波佐見の狆

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手術できませんでした・・・(さらなる疾患の可能性あり)

2024-06-24 21:16:48 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

みなさん、引き続き兄ちゃんのことお気遣いありがとうございます!

     

今日さぁ、にーちゃんはお泊りだって言ってたはずなんだけどぉ・・・5時前には帰ってきてね、ぼくにち〇ち〇アタックしちゃったりして・・・あれ?ぽんぽんの下の方を手術したんじゃないの??なんでそんなに元気なの?なんなのさーーー!!まま、早く説明してよーーー

                          

はい・・・実は、先生から「手術はできません。」と言われて迎えに行って戻ってきたのです。

ほとほと疲れました。ぱぱも私も鬱になりそうなのを、なんとか抑えて平常心を保つようにしているところです。

今朝は9時ころ病院に到着。先生からの説明と術前検査がありました。

まずは、診察(聴診器)と血液検査。

血液検査では、なんの問題もなく(アルブミン値も、2.4と、まったく正常値!)、結石のことを除けば、まるで健康狆です。ぱぱが、「手術しなくてはいけないようには見えんですよね~」とか言うと、先生も、笑っていて、皆和やかで余裕ある雰囲気です。わたしも「おかげさまでこうして落ち着いているからこそ、今やらねばと思いました。どんどん年を取っていくばかりだし・・・」と言ったりして。

「手術は2時からで1時間くらいかかります。心臓の動きを支える薬を導入しながら、麻酔をコントロールしますが、それでもし何かあればそのときはちゃんと対処しますから。終わったらお電話します。」とのことで、安心して家に帰りました。無事終わりましたよ!という先生からのお電話が3時ころ来るんだなと、楽しみに待っていました・・・

2時ころ、ぱぱのスマホに先生から連絡があり、「今日手術できんって・・・!」

上に書いた血液検査とはまた別に「血液凝固系検査」というのをやった結果が悪かったのです。

この検査について詳しくはこちらなど。つまり、手術による出血の際、血液を止めることができるか(凝固能があるか)を事前に調べるわけですが、光くんは、この凝固能が低く、「血友病」あるいは「フォンヴィレブランド病」など、血液を固めるたんぱく質の一部が先天的に欠損しているために、血が止まりにくくなる遺伝性の疾患を持つ可能性があると。2回検査をやり直したそうですが、二回とも、結果は変わらなかったそうです。一万匹に一匹というくらい稀な難病だそうです。

ただ、クリニックにある検査装置では正確でない可能性があるので、専門機関に血液を送って調べなおす必要がある。いずれにせよ、このような疾患がある可能性が出てきている(高い?)以上、手術はできないと。

先生も、驚いておられました。

それと、直前になって、また石が一個膀胱から尿道に入ってしまったそうで、慌ててすぐカテーテルをしたところ、その石がこんどはなかなか膀胱に戻らず、レントゲンでも見えにくい部分(前立腺付近)に入ってしまって、大変だったそうです。その処置の過程で、尿道に傷がついてしまって、出血していると。さすがの先生の腕でも、今回は上手くいかなかったということです。そのこともあって、いったん家に戻り、また数日してから再度血液を調べる、ということになりました。(いったん日数をおいて、もう一度だけクリニックの装置で検査してみてから、専門機関に送ると・・・)

午前中の、和やかで安心な雰囲気から、一挙に暗転...また闇の中に突き落とされたようになりました・・・

ただ、光くん自身は、全然大丈夫です。確かに、血尿になっていますが、元気だし、うんちも快調。食欲ばんばん。「あーなんだか今日は疲れちゃったよ」くらいの感じで、今もぐっすり寝ています。

尿道に傷がついたというので、この間睾丸が酷くなったときみたいに、熱が出てぐったりするのではと怖かったのですが、今のところは普通に元気なんです。それだけが救いかな。

低アルブミン症だけは治りましたが、膀胱結石、心臓疾患のうえに、こんどは、血液が止まりにくい難病でしょうか・・・・

ともかく、手術は、しばらく延期?それならまだいいけど、、、専門機関での検査結果次第では、一生手術すらやってあげられず、結石を抱えたまま綱渡り狆生を続けるしかないということになります。

(ちなみに、上記で「直前になってまた石が尿道に入り」と書きましたが、それはどういう状況だったか、先生が話してくれました・・・

レントゲンを撮ろうと、光くんをうんしょ!と仰向けにしたとき、勢いよくオシッコが出たので、おお、もしかして石がオシッコと一緒に膀胱から一気に外に出てくれたかも!と思ったら、なんと、尿道の出口あたりに、引っかかっていたそうです。それを、膀胱に戻そうとカテーテルを必死でやったが上手くいかず、前立腺付近にまで行ってしまったと。つまり、光くんが体位を変えるくらいでも、石が膀胱から出てしまい動き回る・・石がある程度の大きさがあれば、尿道には入らないわけですが、小さいので、尿道に入りやすいのですね・・・本当に厄介です。)

 

せっかく決心し、皆さんにも応援していただいたのに、やりきれない気持ちでいっぱいですが、現実を受け入れなければなりませんね。

もう少し整理して書きたかったのですが、今日のところはこれで。分かりにくかったと思いますが、読んでくださりありがとうございました。