雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

この下にふきのとうが・・

2015年03月11日 | 我が家の四季
昨日から爆弾低気圧のせいでまた冬に逆戻り。
積雪は少なかったのですが強風が続いて県内で電車が止まっています。

・・
風が強かったため積雪は5cmといったところですが、冬囲いの中まで雪が入り込みました。

そういえば家の裏庭(というより空地?)に顔を出していたふきのとう はどうなったのでしょう?
風が強く、ちょうど雲がちぎれて日が射しました。
当然雪に覆われていましたが、記憶をたよりに掘ってみると・・
家内の「もう食べころでは?」という中、必死で守ってきたふきのとう はこんなに大きくなっていました。
ほんとはもうしばらくすれば、こんな光景が見れるはずだったのですが・・
2年前の3月、同じ場所で。

期待を込めて再び雪で覆ってやりました。(おいおい!)

まちがいなく、春はそこまで来ているのですが・・
我が家の白梅も開き始めていました。
隣家の紅梅。毎年コラボレーションしています。

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まだしばらくは冬ごもりが続きそうです。
こたつでできそうなことなにかないかな。

今日で震災から4年が経ちました。
あの時はまだ現役で、新潟市のビル4階で不気味な揺れに遭遇していました。

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ひどい空の木星と月

2015年03月09日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
昨夜は夕方から雲の無い空になったのですが、あいにく満月過ぎの月がじきに昇ってくるため、
20時頃大赤斑がちょうど正面に廻ってくる木星を撮る事にしました。
2日の夜にも木星を撮っているのですが、今回はより拡大できるよう接眼鏡とビデオカメラを使用。
今回は東の空に昇ってくるものを撮るため、玄関前に設営しました。

ビデオモニターで木星の横縞も見えていたし、大赤斑もなんとかわかったので
そんなにひどい空だとは思わなかったのですが・・
処理前のビデオ画像の画面コピー
この2分前後のビデオ動画をRegiStack6で処理してみました。
DATA : 2015/03/08 18h53m~ VC200L+NLV20mm SONY HDR-CX170 約3000フレームの画像をRegiStack6で処理
惑星の撮影は経験・技術とも不足ですが、それにしてもがっかりな画像です。
他にもピントを合わせ直しながら何回かに分けてビデオ撮影を行いましたが
似たようなものしか得られませんでした。
(左)19h04m~ 2636/5757フレーム  (右)19h12m~ 5443/6987フレーム
(左)20h08m~ 3913/4737フレーム  (右)20h26m~ 3537/3777フレーム
それでも木星の早い自転で大赤斑の位置が変わってゆくのがわかります。

この夜の空のシーイングがひどかった事がわかったのは、このあと撮った月の画像処理でした。
撮影DATA: 2015/ 3/ 8  22:47’頃~ Vixen VC200L(f=1,800mm F
露出1/125秒 ×24 枚(北部)×27 枚(南部) AviStackでコンポジット 
北部・南部を I.C.E (マイクロソフト)でモザイク結合 ISO 400 kiss X2 EM-200USD赤道儀 
いつもなら寝ぼけたような画像でもAviStackで見違えるのですが、今回は全く効果なし。
画像全体が大きく揺らいでいるため、本来の位置が検出できずAviStackでもお手上げでした。

こんなにひどい空とは知らず、エクステンダーでの撮影も行っていました。
VC200L+2.0X(合成f=3600mm) 露出1/40秒 25枚コンポジット
これでも時間をかけてAviStackで処理済みの画像です。
これなら先日2日に薄雲の中で撮った画像の方が明らかにましです。

星雲・銀河の撮影で無かったため、設営撤収が簡単で比較的短時間の撮影だった事が
不幸中の幸いでした。
もしこんな空で徹夜で銀河の撮影を行っていたとしたら、ピンボケのような画像になったのでは。


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今年に入ってまともな空はまだ3夜くらい。
そんな訳で星が見えれば撮るしかないのですが、
今回の木星の画像処理は半日以上かけてこのありさま。
昨夜は腰の痛みもまだ残っていた中での撮影だっただけにがっくりです。

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春の系外銀河導入Map(その2)

2015年03月06日 | ガイド星図22時
雪国に春が訪れ、星が見えるようになったら昨年購入したVC200Lで春の系外銀河を。

より長焦点になった鏡筒でも、はるか彼方の暗く小さい銀河が導入できるよう、
ガイド星図22時』 の導入Mapをつくり直しました。
前回掲載分 ⇒
ガイド星図22時

今回は『ガイド星図22時(春季分)』の系外銀河で未作成だったものを掲載します。
* 以前掲載分も含め DSS画像とステラナビ星像の重複ズレを改善してあります。

使用される方は 右クリックで 「名前を付けて画像を保存」 で
左から M97 & M108(おおぐま座)M99周辺(かみのけ座)

左から M100周辺(かみのけ座)M85周辺(かみのけ座)

左から M87周辺(おとめ座)M101回転花火銀河(おおぐま座)

星図をプリントして使う人用に周辺図をネガ反転したもの (黒インク節約のため)
 
左から M97 & M108(おおぐま座)M99周辺(かみのけ座)M100周辺(かみのけ座)M85周辺(かみのけ座)

左から M87周辺(おとめ座)M101回転花火銀河(おおぐま座)

今年の春もこれらメジャーな対象の撮影だけで終わりそうな気がしますが、
これ以外の明るめ(10等級以上)の系外銀河の導入Mapの作成も始めています。
数がまとまりましたら、また掲載しようと思います。


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今日は昼間から天気が良くて、このままゆくと
また満月の夜だけ晴れるのかよ!
と思ったのですが、夕方から曇りました。
朝方 腰を痛めてつらかったので内心ほっとしています。

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設営 ・撤収・また設営で 撮った 月と・・

2015年03月03日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
昨夜はテレビの天気予報が晴れというものだから、月も見えない中で機材を設営。
もし晴れたら月と木星でもと思っていたのですが・・
途中 空のチェックに出たところ、月どころか小雨が降ってきてあわてて撤収。

寝る前に見なきゃいいのに、雲の切れ間から月が。
迷った末にパジャマの上から防寒具をはおり、再度設営しました。

なんとか雲が薄くなるのを待って撮った月です。
画像クリックで元画像の40%まで拡大
月齢 11.6
撮影DATA: 2015/ 3/ 3 am 01:10’頃~ Vixen VC200L+エクステンダー1.4x(合成f=2,520mm F12.6
露出1/125秒 ×24 枚(北部)×29 枚(南部) AviStackでコンポジット 
北部・南部を I.C.E (マイクロソフト)でモザイク結合 ISO 400 kiss X2 EM-200USD赤道儀 
今回は描画画素数を増やすため、北部・南部に分割してエクステンダーで拡大撮影

この後、月の近くにいる木星をEOS amera.ovie.ecodeで動画撮影
しようとしたのですが、再び雲に覆われて一時間以上待たされました。

EOS Camera.Movie.Recode で撮った木星(RegiStack6で画像処理)
02;21’頃~ 動画1分47秒

02;23’頃~ 動画2分23秒
共通DATA: VixenVC200L+エクステンダー2.0x x5クロップ(合成f=18,000mm F90 相当)
事前にステラナビで木星の大赤斑が0時40分頃に正面に来る事を知っていたのですが、
撮影できた頃にはもう早い自転で裏側に隠れるところでした。
3月3日2時20分の木星(ステラナビより)

EOS C.M.Rで木星を撮ったのはほぼ一年ぶり、VC200Lでの木星は今回が初めて。
x5クロップでカメラ本体の1/25の画素数しか使ってないのですが、
まだ木星本体が小さく画素数が無駄になっています。
これ以上の拡大はやはり接眼鏡+ビデオカメラになるのでしょうか?

久しぶりのRegiStackでしたが、すっかり使い方を忘れてしまいました。
下の画像はお遊びで最初の月面画像の左側やや上にあるアリスタルコスクレーターを
EOS C.M.Rのx5クロップで約1分の動画記録したものをRegiStackで画像処理したものです。

静止画をAviStackでコンポジットした画像(等倍トリミング)と比較すると

モザイクという手間のかかる方法を使えば、シーイングの良い夜に
月面の細部を描写するのにはEOS C.M.Rは有効かも知れません。

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撮れるだけでももうけもの。という雪国のこの季節は
モチベーションを維持するのもむづかしいです。

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つかの間の月 と 暈(かさ)

2015年03月01日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
昨日は移動性高気圧が通過したにもかかわらず、パッとしない天気でした。
GPVの雲予報では夕方から雲に覆われるということで期待はしていなかったのですが、
夕方になっても上弦過ぎの月がまだ見えていたので、月だけでもと思い設営しました。
月の撮影はオートガイドが不要なため、設営は楽です。
月が無くても、全天うす雲で星の撮影ができるような空ではありませんでした。

月の全景写真なら薄雲があってもなんとかなります。
上弦過ぎの月
撮影DATA: 2015/ 2/ 28 19:50’頃~ VixenVC200L(f=1,800mm F
露出1/80秒×24 枚 AviStackでコンポジット  ISO 400 kissX2 EM-200USD赤道儀 
薄雲で月の明るい面がにじんでいます。

上の画像では拡大しても30%までですので、等倍のトリミング画像も。
月面北部

コペルニクス付近

月面南部

こんなひどい空でも24枚の撮影枚数とAviStackのおかげで、それなりに細部が。

短時間で撮影を終えて10分後くらいにはもう月はおぼろに。

いずれも、TAMRON Zoom(f=17mm F2.8)kissDXで撮影
これまでにも見た事はあるのですが、写真でとるのは初めての「月の暈(かさ)

理屈はわからないのですが、この暈(かさ)の大きさは約22度(半径)と決まっているそうです。

この夜は設営から撤収まで2時間足らずでした。


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移動性高気圧の通過でも晴れないとなると・・
3月も例年通りだとあまり期待できません。

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