日本聴導犬・介助犬訓練士学院の学生ノート

(福)日本聴導犬協会付属・訓練士学校の学生によるブログです。

24時間共に過ごす日々

2014-05-05 01:21:18 | 補助犬訓練

 みなさま、初めまして。

日本聴導犬・介助 犬訓練士学院 第6期生の大久保と申します。

入学式は2月に行 われましたが、職場の都合により、4月から日本聴導犬・介助犬訓練士学院で学ばせていただくことになりました。始まって1カ月が経ちました。寮の自室も片付き、協会犬たちの名前を覚え始め、ようやく「学院生活のスタートを切れた」といった感じです。

 

5期生を卒業され、現在スタッフの前田さんと同じく、私も訓練士にあこがれながらも別の仕事に就いていました。先日母親と話をしていましたところ、私自身覚えていませんでしたが、どうやら20年も前から「犬の訓練士になりたい」と言っていたようです。初めは盲導犬の訓練士を考えていましたが、以前勤めていた施設での聴覚や身体に障がいをお持ちの方との出会いから、聴導犬や介助犬に興味を持つようになりまし た。また、学生時代に捨て犬が年間何十万頭も殺処分されていると言う悲しい事実を知り、自分にも何かできれば…と考えていました。日 本聴導犬協会では、“聴覚や身体に障がいのある人への支援”と“捨て犬救済の動物福祉”の二つの福祉を使命としているとのことをホー ムページで知りました。また、有馬もと副学院長の座右の銘である「チャ レンジして失敗することを恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」(本田総一郎)の言葉に背中を押され、この学院で学ばせていただく 決意をしました。

 

1年間という短い学院生活の中で、少しでも犬の行動や気持ちを理解していけるようにと、寮にも数頭の犬たちと一緒に帰らせていただいています。夜も含め、協会犬と共に過ごすことになり、昼間とはまた違った犬たちの姿を観察できます。寮から学院までの道のりだけでも、慣れていない私にとっては、ひと苦労ですが、毎日犬たちと行動を共にし、24時間共に過ごす中での日々の関わりが訓練には効果的となります。

    学院に仲良く出発する朝

  『えじこ』と『すず』

          

     『りん』          『のぶ』

 ☆朝のドッグランでリフレッシュしてます☆

    ごほうび期待してます

 

一日一日を大切にたくさんのことを学んでいきたいと思っています。

みなさま、どうぞ よろしくお願い致します。

 

日本聴導犬・介助 犬訓練士学院 第6期生 大久保幸子


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