黄昏れたフクロウ

黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。

チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団

2011-10-22 | 映画、舞台
 横浜みなとみらいホールにチェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを聴きに出かけた。ドボルザークの謝肉祭、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番、交響曲第5番という演目だ。チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番なら眠たくならないだろうということででかけたわけだ。

 以前、読売日本交響楽団の方に、彼らは舞台に向かって左手の2階席で聴くことが多いと聞いていたし、別の音楽家の方も、舞台が見える位置を選ぶと聞いていたので、今回も2階席をとった。

 具体的には2階LEの1列5、6番。これがA席であるのも嬉しい。直ぐ隣のLDはS席で2000円も高いのである。

 手すりにカメラを置いて舞台を写すとこう見える。




 問題無い、、、、と言いたいところだが、問題はある。席にちゃんと座った場合、第一に舞台はほとんど見えない。第二に音が左耳にしか入ってこないという問題だ。

 幸いなことに、LEボックスにはほとんど人がいなかったので、他人に迷惑にならないよう勝手に席を移動し、姿勢を舞台方向に向け、手すりのほうに身を乗り出して聞くことにした。

 それでも第一バイオリンは半分くらいしか見えないが、これで十分快適で、演奏者の動きが手に取るように見える。交響曲5番の第4楽章にオーボエ奏者がリードを気にし始め、削ったり、紙を挟んでみたりと忙しいのが見えてくるのだ。

 席に問題があるのかもしれないが、fffでの音のわれ具合、楽器間のバランスが崩れるような感じ以外は、すばらしい演奏で、ひじょうに満足させてもらった。

 結論として、横浜みなとみらいホールの2階席はあまりお勧めではない。このホールの設計上、舞台があまり見えないのである。ただ、第一列の7、8番を取って、身を乗り出して見るのであれば問題なし、他人に迷惑をかけることも無い。それ以外ではお勧めできないことになる。



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