雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

8月はキライです。

2015年08月09日 | 天体写真(星雲・星団)
8月はキライです。
雪国につき 冬期間の4か月ほど まともに星が見えないのはあきらめていますが、
それでもたまに冬空の雲が切れ、まばゆい星の輝きを見る事もあります。
それに比べて8月は、昼間は猛暑でも 夜になると必ずうす雲やモヤに覆われてしまいます。
有名なペルセウス座流星群も毎年撮影に挑んでいるのですが、ずっと雲に邪魔されています。

そんな訳で、4日夜の球状星団マラソン撮影もひどい空だったのですが 承知の上で撮影したものです。
どのくらいひどい空だったかというと・・
2015/08/05am R200SS+コレクターPH 5分×2枚モザイク ISO800 Cooled60D
これは撮影対象の球状星団の南中待ちの時間で撮った 5分露光を2枚モザイク結合したものです。
球状星団しか撮れないような薄雲の空に加えて、灯火対策も省略でひどいカブリ画像です。

その二日後の7日 月も下弦となってきたことから、GPVの雲予報では一晩中40%前後というのに設営。
結局、予報が当たってTST撮影ができただけで撤収。

やはり予報は無視しちゃいかん、という教訓を得て迎えた昨夜のGPV予報は。
なんと21時以降、翌朝まで雲量は0%になっていました。

当然 前日のリベンジ計画も綿密に立てて、明るい内から設営しました。
ところが・・
撮影を始めると どんどん薄雲が広がっていって、やがて星が全く見えなくなってしまいました。
21時過ぎから撮影開始して、わずか20分程度で中止。
予報を信じてそのまま待ったのですが、結局星は見えないまま日が替わる頃に撤収。
またもや ひどい画像しか撮れませんでした。
( 上が北の方向 )
撮影DATA: 2015/ 8/ 8 21:22’~ Vixen R200SS+コマコレクタPH(合成f=760mm F3.8) 露出6分×3枚 ISO 800
Cooled 60D (気温26℃ 冷却 +4℃)  ガイド鏡GS-60S タカハシ EM-200 Temma2M PHD2 ステライメージ7
三裂星雲M20が画像のギリギリですが、導入ミスではありません。

7/21に撮った干潟星雲M8の北方に、もう2カットのモザイク結合の予定だったのです。
あまりに違い過ぎる画像で、マイクロソフトのI.C.Eではつないでくれませんでした。

今月下旬にならないと、まともな画像は無理かもしれません。

================================================
もう星空を確認してから設営しよう、
と思う雲上(くもがみ)なのでした。
そんな8月の夜空なのですが、朝になると・・
今朝の散歩道で
今日も猛暑日になりそうです。

雲上くもがみ
ブログランキング参加しています。
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ ←いつもポチッとありがとうございます。
にほんブログ村

==========================================
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング参加してます

にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村

応援(クリック)してね


天体写真 ブログランキングへ