ニチモとハセガワの1/48隼Ⅰ型製作の続きです。
前回までで機体全体のサフ吹きと下地のシャドウ吹きまで終わりましたから、いよいよ塗装に掛かります。
まず、どのマーキングにするかを決めます。
ハセガワとニチモではキャノピーの枠が違っていますから、これに合わせて塗装を選びます。
ハセガワは、かの有名な昭和17年ビルマの第64戦隊長 加藤建夫少佐搭乗機にします。
ニチモは同じく昭和17年ビルマの第50戦隊第一中隊 佐々木勇軍曹搭乗機にします。
今回も日の丸、部隊マークなどのマーキングはデカールは使用せず、全部塗装にします。
特にニチモは佐々木軍曹機のデカールが付いていないことと、機体全面に打たれた凹リベットを活かすためにも、塗装するしかありません。
まずは日の丸やストライプなどの主だったマーキングのマスキングを行います。
まずは日の丸を吹きます。
次にストライプを吹きます。
白→赤(ニチモ)、青(ハセガワ)の順に吹いていきます。
ニチモの胴体側面の稲妻マークや、加藤隊長機の垂直尾翼の矢印マークは、日の丸とは逆に少し広い範囲を塗装してからマスキングテープで塞ぐ方法を採用します。
両機共に比較的単純なマーキングなので、順調に進みます。
塗装が終わったマーキング部分を全てマスキングで塞いでから、機体下面色の灰緑色(クレオス128番)→上面色の中島系濃緑色(クレオス129番)の順に吹いていきます。
若干シャドウが透ける程度に吹きます。
マスキングを全部剥がした状態です。
ニチモの佐々木軍曹機の垂直尾翼の「鳶(トンビ)」の文字はデカールがないので、一発勝負で筆で書きました。
何とかなりました。
これで、いわゆる「基本塗装」が全部終わりです。
この後、「フムナ」などの細かいデカール貼り→墨入れ→ウェザリング→つや消しトップコート→主脚などの小物パ-ツ取り付けと進めていきます。
まだまだ先は永いです。