アカデミー1/48 F-86Fセイバーの製作の続きです。
前回までで、胴体と主翼の組み立て、隙間などの修正、筋彫りの彫り直しや表面仕上げまで終わりました。
今回はキャノピーのマスキングからです ・・・ と言ってもご覧の通りのシンプルなキャノピーなので、マスキングも簡単で、あっという間に終わりました。
マスキングの終わったキャノピーを取り付けて、全体にサフを吹きます。
特に大きな傷もありませんので、基本塗装に取かかります。
今回の「ハフ・ザ・ドラゴン」のマーキングの特徴である、主翼と胴体の「黄色の帯」と、垂直尾翼のチェッカー模様はデカールは使わずに、塗装にします。
こういうところは絶対に塗装の方が仕上がりが良いです。
まずは黄色い部分を塗装します。 マスキングは塗装図を参考に目分量です。
色はクレオスのキアライエローにほんの少し赤を混ぜたものです。
次に黒い縁取りの部分を残して黄色い部分をマスキングし、黒を吹きます。
垂直尾翼のチェッカー模様の部分も、後で塗装するシルバーの下地も兼ねて、黒をベタ吹きします。
黄色と黒を吹き終って乾燥させたら、黄色・黒の部分を全部マスキングして、いよいよ機体色を吹きます。
今回は塗膜が強く、クリアのトップコートにも耐えられるアルクラッドの101番のアルミを使用しました。
もう少し輝度の高いシルバーを使いたかったのですが、無難な線を選びました。
下地に黒を吹いておくかどうかで色調のメリハリを付けました。
こうすれば全体の塗装は1色で済みますからね。
少し黒っぽく見える部分が下地にグロスブラックを吹いた部分です。
で、マスキングを剥がすと、こんな感じです。
まぁ、上手くいました。
次はデカール貼りです。