームは今年、走る野球を掲げて出発したはずである。
事実、今季開幕カードとなる讀賣戦はその力を如何なく発揮し、前年の王者に対して2勝1分けと上々の滑り出しをみせていた。
新たなカープ野球に選手をはじめファンも高揚していた。
その象徴となっていたのがタイガースからFA制度の人的補償で獲得した赤松真人選手である。
足の早い選手が走者になって、相手チームにプレッシャーをかけ、その隙をついて様々な仕掛けを行い得点を奪う。今年のカープはそうして勝利をものにしてきた。
選手もファンもこれが広い新球場にアジャストするカープの新たな野球(元々走る野球を身上としていたが)と胸を躍らせた。
ペナントレースの序盤戦はベンチのムードもよく、チームは完全に生まれ変わったと多くのファンが思ったはずだ。
だが、マクレーン選手に続き、フィリップス選手の加入によってチームが目指す方向性は完全にわからなくなった。
共に細かい野球に対応できないのである。
天谷選手が故障離脱し、その補強として獲得したのがマクレーン選手というのはどうも合点がいかない。やはり、走れる選手でなければその代役は務まらないのではないか。
そして、マクレーン選手以上にフィリップス選手の獲得のほうが不可解だ。
どんな意図でチームはフィリップス選手を獲得したのだろうか。
3番フィリップス、4番栗原、5番マクレーンという布陣は、1発の怖さはあるが、実はそれほど相手チームに脅威を与えていない。むしろ、1発さえ気をつければ、それほど怖くないというのが本音ではないか。
相手チームが脅威に感じるのは1発よりも機動力ではないだろうか。
ちょっとしたミスや隙をつく野球のほうが脅威ではないだろうか。
シーズン中、カープの某コーチがこんなコメントを報道に対して行なった。
「ヤクルトもウチもタイプは同じ」。
どうして、それなのに順位がこうも違っているのだろうか。
それは、走る野球が徹底されていないからだ。
ともあれ、1発の破壊力に賭けたブラウン監督は、完全にシーズン当初に体現していたチームコンセプトを置き去りにした。走者がたまらず、足を使う攻撃の機会もなく、ただ漫然と打ち、そして得点できないという状況に陥った。
問題はこの先、どんな野球を目指すかだ。
ただ、漫然と打つ野球ならこの先、カープに明るい未来はない。
やはり、走る野球こそがカープの生きる道であるように思う。
ブラウンの変節にベンチのムードも停滞している。
シーズンの残りを沈滞ムードで戦うか、それとも再び走る野球を目指して戦うかである。
Good-Bye マーティ。
そして、ありがとう。
監督は小早川コーチが昇格し、後半戦を戦うべし。
※そういえば、過去にもこんなものを書きました。
◆広島カープ編
モザイクの一球 NO.0006 ~ボール犬、ミッキー君引退。でもホントに退団すべきはアンタですから~
◆FC東京編
モザイクの一球NO.0009 FC東京 原博実監督を解任せよ!~東京ダービー~
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