花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

ふる里の山に向かいて(その2)

2012年04月11日 | 写真

水芭蕉の群生地が有るという北上市和賀町岩沢地区に向かう
途中は、残雪がたっぷり残っている冬景色だった。


田も畑も山も一面の雪景色だった。
桜満開の関東から、一気に冬の景色に入り込んだ不思議さ


岩沢の水芭蕉群生地は、まだ残雪の中だった。


看板には水芭蕉とニリンソウの案内が書かれているようだ
一部、溶けた場所には、なにやら芽だしの様なものが出ているが
長靴を忘れて近寄れなかった。(自分の車の中に置いて来てしまった。)

この岩沢地区に行く途中で目にした驚くべき光景とは


それは、雪解けの田んぼに群がる無数の白鳥の群れだった。
(以下の写真は、車の中から撮影したスナップです。)


これほどの豪雪地で越冬したとは思えないので
たぶんシベリアに帰る途中で立ち寄ったものだろう。


夢中で稲株の根元に口を入れて食べる白鳥たち


畦で休むもの、夢中で食べるもの、遠いシベリアに
たどり着くように祈りたい。


別な田んぼでは、白鳥に混じって水鳥もいた。


首の回りが灰色なのはおそらく若鳥だろう
シベリアまでがんばれよ!!

無料措置が終わったせいか、東北道の上りは空いていた。
ただ、至る所で復旧工事が行われているので、車線規制が
多いので注意が必要です。


ザゼンソウの発熱については、次の文献をご覧ください

岩手大学の2009年9月のニュースから

植物による熱産生メカニズムの一端を稲葉靖子研究員らが解明
の添付ファイル「研究成果内容」のPDFをご覧ください。

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