Ｒ２００ＳＳをエクステンダーする。

「今年のものは今年の内に」　ということで、・・・・今年撮った自己満足できる作品の中で、・・・・・・・・・・・・８月以降に撮ったものをお見せしてきました。『天体アルバム２０１２』　掲載の主な記事・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年もあとわずか、７月以前に撮ったものも
”在庫一掃セール”が必要なのですが、ただ作品を羅列するだけというのもどうかと思い、以前に撮ったものも組み合わせて、ブログを作成してみました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
題して　Ｒ２００ＳＳをエクステンダーする。
わたしの現在の主力鏡筒は VixenのＲ２００ＳＳ反射鏡筒です。
今では数少ない国産もので、価格も１０万円を少し超える程度、最大の魅力は軽量（本体5.6kg）である事。わたしは天体写真を再開して２年後には購入し、当時のタカハシ90S赤道儀に搭載して星雲・銀河の撮影を行いました。見た目は９０Sがかわいそうになるほどアンバランスでしたが、軽量のため、２分間のノータッチガイドが可能でした。
Ｍ１３球状星団(ヘルクレス座) CanonNFD400mmF2.8(手製絞りF4相当)（他の撮影データは、写真下部の記載を参照願います。）

Ｍ１３球状星団(ヘルクレス座) Vixen R200SS f=800mmF4.0 コマコレクタ32009/05/30 EOS kissDX(FIL改造) 2分×8＋30秒×8 タカハシ90S赤道儀 ノータッチガイド　
所持している交換レンズの中で最大口径のNFD400mmF2.8（中古購入）と比較しても、口径２０センチＦ４．０の優位性はあきらかです。しかしながら、小さな星雲や銀河の撮影には、ｆ＝８００ｍｍでも・・・・・・・・・・・・・・・拡大不足を感じるようになりました。そこで、月面撮影用に購入していたCanonのエクステンダーや、・・・・・・・・Vixen純正のエクステンダーを活用する事にしました。・・・・・・　いずれも中古品購入
Ｍ１３球状星団(ヘルクレス座) Vixen R200SS+Canon EF1.4x f=1120mmF5.6 コマコレクタ3（他の撮影データは、写真下部の記載を参照願います。）■　ＥＦ1.4Ｘ　■・・・・対象天体は面積比で２倍に拡大されていますので、より多くの画素(pixel)で描かれているのですが、レンズ構成が増えた事による像の劣化もあるようです。また露光時間も倍必要になります。
更に拡大してみました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Ｍ１３球状星団(ヘルクレス座) Vixen R200SS f=1500mmF7.5 Vixen 純正エクステンダー（他の撮影データは、写真下部の記載を参照願います。）■　純正エクステンダー　■・・・・コマコレクタとの併用ができないため、・・・・・・・・周辺部の像は流れていますが、中心部は予想以上にするどい像をむすんでいます。撮影対象を選ぶ事により、この選択もありかも？ただし、露光時間も４倍ちかく必要になります。それと、導入がすごくむずかしくなります。
限界に挑戦してみました！
Ｒ２００ＳＳ＋純正エクステンダ＋ＥＦ２Ｘ　合成焦点距離＝３０００ｍｍＭ５７リング星雲(こと座) Vixen R200SS+純正エクステンダー+Canon EF2x f=3000mmF15 2012/06/29 EOS kissDX(FIL改造) 5分×6＋2分×6 タカハシEM-200USD赤道儀 PHD Guiding　■　純正エクステンダー＋ＥＦ２Ｘ　■・・・・もはや導入は、「ガイド星図２２時」を使っても半分は運まかせ。R200SS単体の１４倍もの露光時間が必要なため、小さくても、明るい対象でないと絵になりません！＊暗い対象だと、導入確認のためのＴＳＴ撮影の・・・・・・・・・・・・露光時間も長くなり、多大な時間を消費する事になります。

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