「BBB」

BASEBALL馬鹿 BLOG

カレーさすらひ 125 - オーディオとカレーの店 - 「サウンドキッチン エイムス」(千代田区外神田)の「チキンカレー」

2021-02-27 20:42:20 | カレーさすらい

ポータルオーディオとカレーの店。

初めてこの店を目にした時、思わず天を仰ぎ、二度見した。それは西葛西に住んでいた時以来の衝撃だった。葛西橋通りで見た、「背広とプラモデルの店」、以来のインパクト。

そのポータルオーディオとカレーの店、「サウンドキッチン エイムス」を発見した日は既に食事を済ませた後だったので、この時はおとなしく帰り、翌日改めて行ってみることに。しかし、その後しばらくお店はオープンしなかった。何回か偵察するうち、水曜日以降営業していることが分かり、いよいよその水曜日に行ってみると、「カレーは金土だけやってるんです」という返事。そして過日、満を持して金曜日に出かけてみた。すると、今度はご飯が売り切れ。「今から炊くので30分待ってほしい」。

仕方ない。出直すかと、その30分後に出向き、ようやくありついた異色のカレーが、予想以上の旨さだった。

メニューはレギュラーの「チキンカレー」と週替わりのカレーの2種類。この日はヤングコーンのカレーだった。ともにスパイスカレーである。「あいがけにも出来ますよ」とのことだが、まずはお手並み拝見。「チキンカレー」(850円)をオーダーした。

オーバル型の皿に盛られたカレーはシンプルだった。トッピングはチップスとフライドポテト、そして焼いたいんげん。カレーソースはふんだんに炒めたたまねぎをベースにスパイスとターメリックで構築されている。

基本はインドカレーだが、それほどインディではない。また、トマトを多用していないので酸味はなく、メニューの説明には醤油を調味料に使っているとのこと。したがって辛さはあまりない。ただ、コクはかなりあって、味わいは豊かだ。コクの由来は何かと、あれこれ思案したが、バターでないことは確か。結局、コクの源泉は最後まで分からなかった。

食後、お店の人に尋ねるとコクの秘密はジャムとのこと。「アプリコットが最適」という。自分もいろいろと自作カレーにチャレンジしてきたが、ジャムを使うというのは初耳だった。久しぶりにカレーでも作ろうかという気持ちがひしひしと出てきたのである。

近年、アキバのカレーは末広町側が激戦区になりつつあった。アキバのカレーの老舗、「ベンガル」に町インドの「アイキッチン」、交差点の角にある「ジャンカレー」とその数軒隣の「カリガリ」、そして大人気店だが、臨時休業中の「ブラウニー」。今や都内でも、指折りのカレー激戦区だ。その末広町界隈の一角に出来た不思議系店舗。

気をてらうだけでなく、実力派のカレー屋さんがまさに彗星の如く現れた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中華さすらひ 061 ^-^ 『煮込... | トップ | 【今日のコーヒー&パン】 20... »

コメントを投稿