山梨県天然記念物指定の小原島貝化石です。県道に面していて看板も設置されているため大変わかりやすい露頭です。(採取禁止の場所ですので観察のみです。)礫質砂岩とでもいうのでしょうか、砂と呼ぶには少し粗めに感じる岩の中に様々な貝化石がこれでもか!という感じで入っています。
ズームアウトするとこんな感じです。岩肌から水は染み出ているし、脇には大きな落石があるし、もろそうな岩質だし。。。ということで子どもたちが露頭観察している間、(落ちては来ないと思うけど落ちてきたらどうしよう(><;)と、)くらげびとはそわそわして落ち着かなかったです。
また河原でも化石が見られるとの事前情報だったのですが、どうやら砂利採取場として操業されている区域内のようで、厳重に囲われており立ち入りできませんでした。ものの本によると、この河床部の化石を含む地層は600万年前から現在までに大きな力が働いたことによる褶曲が観察できる場所でもあり、その角度は70ー80°と、急傾斜なのだそうです。
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