「BBB」

BASEBALL馬鹿 BLOG

居酒屋さすらい 0902 - ワインとジビエ - 「立飲スパークリング BISTRO SHIN2(ドゥ)」(目黒区目黒)

2015-08-21 17:09:51 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

立ち飲みビストロの代表ともいえる目黒の「BISTRO SHIN」。とにかくあらゆるものが衝撃だった。立ち飲みがこんなにもスマートになるなんて。野暮ったさのかけらもない。洗練された店と料理。「また行きたい」。そう思わせる数々の仕掛け。この店はまさに目から鱗だった。

「BISTRO SHIN」に2号店があるのは知っていた。1号店の隣の隣。隣同士でないというのも面白いが、とにかく別店舗になっている。コンプリート癖がある者にとっては、2号店も訪れなくては気が済まない。いやいや、それよりもあのうまい料理をもう一度味わいたい。そんな一心でボクは再び目黒に向かった。

 

立ち飲みの歴史を塗り替えたのは、新橋の「龍馬」であると思ってた。立ち飲みを洗練させた功績は大きい。だが、更に立ち飲みをもっと自由なものにさせたのが「BISTRO SHIN」だと思う。食べログの評価は絶対的ではないが、4.2という極めて高い評価は本物だ。だって、母数が多い中で、この評価がくだされるのは圧倒的である。このパイオニアがあって、後の「俺の」トレンドにつながっていくのだろう。それなのに、店はちっとも気取っていない。「俺の」シリーズはなんとなくお高くとまっているが、「BISTRO SHIN」は一見にも優しい。2013年の初訪問で、ボクはそれを痛切に感じた。

 

今回、「SHIN2」におじゃました。その完成度はやはり高い。1号店が立ち飲み「BISTRO」であるのに対し、2号店は「立ち飲み スパークリング」である。雰囲気もメニューにも、その違いが見いだせない。だが、食べログの評価は大きく違う。「2」の評価は3.6。この差はちょっと開き過ぎではないかと感じるのである。

ボクは店に入り、いきなりとばした。ここはやはり、スパークリングワインだろう。まずはロゼを頼み、酒肴には「レバッチョ」をオーダーした。鶏のレバーのカルパッチョ。これは「SHIN」の定番メニュー、外せないし、本当にうまい。「SHIN」のすごいところは、お料理が創作系なのである。素材も冒険、調理も冒険、そして値段もリーズナブル。食べ物屋とはそうありたいものである。そして飲み物の種類。世界各国のワインが並ぶ。ボクは試しに富良野のスパークリングを試してみた。銘柄はもう失念してしまったが、そうしう生産者がいることにまずは驚いた。味についてもボクはよく分からないが、苦心して作り上げたワインに思いを馳せる。

「レバッチョ」も素晴らしいが、「バーニャカウダ」もいい。アンチョビが加わったソースを野菜につけて食べる。これがスパークリングに断然合う。これも「SHIN」では外せない。

料理名は失念したが、クレソンがたっぷり入った野菜もおすすめ。ボクはスパークリングに飽きて、サングリアをいただきながら、クレソン入り野菜を食べた。

 

夜も更けると店は大変混雑するらしい。ボクはいつも18時前に店に行くのだが、この時間は空いている。ゆっくりするなら、早い時間が狙い目だ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Kuma-chang レシピ 「キーマ... | トップ | 【今朝の味噌汁】 20150817-2... »

コメントを投稿