開き始めたエンレイソウ
花の色が薄く、またかわいらしい花がうつむき加減に咲いてる
花にスケールを当てて撮ってみた、成長するともっと大きくなる
ユリ科エンレイソウ属、延齢草(エンレイソウ)
高さ30~40センチになる多年草、茎の先に広卵形の葉を3枚輪生する(無柄)
花は花弁(内花被片)は無く、外花被片と呼ばれる萼片が3個あり、主に日本海側では
紫褐色、太平洋側では緑色から暗紫色までの変化が多いと言われている。
(故)鈴木昌友先生の書かれた本によれば、この花は2回の低温を経なければ発芽せず
最初の冬では5ミリぐらいの根だけを出すが芽は出さない、2回目の冬が過ぎて
やっと地上に芽が出てくる。ところが発芽して2~3年経っても小さな細い一枚の葉
が有るだけで、7年目ぐらいでどうやらエンレイソウらしい三枚の葉をつけるようになる
その後、花をつけるまでの準備期間として、約3年もかかっている(東日本の高山植物と山草)
と書かれているので、花が咲くまで10年以上もかかる草である。
なので上の写真の花も10年以上の歳月を経ている事になる。
筑波山では、珍しい花でも無いので、普段は何気なく見ているが、咲き始めは毎年
撮影している。
エンレンソウも早いですね
これを見るとカラスかなんかの黒い顔をイメージしちゃいますよ(笑)
八溝山にはシロバナも咲きますけど
鍋足山のスハマソウが咲き出しました
今年は早いので月末まで持つかどうか?
筑波山のエンレイソウの群生地は、いま立ち入り禁止なので
そこの様子は分かりませんが、渓流沿いの登山道で少し咲き始めてました。
yugoroさんと初めてお会いしたあの山で、もうスハマソウが
咲いているのですね。
体調がいまいちで、車も歩くのも自信が無いのですが
あの分岐の所までは、なんとか行けるかな。
天気の良い日を選んで、行けそうな行きますね
花情報をありがとうございました。
ハナネコノメはまだ咲いてませんでした