長野県菅平高原でのスキーの帰り道、ちょっとヒヤッとした。3月29日のことだから下界はもう春、少し油断したのかもしれない。太陽が落ちて、ぐんと気温が下がった5時半ごろ宿を出発した。淡い夕日に真っ暗な山のシルエットが美しい。
フロントガラスが少し汚れていたので、ウィンドウォッシャー液で洗い流そうとしたのだが、ひどい目にあった。ワイパーがウォッシャー液をフロントガラス全面に薄くのばした瞬間、そのウォッシャー液が凍りついた。一瞬で視界を奪われたのだが、これには驚いた。一般道を走っていたので、スピードを落とし、デフロスターの温度をいっぱいに上げたら、ウォッシャー液が溶け始め、30秒ほどで視界を取り戻し、一安心。
昔、スキーに出かけるときは必ずウォッシャー液を原液のまま入れていた。これだとマイナス40度まで凍らないといわれているので、安心なのだが、同乗者に「まるでどろどろ血みたい」と言われてから少し希釈していたのだ。
それでも注意して走りながらフロントガラスの温度を上げてやれば視界は回復するので、危険は大きくない。しかし世の中には回復できない危険な状況もあると言う。
最近また浅間山が噴火を始めた。一時横浜でも火山灰が降ってきたが、最近でも白い噴煙を上げて、意気盛んである。
完全に視界を遮られることがあるので、車で走行中に降灰に見舞われても、ウォッシャー液は使わない方がよいらしい。
で、オチはといわれるかもしれないが、残念ながらこの話に落ちは無い。というのも降灰のためギャグも滑りやすくなっているから自重したのである。
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フロントガラスが少し汚れていたので、ウィンドウォッシャー液で洗い流そうとしたのだが、ひどい目にあった。ワイパーがウォッシャー液をフロントガラス全面に薄くのばした瞬間、そのウォッシャー液が凍りついた。一瞬で視界を奪われたのだが、これには驚いた。一般道を走っていたので、スピードを落とし、デフロスターの温度をいっぱいに上げたら、ウォッシャー液が溶け始め、30秒ほどで視界を取り戻し、一安心。
昔、スキーに出かけるときは必ずウォッシャー液を原液のまま入れていた。これだとマイナス40度まで凍らないといわれているので、安心なのだが、同乗者に「まるでどろどろ血みたい」と言われてから少し希釈していたのだ。
それでも注意して走りながらフロントガラスの温度を上げてやれば視界は回復するので、危険は大きくない。しかし世の中には回復できない危険な状況もあると言う。
最近また浅間山が噴火を始めた。一時横浜でも火山灰が降ってきたが、最近でも白い噴煙を上げて、意気盛んである。
完全に視界を遮られることがあるので、車で走行中に降灰に見舞われても、ウォッシャー液は使わない方がよいらしい。
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